おすすめポイント
中国昆山は大都市の上海から約50キロメートル、新幹線で15分ほどの場所にあります。蘇州からは約35キロメートルです。
外国企業の進出により経済的に成功した県級市で、中国の世界無形文化遺産である昆劇の発祥の地としても知られています。
昆劇は現存する中国最古の演劇とも言われ、歌を中心に舞いと芝居を加えた舞台形式が特徴で、これが中国の演劇の起源になりました。
中国昆山は近くに東シナ海に向かって流れている長江があり、市内には水路が張り巡らされ、水郷がいくつかあります。
一番多くの観光客が訪れる周荘水郷のほかには、五保湖側の錦渓があります。
地元の女性が漕いでくれる8人乗りの小さな船で運河観光ができ、のどかな風景を堪能することができます。
見どころは52メートルの長さを持つ十眼橋など明時代に造られた36もある橋、骨董博物館や芸術館などを含む13の民間博物館です。
1162年宋時代孝帝の愛妃だった陳妃がこの地で亡くなり、妃が愛した五保湖で水葬されました。
陳妃水塚は湖上に浮かんでおり、参詣には船を使います。
ここの歴史は古く、5000年前の新石器時代の遺跡からは陶器や玉などが出土しており、春秋時代には集積市がつくられ、漢の時代には駿馬の連兵場にもされていました。
グルメ情報
中国昆山は経済的に豊かな地であり、外国人も多いためか市の中心部には世界各国の料理が楽しめる飲食店が多くあり、気分によって好きな店が選べます。また清潔でおしゃれな店や高級感あふれる内装の店があります。
ランチタイムに中華料理のビュッフェが楽しめる店もあります。
ほかにもイタリアンなどの西洋料理、エスニック料理、ハンバーガーやサンドウィッチ、点心などのファーストフードが楽しめる店も多いです。
おいしい和食が食べ放題の日本料理店も営業しています。
夜営業しているバーも数多くあります。
おいしい軽食や酒の提供だけでなく、楽しい時間を過ごすためのビリヤードやダーツなどの娯楽も提供してくれます。
照明を落として店内をブルーの光で統一し、落ち着いた空間を演出している店で飲むカクテルは格別です。
郊外に行くと、中国料理や食べ物を扱った飲食店が増えてきます。
周荘水郷名物、万三蹄と呼ばれる豚の脚を醤油につけてトロ火でじっくり煮込んだものは、ぜひ食べておきたい一品です。
ちまきや点心のほか、茶葉蛋と呼ばれる煮卵や発酵食品である臭豆腐を売っている店が多いです。
また湖畔の飲食店では、湖で獲れたタニシなどの貝類や魚を出してくれるところがあります。
観光地の見どころランキング・1位
周荘水郷は東洋のベニスと呼ばれ、上海と江蘇省の境にある、900年以上の歴史を誇る水郷です。1086年元の時代の大富豪が村の北にある白蜆江から水を引いたのが始まりで、周辺地域の水運や商業の要所として繁栄していました。
周荘水郷を訪れる観光客の楽しみは石の小橋や流れ水、明清時代に建てられた民家を見ながら散策をし、船着場から出る観光周遊船に乗ることです。
夏の夕方には季節限定の大型水上ショーが専用ステージで開催されます。
周荘水郷の主な見どころは、宋代に創建された全福寺、明代建築の張庁、明の時代に建てられ、双橋と呼ばれる世徳橋と永安橋があります。
全福寺は南湖に面し、放生池があったので水中仏国とも呼ばれていました。
周荘水郷には他にも台湾企業家が投資して建てた、台湾の1950、1960年をテーマにしたテーマパーク台湾老街があります。
観光地の見どころランキング・2位
周荘水郷観光の中で一番人気なのが周庄舫です。上海から日帰りが簡単にできる距離にあるため、昼間は大変混雑します。
少しでも静寂な時間を過ごしたい、人ごみを避けたい時は周庄舫で観光を楽しむのがおススメです。
周庄舫で水上を移動しながら周荘水郷の町並みを眺めると、また違った風景が見られると好評です。
船には屋根がついていますが、ほかに遮るものがないので撮影を楽しむ人もいます。
水上からは緑の葉が生い茂った木々の間の黒い屋根と白い壁が印象的な民家を見ることができます。
個々の家には石垣や石段があり、軒先に吊るされている赤い提灯なども見ることができます。
運河沿いに店が建ち並んだ区画では、水辺の席で注文を頼んでいる観光客の様子などが船からうかがえます。
水面に映る建物の影を見ながら人が立っている石橋の下をくぐって進むのも風情があります。
観光地の見どころランキング・3位
陽澄湖は約119平方キロメートル、琵琶湖の約20%、霞ヶ浦の約70%の広さを持つ淡水湖です。複雑な形をしており、西側は陽澄西湖、真ん中は陽澄中湖と呼ばれています。
陽澄湖ではいろいろな水産物が獲れますが、特に上海蟹として有名なチュウゴクモクズガニが獲れることで知られています。
上海市内から高速道路でおよそ1時間の距離なので、秋から冬のシーズン中は蟹目当てに訪れる観光客がどっと増えます。
陽澄湖はまた風光明媚な湖でもあります。
静かで穏やかな水面を眺めながら湖の周囲をのんびり歩いたり、自転車でサイクリングを楽しんだりできます。
湖上に浮かぶレストランや長椅子の置かれた歩道があり、椅子に座って眺める夕日や、夜の水の上にカラフルなレストランのネオンサインが映る様子はきれいです。
まとめ
陽澄湖は約119平方キロメートル、琵琶湖の約20%、霞ヶ浦の約70%の広さを持つ淡水湖です。複雑な形をしており、西側は陽澄西湖、真ん中は陽澄中湖と呼ばれています。
陽澄湖ではいろいろな水産物が獲れますが、特に上海蟹として有名なチュウゴクモクズガニが獲れることで知られています。
上海市内から高速道路でおよそ1時間の距離なので、秋から冬のシーズン中は蟹目当てに訪れる観光客がどっと増えます。
陽澄湖はまた風光明媚な湖でもあります。
静かで穏やかな水面を眺めながら湖の周囲をのんびり歩いたり、自転車でサイクリングを楽しんだりできます。
湖上に浮かぶレストランや長椅子の置かれた歩道があり、椅子に座って眺める夕日や、夜の水の上にカラフルなレストランのネオンサインが映る様子はきれいです。