おすすめポイント
瀞峡は吉野熊野国立公園に含まれる場所で、奈良県と和歌山県、三重県の3つの県にまたがっている峡谷です。切り立った断崖と木々に囲まれた風景は、川船やジェット船から眺めることもできます。
また、季節によっては岩場に咲くイワチドリや川サツキなどの花を見ることもあります。
瀞峡の北西にある玉置山にはパワースポットの玉置神社があり、かつては山岳信仰の修行の場だった参道や大きな杉の木などを眺めた後にお参りができます。
緑の湖水が美しい風屋ダム湖はボートで釣りが楽しめるスポットで、春になると美しい桜が見られる場所でもあります。
風屋ダム湖から国道168号線をさらに北上すると、とてつもないスリルが味わえる谷瀬の吊り橋があります。
幅はそれほど広くなく、両側はワイヤーで覆われているのでとても見通しが良くなっていて、さらに高さを感じさせます。
夜は吊り橋のライトアップがあり、こちらも見どころとなっています。
瀞峡から谷瀬の吊り橋にかけての国道168号線周辺には温泉地も多く、十津川温泉、上湯温泉、温泉地温泉なども楽しめます。
川岸にはキャンプ場もいくつかあるので、釣りや川遊びなどで自然を満喫しながら、リラックスした時間が過ごせます。
グルメ情報
瀞峡近くにある「瀞ホテル」は廃業した宿をカフェに改装したお店で、趣のある外観をしています。店内に入ると窓の外には瀞峡の絶景が広がり、素晴らしい景色を眺めながら食事が楽しめます。
メニューは日替わりのランチとマフィンとスープのセット、ハヤシライスなどがあり、ランチは数に限りがあるので三日前までに予約が必要になります。
「スプルース」は谷瀬の吊り橋近くにあるカフェになり、十津川と山の風景を満喫できるテラス席があります。
カレー、トマト、ホワイトの中からソースが選べるオムライスやピラフ、サンドウィッチなどが味わえます。
ケーキやアイスクリームなどのデザートメニューもあり、散策後のおやつにも最適です。
「そば処風庵」は石臼でひいた自家製粉の蕎麦が食べられるお店で、こちらもテラス席があります。
ざるまたはかけの蕎麦かうどんに、十津川で採れたしめじを使ったしめじごはんと小鉢がセットの風庵定食の他、ぜんざいやシャーベット、抹茶黒ゴマパフェなどデザート類も充実しています。
香辛料のたっぷり入ったインドカレーが味わえるお店、「デコイ」はスパイシーなインドカレー、十津川産しめじのきのこスパゲティー、焼きめしなどのメニューが揃っています。
お店の場所は、風屋ダム湖から国道168号線を南下して、小井トンネルを抜けた先にあります。
観光地の見どころランキング・1位
玉置山は標高1076.4m、大峰山脈の一番南側にある山で、森林浴の森100選に選ばれています。玉置山の九合目には、熊野三山の奥の宮とされている玉置神社があり、古くは修験場として利用されていました。
境内には杉の巨木群があって、その中で一番大きな大杉は、周囲11m、高さ50cmもの大きさがあります。
他にも樹齢3000年とされる神代杉、根元は一つなのに幹が二つに分かれている夫婦杉などがあります。
また、神仏習合の名残となる梵鐘は国の重要文化財に指定されていて、実物は十津川村歴史民俗資料館で見ることができます。
玉置山の登山口は、バス停「玉置山登山口」のすぐそばにあります。
神社の近くには駐車場があるので、そこまでは車で行くことも可能です。
駐車場から神社までは10分から15分程度歩くことになります。
観光地の見どころランキング・2位
風屋ダム湖は1960年(昭和35年)竣工したもので、風屋ダムは高さ101m、堤頂長329.5mの重力式コンクリートダムになります。このダムは、一級河川の新宮川水系である十津川(熊野川)に造られました。
近年ではバス釣りのスポットになっていて、レンタルボートでのんびり釣りを楽しめます。
風屋ダム湖までのアクセスは国道168号線を利用します。
周囲にはキャンプ場や道の駅、単純硫黄泉の温泉地温泉などがあるので、しばらく滞在して釣りを満喫することもできます。
温泉地温泉の公衆浴場「泉湯」には露天風呂もあり、川の流れる音を聞きながら贅沢な気分で入浴できます。
また、風屋ダム湖公園には、ダムの南側に位置する標高1024mの法主尾山への登山口があり、森林浴を楽しみながら風屋ダム湖の景色を眺めることができます。
観光地の見どころランキング・3位
谷瀬の吊り橋は高さ54m、長さ297mもあり、生活用鉄線では日本で一番長い吊り橋です。1954年(昭和29年)に十津川に架かった谷瀬の吊り橋は、十津川村の谷瀬と上野地を結んでいて、当時の集落の人々が出資して完成に至りました。
こうした経緯で生活用の橋として造られたため、地元の人はバイクや自転車を利用できますが、観光客は歩いて渡らなければいけません。
眼下に広がる十津川の流れと周囲の山々といった景色を眺めながら、揺れる吊り橋を渡っていきます。
幅は80cmほどで足元は木の板になっているので、スリル満点です。
強い風が吹くとさらに揺れが大きくなり、いっぺんに吊り橋を渡れる人数は、20人までと制限されています。
夜になるとライトアップされて、山の中に谷瀬の吊り橋が浮かび上がる幻想的な姿になります。
まとめ
谷瀬の吊り橋は高さ54m、長さ297mもあり、生活用鉄線では日本で一番長い吊り橋です。1954年(昭和29年)に十津川に架かった谷瀬の吊り橋は、十津川村の谷瀬と上野地を結んでいて、当時の集落の人々が出資して完成に至りました。
こうした経緯で生活用の橋として造られたため、地元の人はバイクや自転車を利用できますが、観光客は歩いて渡らなければいけません。
眼下に広がる十津川の流れと周囲の山々といった景色を眺めながら、揺れる吊り橋を渡っていきます。
幅は80cmほどで足元は木の板になっているので、スリル満点です。
強い風が吹くとさらに揺れが大きくなり、いっぺんに吊り橋を渡れる人数は、20人までと制限されています。
夜になるとライトアップされて、山の中に谷瀬の吊り橋が浮かび上がる幻想的な姿になります。