おすすめポイント
島根県の観光スポットといえば、平成25年5月に60年ぶりの大遷宮が行われ、新しく生まれ変わった出雲大社が中心となります。神無月と呼ばれる10月に神々が集まる出雲では「神在月」となるこの地方は、日本建国の歴史においても重要な場所です。
しじみで有名な宍道湖は、まるで大きな海のようで、夕日が沈むころ、赤く染まった湖の景色がとても美しい。
宍道湖の周辺にある玉造温泉は、神の湯として知られます。
三種の神器の一つである八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)がこの地で造られたと言われており、川沿いの桜が美しく女性に人気の温泉です。
一畑電車にのんびりと揺られて行けば、出雲大社をはじめ、宍道湖の夕日、玉造温泉そして島根という土地の美しさを眺めることができます。
島根家の首都・松江には、美しい堀と庭に囲まれた松江城 (千鳥城)があります。
遠くから眺めるだけでも美しいお城ですが、城内に入ることもできます。
松江の街には、たくさんの老舗があります。
島根では日常的に抹茶を飲む習慣があり、茶器や抹茶の老舗があります。
その習慣のために、和菓子の種類も豊富で、有名な和菓子の老舗も多く存在します。
日本酒の蔵も多く、県外にはあまり出回らないお酒を試飲することができます。
海の幸、山の幸に恵まれた島根県は料理をおいしく、松江の街をぶらっと歩き、居酒屋などに立ち寄って美味しい酒の肴を味わうのも、楽しみのひとつです。
グルメ情報
出雲大社まで足をのばしたのなら、食べておきたいのが出雲蕎麦です。皮ごと石臼でひくため、色が黒く香りが強いのが特徴です。
人気なのは3段の漆器にそれぞれのトッピングをのせた割子蕎麦。
3種類の味を楽しむことができます。
また、出雲はぜんざい発祥の地です。
神在祭のときにふるまわれた「神在(じんざい)餅」がなまってぜんざいとなったと言われています。
庶民的なぜんざいは出雲で、上品な抹茶の受けとなる和菓子は松江で楽しむことができます。
味だけではなく、見た目も美しいお菓子。
松江城の周辺で抹茶をいっぷく、和菓子をいただくのも風流なグルメの楽しみ方です。
宍道湖はしじみが有名で、味噌汁は是非味わっておきたい一品です。
しじみをハンバーグに混ぜ込んだ和風テイストのしじみバーガーは、この土地ならではの味わいです。
また、トビウオ(あご)も特産のひとつで、出汁や、新鮮なすり身を蒲鉾にした野焼きはお土産としても喜ばれます。
島根県を代表する冬の味覚は、やはり松葉ガニでしょう。
ゆでてもよし、鍋でもよし。
寒ブリも有名で、海の幸を盛り合わせた海鮮丼、一夜干しに最高の出汁で作った味噌汁・茶碗蒸しなど、日本人であることを感謝したくなる和食をいただけます。
また、海の幸だけでなく、島根和牛も高い評価を得ています。
観光地の見どころランキング・1位
出雲大社は、5年間のご本殿修造が終わり、平成25年5月10日に「本殿遷座祭」が行われました。新しくなったご本殿をみることができる貴重な時期です。
出雲大社には10月になると日本中の八百万の神が集まります。
そして神々の縁組の相談がこの地で行われることから、縁結びの神様として有名になりました。
男女の縁だけではなく、あらゆる縁に効果があるといわれています。
縁結びのお守りはいろいろなものがあり、因幡の白兎をかたどった可愛らしいお守りもあります。
神の世界を治める神社ですから、独特の神事がそこにはあり、しめ縄のまき方向が逆であったり、参道が下りの坂道になっているなど、神の世界の神秘をそこに発見することができます。
日本の歴史誕生当初の出雲大社の姿には様々な説があり、大社に魅せられた人々により、現在もなおミステリーの解明は続いています。
観光地の見どころランキング・2位
関ヶ原の戦いの功績により、浜松城城主であった堀尾忠氏、その父・吉晴が出雲・隠岐の太守となります。しかし、 建設前に忠氏が急死し、その意思を継いだ父・吉晴が5年の歳月をかけて1607年(慶長12年)に築城したのが松江城 (千鳥城)です。
1935年に国宝に指定され、1950年に重要文化財となりました。
松江城 (千鳥城) の外壁は、姫路城などのような白い塗籠造りではなく、大部分が黒塗りの下見板張りです。
鯱鉾は高さ2.08mで、日本現存の木造としては最大です。
自然石を使った石積、鬼瓦もこのお城の特徴です。
城の周囲には幅20~30mの内堀がめぐり実戦的な構造であることがうかがえます。
天守閣から松江の町を眺めたり、堀を周遊する遊覧船を楽しむことができます。
桜の名所ですが、紅葉の季節や夜のライトアップも美しく、季節ごとに表情を変えるお城です。
観光地の見どころランキング・3位
足立美術館は、地元出身の実業家、足立全康によって昭和45年に開館しました。横山大観をはじめ竹内栖鳳、川合玉堂、富岡鉄斎、榊原紫峰、上村松園などの近代日本画巨匠たちの作品を約1500点収蔵し、陶芸家である河井寛次郎や北大路魯山人の作品なども集められています。
特に横山大観のコレクションは120点を数え、四季ごとに特別展が催されています。
また、陶芸家であり料理人である魯山人の世界をイメージした、料亭風の展示もあります。
枯山水庭、白砂青松庭、苔庭、池庭などの5万坪の日本庭園も足立美術館の見どころのひとつで、美術作品だけではなく、四季折々の草花と日本の伝統を楽しむことができます。
世界的にも有名なこの庭園は、米国の日本庭園専門誌による庭園ランキングで12年連続日本一に選ばれました。
まとめ
足立美術館は、地元出身の実業家、足立全康によって昭和45年に開館しました。横山大観をはじめ竹内栖鳳、川合玉堂、富岡鉄斎、榊原紫峰、上村松園などの近代日本画巨匠たちの作品を約1500点収蔵し、陶芸家である河井寛次郎や北大路魯山人の作品なども集められています。
特に横山大観のコレクションは120点を数え、四季ごとに特別展が催されています。
また、陶芸家であり料理人である魯山人の世界をイメージした、料亭風の展示もあります。
枯山水庭、白砂青松庭、苔庭、池庭などの5万坪の日本庭園も足立美術館の見どころのひとつで、美術作品だけではなく、四季折々の草花と日本の伝統を楽しむことができます。
世界的にも有名なこの庭園は、米国の日本庭園専門誌による庭園ランキングで12年連続日本一に選ばれました。