おすすめポイント
いつくしの滝とも呼ばれた厳美渓は、栗駒山から一ノ関市内へと流れる磐井川両岸に2キロにわたって続く渓谷美で、長い年月をかけて造られました。国の名勝天然記念物に指定されており、奇岩、怪岩のほか、滝やエメラルドに光る深淵は見ごたえ十分です。
仙台藩主伊達政宗が松島と並ぶ景勝地とたたえていたことでも知られています。
上流は流れが急で、水しぶきを上げて流れる水は豪快で迫力がある一方、下流は穏やかな流れに変わります。
4月下旬から5月上旬が桜の見ごろで、10月中旬から11月中旬が紅葉の見ごろになります。
近くにある一関市博物館は、北上川、磐井川の川辺に住んでいた縄文時代から弥生時代の人々のくらしや、独自の文化を生み出した古代蝦夷と奥州藤原氏の歴史から現代の一ノ関市の様子などを展示しています。
一ノ関は江戸時代の武家屋敷と蔵があり、昔の城下町の面影を残しています。
城下町を一望できる釣山公園は標高90メートルの小高い丘にあり、ツツジの名所でもある日本庭園があります。
旧沼田家武家住宅は、江戸時代後期に一ノ関藩家老職を勤めた沼田家の住宅で、18世紀初頭から中ごろの建築とされています。
台所や座敷の配置、土間の広さなど農民住宅をベースに、武家住宅へと移行している様子がうかがえる、貴重な建築物でもあります。
グルメ情報
厳美渓は団子の店が多いことでも知られていますが、特に有名なのが空飛ぶだんごです。みたらし、胡麻、あんこの3種類があります。
旅の思い出づくりにと訪れる観光客の多くが注文していきます。
厳美渓付近で食事のできる店の中には、岩魚の焼き魚や様々な種類のうどん料理、そば料理が食べられるところもあります。
一ノ関では冠婚葬祭、季節の行事、人生の節目などに餅をつき、食べる文化があることから餅料理が名物となりました。
道の駅やレストハウス、駅前の飲食店で食べることができます。
特にあんこや納豆、雑煮などが一度に食べられるもち膳などが人気です。
一ノ関市の郷土料理である八斗料理やかにばっとが食べられる店があります。
八斗は米の穫れない時に代用食として食べられていたもので、すいとんともいいます。
昔は煮干しでだしをとっただけのものでしたが、ごちそうとなってからはわらびなどの山菜やしいたけなどのきのこ類と一緒に煮、具だくさんの汁物に変化していきました。
かにばっととは、八斗に北上川で獲れた川がにを入れたものです。
須川温泉では地元産の食材を使ったメニューが食べられるレストランがあります。
岩魚や山菜などのメニューのほかに秋田のブランド牛、三梨牛が食べられる展望の良いレストランもあります。
観光地の見どころランキング・1位
一ノ関温泉郷の一つ、須川温泉は徳川時代から湯治場として親しまれて以来300年以上もの間、療養温泉として多くの湯治客が訪れました。岩手、宮城、秋田の3県にまたがる栗駒山の中腹にあり、標高1100メートルの高地にある温泉で、一年の半分は豪雪に閉ざされています。
須川温泉からは鳥海山や月山までも望むことができ、春から夏にかけては栗駒山登山客が、秋は紅葉狩りを楽しむ人が訪れています。
須川温泉の湧出量は6000リットルと豊富で、高山植物と溶岩のコラボレーションは見ごたえがあり、鳥海山に沈む夕陽と眼下に見られる雲海、夜の満天の星空と並んで他ではなかなか見られない景観として知られています。
また須川温泉の周辺には遊歩道があり、ゆげ山や須川湖、昭和湖などを見に行くことができます。
東北自動車道一ノ関ICや築館IC、秋田自動車道十文字ICから約80分かかりますが冬期は通行止めとなる道があるため注意が必要です。
JR一ノ関駅からバスで約90分かかります。
観光地の見どころランキング・2位
厳美渓温泉は1987年に厳美渓の渓谷沿い、地下750メートルのところに湧出した温泉で、泉質は炭酸水素塩泉です。神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、疲労回復、切り傷、やけど、慢性皮膚病、健康増進などに効果があるといわれています。
かすかに灰色味を帯びた透明の湯と石油臭、源泉かけ流し約42度の湯が特徴です。
厳美渓温泉は美しい厳美渓を眺めながらゆったりと湯に浸かることができます。
宿泊しての入浴も日帰り入浴もできるので、旅の途中に立ち寄る観光客も見られます。
渓流のせせらぎの音を聞きながら春は桜花見のほか藤やツツジ、初夏は紫陽花が、冬は雪見が楽しめると好評です。
厳美渓温泉はJR一ノ関駅よりバスで25分、厳美渓線厳美渓バス停下車徒歩1分です。
東北自動車道一ノ関ICより車で10分かかります。
観光地の見どころランキング・3位
サハラガラスパークはガラスのテーマパークで、ガラス工房、ガラスショップ、レストラン、カフェがあります。ガラス工房では宙吹きガラス技法を用いたガラス制作作業が見学できます。
また宙吹きガラスなどの技法を使ったガラス制作体験も行っています。
ガラスショップでは、かわいらしいメルヘン調の小物や気品と優美さを併せ持つアートガラスなど10万点を超えるガラス製品が展示、販売されています。
レストランの窓はステンドグラスになっており、色とりどりの光の中、地元食材を使用した定食などを食べることができます。
カフェでは人気のジェラートのほか、ヘルシーで安全な食材にこだわったメニューを楽しむことができます。
サハラガラスパークは東北自動車道一ノ関ICより約10分、前沢ICより約20分かかります。
JR一ノ関駅から厳美渓方面、須川方面行きのバスで約20分です。
まとめ
サハラガラスパークはガラスのテーマパークで、ガラス工房、ガラスショップ、レストラン、カフェがあります。ガラス工房では宙吹きガラス技法を用いたガラス制作作業が見学できます。
また宙吹きガラスなどの技法を使ったガラス制作体験も行っています。
ガラスショップでは、かわいらしいメルヘン調の小物や気品と優美さを併せ持つアートガラスなど10万点を超えるガラス製品が展示、販売されています。
レストランの窓はステンドグラスになっており、色とりどりの光の中、地元食材を使用した定食などを食べることができます。
カフェでは人気のジェラートのほか、ヘルシーで安全な食材にこだわったメニューを楽しむことができます。
サハラガラスパークは東北自動車道一ノ関ICより約10分、前沢ICより約20分かかります。
JR一ノ関駅から厳美渓方面、須川方面行きのバスで約20分です。