宮城県

三陸の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

三陸地方のオススメ観光ポイントは龍泉洞や北山崎展望台、浄土ヶ浜ということになるのでしょうが、それだけではありません。

実は、つい二年程前に、三陸復興国立公園が誕生しました。

この復興国立公園は、東日本大震災の傷跡が深く残る三陸地方に、津波の被害のすごさを後世にまで知らしめるということを表向きの理由としておりますが、本当の理由は違います。

真の理由は、予算の獲得です。

三陸復興国立公園として指定することにより、環境省の予算を大量に投入し、津波が発生した場合の避難路としての歩道の整備強化や、周辺地域の津波避難道路の整備などを行うためにわざわざ国立公園として、青森県八戸市から福島県の松川浦までを指定し、今度、津波被害が発生しても、人的被害を最小限に食い止めることを裏の目標と掲げて整備する、国家としての意思表示とも言えるのです。

この国立公園内の遊歩道は、その様な意味で高台を通っているので眺めは最高かも知れません。

また、テレビでも有名になりましたが、岩手県久慈市の小袖海岸の北限の海女、それから、産業遺産としては岩手県釜石市の鉄の記念館なども面白いものです。

岩手県田野畑村の村立博物館は、百姓一揆の記録を残しており興味深い場所です。

グルメ情報

この地方のグルメですが、やはり海産物が最高のグルメとなるでしょう。

北限の青森県八戸市は、漁獲高で何度か全国一になったことがあるイカとサバの産地です。

街中には割烹や料亭がある地方都市としては珍しく食を文化化させて成功した素晴らしい街と言い切ることができるかも知れません。

この街の中心街には、八戸屋台村みろく横丁という横丁があります。

ここは、十年以上前に新幹線八戸延伸の際に観光誘客を目論んで創った横丁です。

当初は色々と言われたようですが、今では観光パンフに掲載されるなど、この街の立派な観光名所として充分に知られています。

提供する料理は、八戸せんべい汁や八戸らーめんなど、八戸を冠した料理が多く、魚介類の豊富さと相まって、この横丁を中心に夜の街としては、地方都市としては珍しく大発展を遂げていると言っても過言ではないでしょう。

またその他のグルメ情報としては岩手県宮古市の魚菜市場が上げられますが、先の東日本大震災でどうなったのか、見に行くこともままならないといった状況です。

震災前は、様々な魚をスポットライトで美しく見せる技術に長けたあか抜けた都会的な魚菜市場であり、本当にオススメスポットだったのですが、悔やまれます。

観光地の見どころランキング・1位

龍泉洞は岩手県岩泉町にある全国的にも有名な洞窟です。

以前は、この岩泉町にも、東日本旅客鉄道の山田線から分岐して岩泉線というローカル線があり、龍泉洞の近くまで鉄道線があったのですが、東日本大震災の影響で、廃止に追い込まれました。

しかしながらこの龍泉洞は、東北新幹線の岩手の玄関口である盛岡駅からバスで直行便が出ている程であり、交通には何ら苦労することは無いのではないでしょうか。

このお洞は、通常の鍾乳洞ではなく、洞内を川のように水が流れております。

通常はエメラルドブルーの美しい水が流れており、この澄んだ水は飲料水として販売もされています。

しかし大雨の次の日などは水が濁っておりますので、全くオススメできない場所になってしまいます。

様々な風景をみることができる龍泉洞はオススメです。

観光地の見どころランキング・2位

三陸海岸の目玉と言われる観光スポットとして浄土ヶ浜という場所があります。

この浄土ヶ浜は、極楽浄土の様な海岸という意味で名づけられたそうです。

海際に遊歩道が整備されており、確かに極楽浄土を思わせる雰囲気がありましたが、東日本大震災でどのようになったのかは不明です。

あの美しい遊歩道ももしかしたら流出してしまったかも知れないことを考えれば、ここが今でもオススメできるかどうかは分かりません。

但し、高台から眺める分については、十分に美しい海岸美を誇っており、確かにオススメポイントではあります。

この浜は、岩手県宮古市の郊外に位置しており、市街からやや離れていますが、風向明媚な場所ではあるので、この浜のやや高台にあった休憩施設などからの眺めはオススメでしょう。

その休憩施設も今はあるかどうか定かではありませんが。

観光地の見どころランキング・3位

北山崎展望台は、岩手県普代村にある風光明媚な展望台です。

岩手県普代村は、実は東日本大震災の津波で唯一津波から村民全員が守られた街でもあります。

三陸沿岸は津波被害が多く、被害状況の報道ばかりでしたが、被害が全く無かった自治体の報道は遂にありませんでした。

実は、この普代村が唯一、防波堤が津波被害を食い止めた村であるのです。

それは、時の村長が、村議会や村民が、他科さ十メートルの防波堤で良いとした案を一蹴し、予算はかかるが、十五メートルの高さを誇る大規模な防波堤の整備を強引に推し進めたことに端を発します。

結局、村長のごり押しで十五メートルの防波堤が築かれたのですが、村民は村長を能無し呼ばわりでした。

しかし、今回の大震災でこの十五メートルの防波堤が津波を見事に食い止めたのです。

時の村長の墓は、今でも線香の煙が途絶える時は無いそうです。

まとめ

北山崎展望台は、岩手県普代村にある風光明媚な展望台です。

岩手県普代村は、実は東日本大震災の津波で唯一津波から村民全員が守られた街でもあります。

三陸沿岸は津波被害が多く、被害状況の報道ばかりでしたが、被害が全く無かった自治体の報道は遂にありませんでした。

実は、この普代村が唯一、防波堤が津波被害を食い止めた村であるのです。

それは、時の村長が、村議会や村民が、他科さ十メートルの防波堤で良いとした案を一蹴し、予算はかかるが、十五メートルの高さを誇る大規模な防波堤の整備を強引に推し進めたことに端を発します。

結局、村長のごり押しで十五メートルの防波堤が築かれたのですが、村民は村長を能無し呼ばわりでした。

しかし、今回の大震災でこの十五メートルの防波堤が津波を見事に食い止めたのです。

時の村長の墓は、今でも線香の煙が途絶える時は無いそうです。