おすすめポイント
菊池市は熊本県の北部にあります。自動車や電機の部品などの工場も多いですが、主に農業・畜産酪農業と観光の盛んなところです。
中央から南西部は熊本平野の肥沃な土地に恵まれており、東部は阿蘇山の西の麓でうっそうとした広葉樹林に野鳥の楽園が広がっています。
その間を日本名水百選にも選ばれた清らかな菊池川が流れ、多数の美しい淵や滝を形作っています。
この菊池渓谷を初め、菊池神社・泗水孔子公園、きくちふるさと水源交流館等見どころも盛りだくさんです。
平安時代から室町時代まで隈府を拠点として権勢を誇った菊池一族の歴史にちなんだ史跡も数多く残っています。
また隈府地区に豊富に湧き出る菊池温泉は、熊本の奥座敷として人気が高く、「化粧の湯」と呼ばれる美肌の湯で源泉の数は30か所にも及びます。
日本名湯百選に選ばれた宿を初め素敵な旅館やホテルが多く、お城のような公営の七城温泉ドームもあります。
さらに150万本のコスモスが咲く菊池川河川敷、1000本の河津桜と50万本の百合が有名なフラワーヒル菊池高原、シャクナゲの四季の里旭志、その他にも菜の花・アジサイ・蓮・キツネノカミソリ・ひまわり・彼岸花・菊等、市内各所に花の名所が存在しています。
グルメ情報
菊池市は有名な米処であるだけではなく、ヤーコン・シイタケ・ごぼう等の野菜や、イチゴやメロン・スイカ、柿・梨・栗等の果物の栽培も盛んで、さらに畜産や酪農も非常に盛んな土地柄です。1万頭のホルスタインを有する広大な酪農地帯からの美味しい牛乳と、清流と肥沃な大地から産する豊富な果物に恵まれ、菊池アイスが有名です。
果物を使ったものの他にも、お米のロールアイス等工夫を凝らしたたくさんのアイスが作られています。
特産のメロンは道の駅 七城メロンドームで。
また畜産ではお米を食べて育った牛や、ストレスの少ない環境で育てられた豚も人気が高く、こうした美味しい肉を中心に、市内各所で福丼というものが作られています。
黒毛和牛が手ごろな価格で味わえる丼や、たっぷりの大根おろしに大きなとんかつが埋まっている雪見カツ丼など種類豊富な丼が競い合っています。
かつての菊池氏の御膝元で温泉街でもある隈府では、老舗の和菓子屋さんから洋風スイーツまで多くのお店が様々なお菓子を販売しています。
ゆずや麦みそを使ったゆべしやさくさくと香ばしい松風といった古くからの伝統菓子や、美味しいお米を生かした美しい生菓子や和菓子、ヤーコン餅やきんかん万十などの珍しいお菓子、名産の乳製品を生かした洋菓子など、美味しいスイーツが勢ぞろいしています。
また、旅館や和食処では美味しいお米や肉や野菜の他に、ヤマメの塩焼きや馬刺しも好評です。
観光地の見どころランキング・1位
菊池渓谷は、1,180haにおよぶ広い広い森です。阿蘇山の西の麓、標高500~800mの高さに野生の広葉樹林がうっそうと茂っています。
清冽な菊池川の源流が間をぬって流れ、多彩な滝や渕や瀬を形成している様はまさに絶景です。
水温は夏でも13度前後で、天然のクーラーとも言われ避暑地としても人気があります。
この森は野鳥の楽園でもあり、川のせせらぎと小鳥の歌声が清々しく、美しい緑あふれる別世界と言えましょう。
また、春には山藤、初夏にはアジサイ、夏にはキツネノカミソリ、秋には壮大な紅葉、冬には霧氷が見頃です。
菊池渓谷の素晴らしさは広く知られており、日本森林浴の森百選・日本名水百選・日本の滝百選・水源の森百選・くまもと緑の百景・熊本の自然百選・新くまもと百景に選ばれています。
観光地の見どころランキング・2位
道の駅 七城メロンドームは、七城地区にあるメロンが2つ並んだような形が個性的な建物です。七城メロンは、菊池川と迫間川の間の砂塚土の肥沃な土地に夏暑く冬寒い盆地型の気候、ミネラル・酸素の多い清らかな水、珊瑚の化石の肥料「どなん」と生産者の真心によって作られる、糖度14度以上のとても甘いメロンです。
道の駅 七城メロンドームではこのメロンを中心に、地元の野菜や果物・アイス・肉や魚・お茶・お土産等の他、パンやお総菜、お花や雑貨も販売されています。
また建物の右側にメロンの選別場が、左側にレストランがあります。
パン屋さんでは七城メロンの果汁を使ったメロンパンやラスクが人気。
お茶コーナーでは全国品評会一等のお茶を初め、お茶を使った化粧品やくまモンパッケージの健康茶などが並びます。
野菜はくまモンマークのエコファーマー栽培。
お土産コーナーもオリジナルギフトや高菜やラーメン、メロンやお米を生かしたアイディア商品などが所狭しと並んでいます。
観光地の見どころランキング・3位
菊池神社は、菊池市隈府の菊池城本丸跡にある神社です。南北朝時代の菊池家当主、菊池武時・武重・武光が主祭神として祭祀され、また菊池氏一族26柱が配祀されています。
慶応4年に明治天皇より、菊池氏と加藤清正をそれぞれ祭る神社を創建する命が下され、明治3年4月28日に菊池神社の鎮座祭が行われました。
明治11年には別格官幣社となっています。
本殿は三間社流造で拝殿は入母屋造り、屋根は銅板葺です。
摂社城山神社には、元寇で戦い「蒙古襲来絵詞」にも描かれた菊池武房と文教の祖と謳われた菊池重朝が祭られています。
また国の重要文化財として、絹本著色伝菊池能運像と菊池神社文書 4巻があります。
春には桜やつつじの名所で、11月には菊祭りが開催されます。
特に鳥居から参道にかけて3列に続く桜並木は、満開ともなると迫力と風情のある美しさを誇っています。
まとめ
菊池神社は、菊池市隈府の菊池城本丸跡にある神社です。南北朝時代の菊池家当主、菊池武時・武重・武光が主祭神として祭祀され、また菊池氏一族26柱が配祀されています。
慶応4年に明治天皇より、菊池氏と加藤清正をそれぞれ祭る神社を創建する命が下され、明治3年4月28日に菊池神社の鎮座祭が行われました。
明治11年には別格官幣社となっています。
本殿は三間社流造で拝殿は入母屋造り、屋根は銅板葺です。
摂社城山神社には、元寇で戦い「蒙古襲来絵詞」にも描かれた菊池武房と文教の祖と謳われた菊池重朝が祭られています。
また国の重要文化財として、絹本著色伝菊池能運像と菊池神社文書 4巻があります。
春には桜やつつじの名所で、11月には菊祭りが開催されます。
特に鳥居から参道にかけて3列に続く桜並木は、満開ともなると迫力と風情のある美しさを誇っています。