奈良県

奈良市内の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や見どころや名所紹介

おすすめポイント

1998年、奈良市内にある歴史的建築物群が、「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されました。

東大寺や奈良公園、春日大社はもちろんのこと、平城宮跡や唐招提寺もその中に含まれています。

平城宮跡は、かつて平城京があった場所で、奈良市内にあるその敷地は、実に甲子園球場30個分もの広さを有します。

現在、歴史館や朱雀門など、さまざまな施設が公開されています。

眺望もすばらしく、奈良盆地一帯をよく見渡すことができます。

一方、唐招提寺は南都六宗の一つである律宗の総本山。

唐の僧・鑑真が建立しました。

御影堂にある鑑真和上像は、日本にのこる最古の肖像彫刻として知られています。

松尾芭蕉はこれを拝観して「若葉して御目の雫拭はばや」と詠みました。

その句碑も、旧開山堂前に見ることができます。

こういった遺産は全て、シルクロードの終着点として平城京に華ひらいた、天平文化に端を発しています。

天平文化とは、唐をはじめとする外国からの来訪者たちによってもたらされた唐代の文化を、平城京に暮らす貴族たちが積極的に取り入れたものです。

このような歴史を背景に持つ観光スポットが、奈良市内には、一日では回りきれないほど広がっています。

グルメ情報

まずは奈良市内で味わえる名物料理を押さえましょう。

柿の葉寿司は押し寿司の一種。

さば・鮭・小鯛といった切り身をのせた酢飯を、防腐効果の高い柿の葉で包み、押しをかけたものです。

古くから祝いの席などで客人にふるまわれました。

大和の茶粥は、米を茶で炊いた粥で、東大寺二月堂で行われていた修行用の食事として出されていました。

奈良漬けは、奈良が発祥と言われている粕漬けのひとつ。

白うり、きゅうり、すいか、しょうがなどを塩漬けにしたのち、長い時間をかけて何度も酒粕に漬けかえることで作られます。

B級グルメとしては奈良ラーメンがあります。

中華の鶏ガラと和風だしを混ぜ合わせたスープに、細麺を合わせたもの。

あっさりとしていながら、深い味わいがあります。

次に、奈良市内で食事処を探すことのできる通りを見てみましょう。

「ならまち」は奈良の旧市街地。

伝統的な日本人の生活風景を残した、京都や金沢と並ぶ歴史的価値の高い街です。

「もいちどのセンター街」は、ならまちとは対照的。

地元の人たちで賑わう商店街です。

野菜でとろみをつけたヘルシーな辛口カレーで知られる「若草カレー本舗」が有名です。

奈良三条通りは、かつての都大路として、平城京の面影を今に伝えています。

観光地の見どころランキング・1位

東大寺は国分寺として建立されました。

国分寺とは、741年、聖武天皇が国家の安寧を祈るために建立を命じた寺院群を指します。

東大寺は八宗兼学の学問寺として、仏教の教理を研究し、学僧を養成する役目を担いました。

八宗とは、奈良時代の六宗(華厳・三論・倶舎・成実・法相・律)に、平安時代の天台・真言を加えたものを言います。

東大寺にはいくつかの門やお堂がありますが、ここでは大仏殿と法華堂について触れてみます。

大仏殿は世界最大級の木造建築。

しかし創建から2度にわたって焼失しています。

鎌倉時代と江戸時代に再建されました。

大晦日から元旦にかけて観相窓が開かれ、大仏のお顔を拝見しながら新年を迎えることができます。

一方、法華堂は東大寺建築のうちで最も古いものです。

旧暦の3月に法華会(ほっけえ)が行われるため、三月堂とも呼ばれています。

観光地の見どころランキング・2位

データ上は502ヘクタールとなっていますが、一般的に「奈良公園」として理解されている範囲の面積は、660ヘクタールあります。

東大寺、春日大社、国立博物館、興福寺といった建築物を、豊かな自然が取り囲む一帯です。

観光や信仰のために人々が集まる、古くから愛されてきた場所でした。

明治になって近代化政策の一環として公園が作られるようになり、1880年(明治13年)、奈良公園が誕生します。

1998年(平成10年)には、「古都奈良の文化財」として、奈良公園一帯が世界文化遺産に登録されました。

なお、奈良公園に生息するシカは野生動物です。

飼われているわけではありません。

国の天然記念物にも指定されています。

個人が傷つけたり、捕まえたりしてはいけません。

法律違反として扱われるので注意しましょう。

観光地の見どころランキング・3位

およそ1000社が全国に散らばっている春日神社の総本社に当たります。

武甕槌命(タケミカヅチノミコト)・経津主命(フツヌシノミコト)は、日本のくにの平和のために様々な神と交渉し、成功を収めたという神様たち。

天児屋根命(アメノコヤネノミコト)と比売神(ヒメガミ)は、平和と愛の優れた神様です。

この四柱を総称して春日神と呼び、藤原氏が氏神として崇めてきました。

武甕槌命(タケミカヅチノミコト)は、白鹿に乗ってきたとされており、鹿を神使として扱います。

一之鳥居をくぐったあと、まっすぐ続く参道は、かつて馬場としても使われていました。

藤原氏の貴族たちが、華麗な行列を進めていった道でもあるわけです。

春日大社で参拝するときは、二拝二拍手一拝が推奨されています。

真心をこめてお参りし、お賽銭は投げるのではなくそっと入れるのがマナーとされています。

まとめ

およそ1000社が全国に散らばっている春日神社の総本社に当たります。

武甕槌命(タケミカヅチノミコト)・経津主命(フツヌシノミコト)は、日本のくにの平和のために様々な神と交渉し、成功を収めたという神様たち。

天児屋根命(アメノコヤネノミコト)と比売神(ヒメガミ)は、平和と愛の優れた神様です。

この四柱を総称して春日神と呼び、藤原氏が氏神として崇めてきました。

武甕槌命(タケミカヅチノミコト)は、白鹿に乗ってきたとされており、鹿を神使として扱います。

一之鳥居をくぐったあと、まっすぐ続く参道は、かつて馬場としても使われていました。

藤原氏の貴族たちが、華麗な行列を進めていった道でもあるわけです。

春日大社で参拝するときは、二拝二拍手一拝が推奨されています。

真心をこめてお参りし、お賽銭は投げるのではなくそっと入れるのがマナーとされています。