おすすめポイント
山古志村には1000年も昔からある伝統があります。それが牛の角突きという娯楽です。
もともと山古志村で牛が飼育されるようになったのは荷物の運搬や田畑を耕すためでした。
牛は寒さにも強く、粗食でも生き延びるので貴重な働き手として育てられていたのです。
そしてそれと共に山古志村での娯楽として角突きが始まるようになりました。
現在も山古志村では5月から11月初旬まで牛の角突きが行なわれているので見学に行くのも面白いでしょう。
また山古志村では牛以外にも錦鯉の原産地としても知られています。
この村では山の斜面に連なるように階段状に作られている棚田に水をひくために横井戸を掘って雪解け水を使おうとしましたが、冷たすぎてしまったのでいったん一番上の棚田に水をためる池を作り、そこで冷たすぎる水を緩和させて棚田にひきました。
この時に食用としてこの池で鯉を飼うようになりました。
稚魚を田植えの時期に放ち、稲刈りの時期に米と一緒に鯉も獲っていました。
しかしある時鯉に突然変異が起きて色がついたのが現在の錦鯉の始まりでした。
山古志村では色鯉と呼ばれ、改良を重ね続けて現在では錦鯉の発祥の地といわれるようになったのです。
山古志村で育てられている錦鯉は通販でも購入して自宅で飼育を楽しむことができますし、直接錦鯉の飼育現場へ行って実物を見ることもできます。
グルメ情報
山古志村には2004年の中越大震災後に地元のお母さん達によって立ち上げられた農家食堂があります。お客は非常に多いので観光で行く時間帯などがわかっていればあらかじめ予約をしておくのがベストです。
山古志村のグルメを味わいたいのであればこの食堂へ出かけるのが早いです。
ここで味わいたいのが山古志の棚田で収穫されたおいしいコシヒカリのごはんです。
メニューには地元野菜や山菜などを使った天ぷらや煮物などがたくさんあります。
地元ならではというデザートにはふきのとうのアイスクリームがあります。
食堂に隣接する形で地元野菜などの直売所もありますからおいしくて新鮮な野菜を購入して帰るのもありです。
前もって注文する必要がありますが、お弁当も作ってもらうことができますのでお出かけ先で食べられるように注文しておくのも別の楽しみ方です。
また山古志牛もオススメです。
闘牛とは全く大きさが違いますが、自然の中で元気に育てられた牛は肉質も柔らかめでジューシーです。
山古志牛をネットで購入することもできますが、山古志では地元野菜と一緒に煮込んだ山古志カレーもありますので、カレー好きな方は挑戦してみると良いでしょう。
ちなみに世界一といわれるほどオリゴ糖を含んでいる野菜ヤーコンもおいしくて有名です。
観光地の見どころランキング・1位
国営越後丘陵公園は公園と名がついていてもある種のアミューズメントパークのようなものです。遊べるゾーンでは水遊びできる遊具や26種類の木製遊具、山型の白いトランポリンなどがあります。
また見た目は車の形をしているちょっと変わった自転車も楽しめます。
2人用はチロリアン、4人用はカルテットといいます。
大人には9ホールほどあるディスクゴルフで遊ぶスペースもあります。
また里山体験として国営越後丘陵公園にある里山フィールドミュージアムを散策しながらの花や植物、動物たちを案内してもらうことができますし、田植えや稲刈り、冬の里山散歩などの体験もあります。
国営越後丘陵公園には様々な花や植物も植えられていますので観察してみるのも面白いです。
公園らしくバーベキューをすることができ、レストランやカフェテリア、喫茶や軽食なども用意されているので食事もしっかりとることができます。
観光地の見どころランキング・2位
山古志アルパカ牧場に初めて3匹のアルパカがやってきたのが2009年11月のことでした。アメリカのコロラド州から山古志が元気になるようにと贈られたのです。
長岡には2つアルパカ牧場がありますが、山古志アルパカ牧場は山古志村の竹沢集落にあります。
油夫牧場とも呼ばれています。
雪解けした頃から降雪期まで見学をなんと無料ですることができます。
えさをあげたい場合は購入して与えることができます。
山古志アルパカ牧場の楽しみはえさやりだけではありません。
アルパカは夏になると毛刈りをされるので犬がサマーカットをされた時のような姿になって普段とは違うアルパカたちを見ることができます。
この刈った毛からはアルパカ毛糸が作られています。
おみやげには本物のアルパカ毛を使った人形や小物などありますので記念に購入して帰るのも良いです。
観光地の見どころランキング・3位
奥只見シルバーラインは新潟県道50号小出奥只見線のことで、新潟県側から入る全長22kmほどです。そのうちの18kmの間には合計で19ものトンネルが連なっているのが特徴的です。
シルバーラインと呼ばれているのはかつてこの周辺に銀山があったためです。
奥只見シルバーラインはかつてダムを建設するために使われていたものだったのでトンネルにもその名残が残っています。
途中で銀山平へ向かう道もありますし、最後のトンネルを抜けてしまえば奥只見湖が姿を現します。
カーブ部分には矢印の形をしたライトがついているなどまるで洞窟探検のようなトンネル通過を楽しみましょう。
ただしこのシルバーラインは1月中旬頃から3月下旬頃には通行をできないようになっていますので、それ以外の期間に出かけるようにしましょう。
まとめ
奥只見シルバーラインは新潟県道50号小出奥只見線のことで、新潟県側から入る全長22kmほどです。そのうちの18kmの間には合計で19ものトンネルが連なっているのが特徴的です。
シルバーラインと呼ばれているのはかつてこの周辺に銀山があったためです。
奥只見シルバーラインはかつてダムを建設するために使われていたものだったのでトンネルにもその名残が残っています。
途中で銀山平へ向かう道もありますし、最後のトンネルを抜けてしまえば奥只見湖が姿を現します。
カーブ部分には矢印の形をしたライトがついているなどまるで洞窟探検のようなトンネル通過を楽しみましょう。
ただしこのシルバーラインは1月中旬頃から3月下旬頃には通行をできないようになっていますので、それ以外の期間に出かけるようにしましょう。