おすすめポイント
大分県の国東半島南東部にある杵築は、江戸時代には杵築藩として松平氏が治め、城下町だったことから、国東半島の経済の中心地として栄えました。木下氏の陣屋である立石陣屋が置かれていたこともあり、当時の古い町並みが残る風情ある土地として、多くの観光客が訪れます。
これら歴史的背景もあって多数の観光名所があるのが特徴で、杵築城や城下町以外にも大分県指定史跡の七双子古墳群、大鷦鷯命や宇礼姫を祀っている985年に創建された若宮八幡社、山香町にある松尾川上流の羽門の滝など、沢山の人気スポットがあります。
地元の人に親しまれている自然も多く、荒々しい山肌が魅力的な鋸山、八十八体の弘法大師像や難所である針の耳、絶景で有名な津波戸山、登山で人気の雲ヶ岳の計三つの山は特に山香三山とも呼ばれ、多くの人に愛されています。
2001年には体験型農業施設として大分農業文化公園が開園し、物産館や研修施設のほか、ハーブガーデンや果樹園、オートキャンプ場などの施設が整備され、多くの利用者で賑わいを見せています。
毎年開催されているイベントも多く、きつきお城まつりや国東半島きつきトライアスロン、若宮八幡社祭典やどぶろく祭りなども行われ、見どころは豊富です。
特産品としてはポンカンからの交配によって作られた不知火、通称「デコポン」が全国的にも有名です。
グルメ情報
杵築の有名な特産品には、ハウスみかんやデコポンがあります。ハウスみかんは酸味が少なく甘いのが特徴です。
茶類では、一年を通して比較的温かい気候を活かして作られる「きつき茶」や、香りの良さが格別な「きつき紅茶」があり、お土産として高い人気を誇っています。
杵築では昔から米作りが盛んだったことから、美味しいお米「山香米」も有名で、その上質な味わいは寿司にも使われ好評を得ています。
他にも冬期間に守江湾で取れる牡蠣や魚介類など、沢山の名産品があります。
また、杵築には独特なグルメがありますが、中でも杵築サンドが人気です。
杵築サンドとは、杵築城を中心に武家屋敷が商人を挟むように暮らしていた杵築の城下町はサンドイッチ型城下町とも言われ、ここからヒント得て作られたものです。
杵築サンドは複数の店舗が独自のアイディアでメニューを作っているため、同じサンドイッチとは言え見た目も味も店によって大きく異ります。
使われている食材には鱧、やわらエビ、ソースチキン南蛮、グラタン、コロッケ、豊後牛、イノシシ肉など多種多様でバラエティーに富んでいるのが大きな特徴です。
同様に、地元の食材を利用して作った、個性的な「ど～んと丼」も人気です。
観光地の見どころランキング・1位
杵築城下町は、武家屋敷で商人の住む町を挟んでいるいわゆる「サンドイッチ型城下町」で、このような構成の城下町は全国的にも稀で、価値が高いとされています。杵築城下町の武家屋敷には南台武家屋敷と北台武家屋敷があり、坂からの景観の良さも特徴の一つです。
南台武家屋敷は、長屋門や白壁など、江戸時代の武士の家屋に見られた独特な景観を象徴する姿をしており、必見です。
趣きのある坂も多く、商人町と北台武家屋敷とを結ぶ石畳が美しい「酢屋の坂」、その「酢屋の坂」の真向かいに見える「志保屋の坂」、なだらかな傾斜と直線上に広がる階段に風情が感じられる「勘定場の坂」、江戸にタイムスリップしたかに思えるほどの雰囲気を持った「番所の坂」、商家が並んでいた「冨坂」など、杵築城下町は見どころ満載です。
観光地の見どころランキング・2位
杵築城は勝山城とも呼ばれ、1394年に木村氏によって建築されたもので、600年以上もの歴史がある由緒ある城です。当時のものとしては一部の石垣や庭園、堀などが残るのみとなっていますが、城山公園として整備され、天守台があった所に展望台や石造物公園が作られたほか、模擬天守には展望台が設置され、最上階から周辺地域や守江湾などの雄大な景色を見渡すことができます。
歴史資料館として機能している場内には、壺や甲冑が展示されているほか、甲冑を実際に着ることで、当時の武士の大変さを体験することも可能です。
石造物公園には、周辺で見つかった国東塔など多くの貴重品が展示されています。
杵築ふるさと産業館の入り口には杵築観光案内所があり、案内に詳しいスタッフがいるほかパンフレットも置いてあります。
観光地の見どころランキング・3位
大分農業文化公園は、誰でも気軽に農業体験ができるよう建設された施設で、交流研修館やオートキャンプ場などの多様な施設があります。交流研修館には手作り工房や和室、会議室や研修室など多様な部屋が準備されており、用途に応じて利用することができます。
花昆虫館には「蜂の巣づくり」ほか展示コーナーが充実しており、植物や昆虫について学ぶことができます。
3月から11月の間に利用できるオートキャンプ場は、トイレ棟や炊事棟のほか、ランドリーやシャワーなどの各種設備も整っているため、安心して利用することができるほか、デイキャンプも可能です。
オートキャンプ同様3月から11月まで利用できるコテージには、コテージタイプとログハウスタイプの2種類があり、共に木造2階建てでゆったりと過ごすことができます。
まとめ
大分農業文化公園は、誰でも気軽に農業体験ができるよう建設された施設で、交流研修館やオートキャンプ場などの多様な施設があります。交流研修館には手作り工房や和室、会議室や研修室など多様な部屋が準備されており、用途に応じて利用することができます。
花昆虫館には「蜂の巣づくり」ほか展示コーナーが充実しており、植物や昆虫について学ぶことができます。
3月から11月の間に利用できるオートキャンプ場は、トイレ棟や炊事棟のほか、ランドリーやシャワーなどの各種設備も整っているため、安心して利用することができるほか、デイキャンプも可能です。
オートキャンプ同様3月から11月まで利用できるコテージには、コテージタイプとログハウスタイプの2種類があり、共に木造2階建てでゆったりと過ごすことができます。
