おすすめポイント
青森県津軽半島の北端にある竜飛岬は海面下に青函トンネルがあり、天気が良ければ海の向こうの北海道の山々を見ることができます。階段国道と呼ばれる国道339号は日本で唯一の総延長388.2メートルの歩行者専用の階段で、362段あります。
当時の関係者が現地を見ずに指定してしまったためできたといわれています。
竜飛岬の先にある帯島は高さ37メートルの玄武岩の岩島です。
1960年港の整備により本土と堤防でつながるようになりました。
源義経が帯をぬいで北海道へ渡ったという伝説からその名前がつきました。
1940年竜飛岬に砲台が設けられ、終戦とともに廃止されました。
その場所には砲台台座の跡が残っており、砲台跡の標柱が建っています。
シーサイドパークにはケビンハウスやバンガローがあり、目の前の津軽海峡を見渡すことができます。
風が強いのでテントを張るのはよほどの熟練者でないと難しいといわれています。
自然豊かな所にあるので、都会の喧騒を離れ静かに過ごしたい人にはお勧めのスポットです。
調理のできる設備が揃っていますので、材料を持ち込めば自炊も楽しめます。
動脈硬化や慢性皮膚炎に効果があるといわれる龍飛崎温泉は竜飛岬の高台100メートルのところに湧く温泉で、温泉が飲める飲泉所があり、日帰り入浴もできます。
グルメ情報
青函トンネル記念館内のレストランでは、新鮮な海の幸が味わうことができます。刺身定食や海鮮丼はもちろんのこと、海鮮の入ったラーメンもあります。
帯島の民宿では食事だけの利用もでき、おいしいアワビ丼やウニいくら丼などの海鮮たっぷりの料理を注文することができます。
他の周辺の食事処も海鮮料理を提供しているので、お昼どきに通りかかった店にふらりと入ってみるのも良いでしょう。
漁師が経営している食堂も、海の幸が満載の料理が並びます。
ただ本業は漁師なのでお店は不定休となっています。
7月の港まつりの時に竜飛岬に立ち寄った時は、イカ釣りコーナーや無料ホタテのふるまいなど海の幸を満喫できるイベントがありますので、のぞいてみるのも良いでしょう。
青森の伝統的な料理、いちご煮はウニとアワビのお吸い物で、赤味の強いウニがだし汁の中で映える様子をいちごに例えたことから名づけられました。
いちご煮がメニューに入っている店は多いですので、食事を頼む時一緒に注文してもいいでしょう。
若生は1年目の若い昆布のことを指しています。
その若い昆布を使った若生おにぎりも名物料理の一つとなっています。
地元のスーパーやコンビニエンスストアでも販売される時期がありますので、ご当地グルメとして食べてみて良いかもしれません。
観光地の見どころランキング・1位
龍飛埼灯台は津軽国立公園に位置する竜飛岬の突端にある、日本の灯台50選にも選ばれた灯台で、14万カンデラの光量で20秒毎に2閃光、津軽海峡を行き交う船の安全を見守る役目を担っています。海面から灯火までは約119メートル、地上から灯台頭部までは約13メートルの高さがあり、大型フレネルレンズを持つ美しい白亜円形の灯台です。
龍飛埼灯台は1932年に点灯し、対岸の約20キロメートル離れている北海道の白神岬灯台と共に津軽海峡を照らしています。
2006年までは職員が滞在していましたが、それ以降は無人の灯台になりました。
11月の灯台記念日など年に何回か一般公開されています。
JR津軽線三厩駅よりバスで40分、龍飛埼灯台で下車します。
車では西回りでは東北自動車道浪岡ICで下り、国道339号を目指します。
東回りだと青森ICで下り、国道280号を通って向かいます。
観光地の見どころランキング・2位
青函トンネル記念館は、本州と北海道を結ぶ世界最長のトンネル事業を記念して建てられた施設です。特に人気なのが日本一短い私鉄、青函トンネル竜飛斜坑線もぐら号で、海面下140メートルのところまで下り、実際に使われた作業坑を見学できる、所要時間約45分のコースです。
展示ホールでは先進ボーリング技術や地盤注入技術、吹き付けコンクリート技術など世界中が注目した高度な技術力や、工事方法についての展示が見られます。
ギャラリーには実際に使用された機器など青函トンネルに関する様々な資料が展示され、トンネルシアターでは当時の様子を映像で見ることができます。
青函トンネル記念館は東北自動車道青森ICから約80キロメートル先にあり、国道7号経由で新城大橋を渡り国道280号へ左折、案内表示板に沿って向かいます。
電車を利用した場合はJR津軽線三厩駅下車後、外ヶ浜町循環バスに乗り、青函トンネル記念館で下車します。
観光地の見どころランキング・3位
ウィンドパークは、別名風の岬と呼ばれる竜飛岬を吹き荒れる強風を利用した、国内最大規模の風力発電施設です。年間平均風速は毎秒10.1メートルもあり、11基の巨大な風車で3000軒分の電力を賄っています。
1992年に国内初の275キロワット機を5機建設、運転を開始し、実証試験を行いました。
1995年には300キロワット機5機を増設しました。
2000年にギヤレス可変速風力発電装置1機を増設、2006年に研究は終了となりました。
ウィンドパーク展示館はさまざまな風の世界を見て触れて体験できる施設で、大きな風車の模型を中心に風力体験装置や竜巻発生機など風とエネルギーの科学が学べ、展望室からは風車を一望することができます。
JR津軽線三厩駅からバスで約35分、木落バス停で下車します。
車では東北自動車道浪岡ICもしくは青森ICで下り、国道339号か国道280号を目指します。
まとめ
ウィンドパークは、別名風の岬と呼ばれる竜飛岬を吹き荒れる強風を利用した、国内最大規模の風力発電施設です。年間平均風速は毎秒10.1メートルもあり、11基の巨大な風車で3000軒分の電力を賄っています。
1992年に国内初の275キロワット機を5機建設、運転を開始し、実証試験を行いました。
1995年には300キロワット機5機を増設しました。
2000年にギヤレス可変速風力発電装置1機を増設、2006年に研究は終了となりました。
ウィンドパーク展示館はさまざまな風の世界を見て触れて体験できる施設で、大きな風車の模型を中心に風力体験装置や竜巻発生機など風とエネルギーの科学が学べ、展望室からは風車を一望することができます。
JR津軽線三厩駅からバスで約35分、木落バス停で下車します。
車では東北自動車道浪岡ICもしくは青森ICで下り、国道339号か国道280号を目指します。