おすすめポイント
信貴山は、奈良に住む人にとっては身近な場所ですが、初めてこの地を訪れる人にとっては、不思議な魅力と驚きに溢れる場所です。この場所と縁があるのが、あの有名な聖徳太子で、戦いの際に、毘沙門天王から必勝の秘法を授けられたとされています。
朝護孫子寺の境内には、巨大なトラの張子をはじめ、トラを模った様々なものがあることに気がつくでしょう。
参拝の前に、深い歴史や本堂にまつわる話を理解しておくと、楽しさが倍増することは間違いありません。
ここでぜひ体験したいのが、本堂の戒壇巡りです。
真っ暗闇の回廊を壁の手探りのみで歩き、「如意宝珠」という宝玉が納められている扉に触れることでご利益を得るというものです。
あまりの暗さに、騒ぎ出す人もいるようですが、これも修行の一つ。
願いを叶えたいと思う方はぜひ試してみて下さい。
真っ直ぐな気持ちで毘沙門天王に祈れば、願いが聞き入れられるかもしれませんね。
その他、境内には、山内最古のお寺とされる「千手院」、国宝「信貴山縁起絵巻」の展示を見ることができる「霊宝館」、約700mの山道に、約500本の朱塗りの鳥居の中をくぐって登る「空鉢護法」など多くの見どころがあり、どれもが貴重で素晴らしいものです。
グルメ情報
信貴山は「寅」と縁深い場所です。1400年以上も前のこと、戦勝の祈願をした聖徳太子の前に、毘沙門天王が現れ、必勝の秘法を授けたと言われていますが、偶然にもそれは寅年、寅日、寅の刻だったそうです。
ここには山のシンボルである「寅」にちなんだ名物が沢山あります。
中でも有名なのが朝護孫子寺入り口付近にある老舗和菓子店・曽我乃家本店の「寅まんじゅう」。
リアルなトラの顔が可愛らしい人形焼です。
しっとりした生地の中には、あんこがぎっしり詰まってますが、甘さ控えめで食べやすいと評判です。
「和菓子 ミサト屋」のよもぎだんごや「飯ごろし」もオススメ。
飯ごろしという名前がちょっと怖いですが、所謂おはぎのようなもので、おはぎは飯を半分ついて作るため、「飯ごろし」という名前になったとか。
名前の由来を聞くのは、なんと楽しいことでしょう。
周辺にはよもぎ料理や山菜料理を出す店が多く、よもぎそばや、よもぎ焼餅なども美味。
歩きつかれたら、大正12年築の古民家「カフェ てぬき庵(古民家茶房)」でひとやすみしましょう。
こちらの人気メニューは優しい味わいの茶粥。
素材にもこだわっているそうで、一口頂くごとに、身体が元気になりそうですね。
観光地の見どころランキング・1位
朝護孫子寺は、奈良県の信貴山にある真言宗総本山の寺で、本尊は毘沙門天であることから、親しみを込めて「信貴山の毘沙門さん」と呼ばれています。奈良や大阪の人が「信貴山」といったら、大抵はこの朝護孫子寺を指しており、山の名が寺の名前として通用するのは珍しく、人々と寺との繋がりの深さがうかがえます。
かつて醍醐天皇が病に倒れた際に、命蓮上人が毘沙門天王に病気平癒の祈願を行なったところ、病気はたちどころに良くなったと伝えられています。
境内に入ると、巨大なトラの張り子がお出迎え。
樹齢1500年のかやの神木にも驚かされることでしょう。
寺宝である縁起絵巻は平安時代末期に描かれ、現在は国の重要文化財に指定されています。
寺の中をゆっくりまわりながら、住職やガイドの方に、当時の話などをじっくり聞いてみましょう。
観光地の見どころランキング・2位
信貴山は、毘沙門天王が日本で最初に御出現になった霊地で、毘沙門天王の総本山とされています。今から800年前、覚鑁上人が毘沙門天王のお告げにより、この山に納めたという「如意宝珠」が朝護孫子寺本堂の戒壇にお祀り されています。
本堂の戒壇巡りでは、まっ暗な回廊を手探りのみで歩き、「如意宝珠」が奉安されている扉に触れることで、功徳や一願成就のご利益が得られると言われています。
本堂の戒壇は、長さ九間四面三十六間となっており、真っ暗な部分は約60mです。
目が馴れてくるにつれて、暗闇の中に浮かび上がる灯り、そして十二支守護本尊が姿を現します。
戒壇巡りは、修行の一つとされており、けしてアトラクションやゲームではないことを心に留めておきましょう。
心を穏やかにして心願成就を祈れば、それはいつか叶えられるかもしれません。
観光地の見どころランキング・3位
「朝護孫子寺」の門前には開運橋という橋があります。この橋は、三郷町大字南畑と平群町信貴山を結び、寺への参道となっています。
全長約106m、幅4mの橋の上では、信貴山のシンボルである寅のイラストが描かれた車止めが私達を出迎えます。
昭和6年に架けられ、トレッスル橋脚を用いたカンチレバー橋としては日本最古の歴史があります。
開運橋は、有形文化財に登録され、地元の人々に大切に保護されてきました。
橋の全体を見たい場合は、信貴大橋の方から開運橋を眺めてみましょう。
目下には、大門池があり、開運橋の鮮やかな朱色が周囲の深い緑に映えて実に見事です。
この橋を渡った向こうが、「朝護孫子寺」だと思うと、自然と背筋が伸びる感じがしませんか?秋は、橋から色づく山々が見えてとても綺麗です。
まとめ
「朝護孫子寺」の門前には開運橋という橋があります。この橋は、三郷町大字南畑と平群町信貴山を結び、寺への参道となっています。
全長約106m、幅4mの橋の上では、信貴山のシンボルである寅のイラストが描かれた車止めが私達を出迎えます。
昭和6年に架けられ、トレッスル橋脚を用いたカンチレバー橋としては日本最古の歴史があります。
開運橋は、有形文化財に登録され、地元の人々に大切に保護されてきました。
橋の全体を見たい場合は、信貴大橋の方から開運橋を眺めてみましょう。
目下には、大門池があり、開運橋の鮮やかな朱色が周囲の深い緑に映えて実に見事です。
この橋を渡った向こうが、「朝護孫子寺」だと思うと、自然と背筋が伸びる感じがしませんか?秋は、橋から色づく山々が見えてとても綺麗です。