おすすめポイント
酒田を観光する際回りやすいルートとしては、山居倉庫・清亀園・本間家・鐙屋・海鮮市場・日和山・海向寺・日枝神社・割烹小幡・中町散策のコースが効率よく回れます。清亀園は街の中にありながら、一歩入っただけで厳かで静かな雰囲気に包まれとても癒されます。
先に挙げたスポットではわりとどこも静かで落ち着いた雰囲気がありますが、とくに静かで綺麗な庭園に興味のある方は清亀園をオススメします。
また、カメラが趣味だという方にオススメなのが中町通り商店街。
一時はシャッター通りとなり人もまばらな商店街でしたが、最近はおいしい料理店やかわいい小物を扱う雑貨店などもあり若い人からお年寄りまで多くの人で賑わっています。
中町通り商店街を市内方面へ向かうと大通り商店街があり、右へ向かったところに山居倉庫がありますので、ぐるっと飽きることなく見て回れます。
日枝神社がある日和山公園には桜の木がたくさんあり、春にはたいへん多くの花見客で賑わいます。
また5月には酒田祭りが開催され、この時にも多くの人が集まります。
この日和山公園のすぐ近くに海向寺や日枝神社があり、祭りや花見のついでに寄ってみてもいいです。
日和山公園を港の方へ降りるとすぐに海があり、散歩コースとして普段から多くの人がいます。
グルメ情報
観光客の方に一番人気のグルメスポットは海鮮市場です。訪れた人のほとんどがここへ向かいます。
海鮮どんぶりや旬の魚料理などが安く食べられるので、都会から来た方はそのおいしさとコストパフォーマンスの良さに驚かれます。
酒田は港があることから、海鮮市場以外でも魚料理を提供しているお店がたくさんあります。
有名なお店では鈴政や富重が挙げられますが、地元民がひいきにしている隠れ家的名店も多数ありますので、地元の人にリサーチしながらお店探しをすれば安くておいしい店をたくさん見つけることができます。
また、酒田のグルメで外せないのがラーメンです。
酒田の人は休日の昼ごはんはラーメンと決まっているほど生活にラーメンが根付いていてます。
魚介ベースの酒田のラーメンが定番で、人気店ではほぼ毎日行列ができているところもあります。
観光客に人気なのは満月というお店ですが、酒田の地元民からの人気店はまた別で、新月・さらしな・麺や酒田・花鳥風月・馬場などが挙げられます。
特にさらしなはとても人気店で、県外からのファンも多いです。
澄んだスープと薄くトロっと溶けるワンタン、ジューシーに仕上たチャーシューが特徴の酒田のワンタンメンを一度食べていただきたいです。
観光地の見どころランキング・1位
かつて米蔵として実際に使用されていた山居倉庫ですが、今では観光名所として酒田の代名詞にもなっています。川辺に隣接しており、ケヤキ並木と木造の建物の間から撮られた写真が有名で、多くの観光客がこのポイントから写真を撮ります。
夜はライトアップされているわけではありませんが、9時頃まで外灯で山居倉庫自体が照らされておりその時間帯に観光に来る方は少ないですが、とても綺麗なのでオススメです。
また、店内では酒田の漬物などのお土産を買えたり、田楽味噌や玉こんにゃくなど酒田の郷土料理を提供しています。
倉庫内には庄内のお米の資料館があり、山居倉庫の歴史や庄内米の歴史を知ることができます。
酒田市民はいつでも行ける分滅多に行く場所ではないですが、観光で訪れた際は必ず立ち寄って欲しいスポットです。
観光地の見どころランキング・2位
酒田中心街から少し離れて最上川を越えた場所に土門拳記念館があります。近くには飯森山公園やサッカー場・公益文化大学などがあり、中心街から離れているとはいえ休日には人が集まるスポットです。
土門拳記念館とは明治42年に生まれた酒田出身の世界的に有名な写真家土門拳の作品が展示してある施設です。
主に仏像写真の巨匠であり、彼の写真はこの記念館にて常時見ることが出来ます。
普通仏像を見る場合、離れたところからしか見れなかったり暗くてよくわからなかったりしますが、この写真館では仏像の写真を約2メートル四方サイズ程の巨大版で見ることができます。
写真とはいえ、まるで本当にそこにいて息をしているかのような作品が多く圧倒されます。
土門拳記念館は平日の日中に行くとお客さんが一人もいないということがしばしばありますので、そういったタイミングが合えば一人でゆっくり楽しむことができます。
観光地の見どころランキング・3位
海向寺では、いわゆるミイラと言われる即身仏を見ることができます。庄内には6体ものミイラが存在し、日本で一番ミイラがある土地と言えます。
その6体のうち2体が海向寺に安置されており、いつでも誰でも見ることが出来ます。
約一千年以上前に忠海上人と円明海上人が修行を積み即身仏になりました。
通常人は目では見えない仏に手を合わせていますが、即身仏になった方というのは自らが目で見える仏になるためにミイラになりました。
何日間も木の実などしか食べず体の余分なものを排出してから土中に掘られた穴の中に入ります。
筒で空気のみが入るように設計された穴の中でひたすらお経を唱えたまま最期を迎えます。
地上にいる人間は、土中から鈴の音で生死を判断し、死後に掘り出して処理をし目で見える仏様として祀り続けるのです。
まとめ
海向寺では、いわゆるミイラと言われる即身仏を見ることができます。庄内には6体ものミイラが存在し、日本で一番ミイラがある土地と言えます。
その6体のうち2体が海向寺に安置されており、いつでも誰でも見ることが出来ます。
約一千年以上前に忠海上人と円明海上人が修行を積み即身仏になりました。
通常人は目では見えない仏に手を合わせていますが、即身仏になった方というのは自らが目で見える仏になるためにミイラになりました。
何日間も木の実などしか食べず体の余分なものを排出してから土中に掘られた穴の中に入ります。
筒で空気のみが入るように設計された穴の中でひたすらお経を唱えたまま最期を迎えます。
地上にいる人間は、土中から鈴の音で生死を判断し、死後に掘り出して処理をし目で見える仏様として祀り続けるのです。