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西安市の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や見どころや名所紹介

おすすめポイント

西安市には、かつて唐の長安の都があり、中国4,000の歴史を象徴する街として様々な史跡や遺跡があります。

大都市にしては治安もよく、世界中から数多くの観光客が訪れているため、中国政府によって観光スポットが整備されています。

日本からは2泊3日からの観光ツアーがたくさん出ていて、週末を利用して気軽に観光できるのも魅力となっています。

見どころはたくさんありますが、ぜひ訪れてほしい観光スポットは秦始皇帝陵や兵馬俑博物館、西安市の城壁や陝西省歴史博物館です。

そのほか、中国初の遺跡式博物館である半坡遺跡博物館や、仏教の名塔のひとつである大雁塔、明の時代に西安市の中央に造られた鐘楼や、その姉妹塔といわれる鼓楼などもお勧めです。

鐘楼は中に入って見学することもできます。

また、唐の玄宗皇帝と楊貴妃のロマンスで有名な温泉地・華清池もあります。

湯泉は現在でも入浴でき、玄宗と楊貴妃が入浴したといわれる蓮花湯と海棠湯は御湯遺跡博物館で一般公開されていますので、「春寒くして浴を賜う華清宮、温泉の水滑らかにして凝脂を洗う」と楊貴妃が詠ったとされる浴槽を見学してみるのもお勧めです。

華清池は、蒋介石が拘束された西安事変の舞台としても有名です。

グルメ情報

西安市の中華料理に小麦粉や香り油(辣油、葱油、山椒油など)のほか、羊肉やスパイスが使われていて、独特な食文化となっています。

中でも、有名な軽食としてヤンルーポーモーがあります。

牛肉または羊肉に香辛料を加えて、鍋で煮込んだ中に、小さくちぎった焼きパンを入れた料理で、パンを食べ終えた後にスープを飲みます。

ロオジャーモーも人気の軽食で、焼いたパンの中に細かく刻んだ肉を入れた、中国風ハンバーガーという食べ物です。

ロオジャーモーとあわせて、暑い中に人気があるのが涼皮です。

米粉を糊状にして、竹のせいろに薄く入れて蒸したもので、古くは秦の始皇帝への献上物としても用いられたと言われています。

涼皮を千切りにして、野菜を入れ、唐辛子油など、調味料を加えて食べます。

地元の人々が普段に食べているビャンビャン麺も有名です。

小麦粉で作られた長く幅広い麺で、「ベルトのような麺」と言われています。

また、燻製の牛肉や羊肉は陝西省の名物として知られています。

1900年に西太后が食べて、おいしさを絶賛したところから広く知れ渡りました。

様々な香辛料を使うほか、塩漬け、煮込み、すくい上げ、乾燥という4つのステップを通して柔らかく作るのが特徴です。

お土産用の真空パックされた商品もあり、観光客に人気となっています。

観光地の見どころランキング・1位

西安市より東へ35キロメートルほど行くと、中国初の皇帝である秦の始皇帝陵があります。

この陵墓を取り巻くように等身大の兵士や馬、戦車をかたどった副葬品が配置されているのが兵馬俑で、それらを展示しているのが秦始皇兵馬俑博物館です。

兵馬俑は始皇帝が死後の自分を守るために作らせたもので、1974年に地元の住民が井戸を掘ろうとして偶然に発見しました。

3つの俑坑に戦車が約100台、馬が約600体、兵士が約8000体も置かれ、すべて秦の敵国があった東の方角を向いています。

秦始皇兵馬俑博物館は1号館から3号館まであり、約8,000体の兵馬俑を見ることができます。

秦始皇兵馬俑博物館の兵馬俑は発掘されたときのままの配置で整然と隊列を組んで並んでいて、兵士や馬の表情や衣装がひとつひとつ異なっているのが特徴です。

「世界八大奇跡」とも呼ばれており、世界中から観光客が訪れ、その迫力に圧倒されています。

なお、現在も発掘作業は続けてられています。

観光地の見どころランキング・2位

西安の城壁は、完全に保存されている古代城壁としては世界最大といわれています。

また、世界で最も整った古代の軍事砦としても有名です。

明の時代に敵国から街を守るためにレンガを積み重ねて築かれたもので、城壁の周囲は約14キロ、高さは12メートル、上部の幅は12メートルで底幅はそれより広い15メートルです。

西安の城壁は南北に短く、東西に長い造りとなっていて、東西南北には物見櫓である城楼や、矢を射る窓も設けられています。

南門、北門、西門、和平門、文昌門などから城壁に上ることができ、城壁の上から西安市を一望することができます。

中でも有名な観光スポットは、西安の城壁で最大の西門です。

シルクロードの発着点ともなった門で、西側の城楼内にある土産物屋の窓からシルクロードへと続く道を見ることができます。

観光地の見どころランキング・3位

西安市にある陝西省歴史博物館は唐代の建築様式を取り入れて建てられ、1991年に開館した、中国国内有数の歴史博物館です。

陝西省には、かつて唐など1,000年以上に渡って13もの王朝の都があり、陝西省歴史博物館には先史時代から秦、漢、唐、宋、元、明、清に至るまでの様々な時代の陶磁器や青銅器、銅鏡、壁画、貨幣などが時代を追って展示されています。

秦の始皇帝陵から出土した陶俑や唐三彩は特に充実しているほか、文物の収蔵量では中国一といわれています。

また、唐代の壁画をテーマとする展示も注目を集めています。

300平方メートルにもなる壁画から厳選された数十枚が公開されていて、宮廷生活や狩猟風景などが多彩に描かれています。

館内はいくつかのブースに分かれていますが、パスポートを提示すれば、ほとんどが入場無料というのも観光客にとっては魅力です。

まとめ

西安市にある陝西省歴史博物館は唐代の建築様式を取り入れて建てられ、1991年に開館した、中国国内有数の歴史博物館です。

陝西省には、かつて唐など1,000年以上に渡って13もの王朝の都があり、陝西省歴史博物館には先史時代から秦、漢、唐、宋、元、明、清に至るまでの様々な時代の陶磁器や青銅器、銅鏡、壁画、貨幣などが時代を追って展示されています。

秦の始皇帝陵から出土した陶俑や唐三彩は特に充実しているほか、文物の収蔵量では中国一といわれています。

また、唐代の壁画をテーマとする展示も注目を集めています。

300平方メートルにもなる壁画から厳選された数十枚が公開されていて、宮廷生活や狩猟風景などが多彩に描かれています。

館内はいくつかのブースに分かれていますが、パスポートを提示すれば、ほとんどが入場無料というのも観光客にとっては魅力です。