おすすめポイント
8世紀頃に平城京を中心として発展した天平文化の面影を、今も色濃く残している奈良県。薬師寺、唐招提寺、法隆寺、春日大社等の全国的にも、そして海外にも有名な建造物をはじめ、吉野山や平城宮跡等16箇所もが世界遺産に登録されています。
京都と比較すれば煌びやかさには欠けるのかも知れませんが、落ち着きと風情のある佇まいは決して引けを取ることはありません。
世界遺産に登録されていない場所や施設でも見所は豊富なのですが、1日で何カ所も走り回るよりは、訪ねたい場所や目的を決めてじっくりと観光された方が奈良県の良さがお分かりいただけることでしょう。
公共交通機関も大都市と比べればまだ未発達です。
アクセス方法も確認してからお出かけください。
奈良の駅近くには若草山があり驚く程の鹿が出迎えてくれます。
そこから程なく東大寺に到着し、大仏殿までの広さと大きさに驚きながら大仏の大きさや威厳も鑑賞してください。
桜の季節であれば吉野山の桜は圧倒されるくらいの絶景が楽しめます。
約3万本もの桜が麓から山頂へ向け徐々に開花し、桜祭りの時期には開花状況にもよりますがライトアップされ昼間の感動とは異なる感激を味わえます。
谷瀬の吊り橋等の名所も多数ありますので、古き良き時代の日本を味わえる奈良をゆっくりとお楽しみください。
グルメ情報
奈良県で何か美味しいものをと考えた時に、まず最初に思いつくのは柿の葉寿司ですね。酢飯に乗る具材は鮭や穴子やしいたけなど様々で、それを柿の葉で包んだ押し寿司が柿の葉寿司です。
柿の葉で包むのは柿の葉には殺菌効果が有り日持ちがするからで、味がしっかり染み込んだ頃が一番の食べごろになります。
奈良茶飯はご存知でしょうか。
お米に大豆や栗、季節の野菜等を加え、醤油で味を付けたほうじ茶や煎茶で炊き込んだものです。
元来は東大寺や興福寺等の僧侶が食していたもので、栄養バランスも良く体にもいいですよ。
それから茶粥もお勧めです。
ほうじ茶で炊いたあつあつの茶粥は奈良県の日常食として親しまれているものですが、ホテルの朝食で出されることも多い一品です。
寒い季節に試したいのが飛鳥鍋になります。
牛乳ベースのスープで作られた飛鳥鍋は海外から来た僧侶が寒さを凌ぐために作ったのが始まりとされています。
どうしても外せないのは三輪素麺です。
信仰の対象となっている三輪山の麓が産地で、日本三大素麺の一つに数えられ季節の野菜も添えた素麺懐石を出してくれるお店もあります。
他にも古代チーズやだんご庄、奈良漬ケーキなどもありますので奈良県のグルメを仏閣や寺社とともに味わってみてください。
観光地の見どころランキング・1位
春日大社は、今から1300年ほど前に奈良に都が遷都された頃、鹿島神宮からタケミカヅチノミコト様をお迎えしました。天平の文化が華やかな768年に称徳天皇の勅命により、今の地に社殿を建立したのが始まりです。
平城京の守護をも目的とし建立された春日大社は、平安時代の前期には現在の大きさの社殿が整い皇室からの尊崇も篤く、庶民の信仰も集め数多くの灯籠が奉納されました。
本殿や古神宝類が国宝に指定され、平成10年12月には、春日大社や春日山原始林を含む古都奈良の文化財がユネスコの世界遺産に登録されました。
春日大社では年間を通して行事や祭事が執り行われておりますし、敷地内にある庭園喫茶では万葉粥等を味わうことができ、土産物の購入もできます。
運がよければ結婚式を挙げている花嫁さんに出会えるかもしれません。
観光地の見どころランキング・2位
奈良県の最南端、和歌山県との県境に接する場所に十津川村があります。谷瀬の吊り橋はその十津川村に架けられた上野地地区と対岸の谷瀬地区とを結ぶ大吊橋で、全長297m川面からの高さは54mあります。
深い山に囲まれ、眼下には熊野川が流れる最高のロケーションは、まさに絶景です。
十津川の観光名所となった谷瀬の吊り橋も本来は生活のために架けられた橋ですが、一歩前に進むたびにユラユラと揺れるスリルを味わうことができ今では十津川の最高の観光名所になっています。
気を付けたいのはアクセス面で、公共交通機関はバスだけになりこれも始発から終点までの距離が日本一のバスになります。
時間もかかりますが、日本一距離の長い路線バスで、日本一大きな村の、日本一の吊り橋へ遊びに行くのも楽しそうです。
観光地の見どころランキング・3位
奈良県吉野郡天川村に湧き出る天然水をごろごろ水と言います。大峯山の登山口でもある天川村洞川は昔から水の美しさで有名な所です。
中でも環境庁から1985年に認定された名水百選に、ごろごろ水を含む3つの湧水が出る洞川湧水群では、花崗岩と石灰岩の地層からミネラル分を適度に含む体に良いおいしい水が湧き出し、遠い昔から修験者たちののどを潤してきました。
天川村を訪れた際は是非ともこの清らかな水をお試しください。
ごろごろ水の名前の由来は近くの洞穴に反響するのか、ごろごろと音をたてていたため、昔からごろごろ水と呼ばれています。
毎日の飲む水としても美味しいのですが、毎日飲み続けていると便秘やアトピーなどに効果があると言われ、 また、ガンの抑制にも効果があるという貴重な天然水です。
また、ゴロゴロ茶屋という喫茶店が近くにあり、ごろごろ水を使ったコーヒーや紅茶を楽しめます。
まとめ
奈良県吉野郡天川村に湧き出る天然水をごろごろ水と言います。大峯山の登山口でもある天川村洞川は昔から水の美しさで有名な所です。
中でも環境庁から1985年に認定された名水百選に、ごろごろ水を含む3つの湧水が出る洞川湧水群では、花崗岩と石灰岩の地層からミネラル分を適度に含む体に良いおいしい水が湧き出し、遠い昔から修験者たちののどを潤してきました。
天川村を訪れた際は是非ともこの清らかな水をお試しください。
ごろごろ水の名前の由来は近くの洞穴に反響するのか、ごろごろと音をたてていたため、昔からごろごろ水と呼ばれています。
毎日の飲む水としても美味しいのですが、毎日飲み続けていると便秘やアトピーなどに効果があると言われ、 また、ガンの抑制にも効果があるという貴重な天然水です。
また、ゴロゴロ茶屋という喫茶店が近くにあり、ごろごろ水を使ったコーヒーや紅茶を楽しめます。