おすすめポイント
沖縄県八重山郡竹富町の西表島南西部にある船浮は、島の西方の船浮湾の奥にある部落です。現存する部落では西表島で最も西に位置する場所とされ、西表島の秘境とも呼ばれています。
部落をすぎれば奥深いジャングルになっているのも特徴です。
また船でしかいくことができないとされており、船での移動で目につくのは、湾を囲むようにぐるりと連なった、深い緑に覆い尽くされたジャングルの山々です。
部落の先には人が住んでおらず、奥深いジャングルが広がっています。
とても静かで心安らぐ雰囲気の土地であり、まるで昔のまま時が止まっているかのようです。
港からのびる部落の道には、海だけでなく緑も茂っているのでとても気持ちがよいです。
もともと島全体が亜熱帯のジャングルに覆われた場所であるため、見どころはその生命力豊かな大自然です。
断崖絶壁の海岸線から一歩陸地に足を踏み入れれば、ありのままの手つかずの大自然を見ることができるのでおすすめです。
亜熱帯特有のマングローブの林などもあり、海かと思えば川にでるなど、いろんな大自然を見て知ることができるのでおもしろいです。
船浮は、絶滅品種になっているイリオモテヤマネコがはじめて発見捕獲されたところでもあり、発見場所の小学校には碑が建てられています。
日本とは思えない大自然はここでしか見ることができない風景といえ、特別な観光にぴったりの場所といえます。
グルメ情報
住んでるひとが少ないとされる集落なので、リゾート地とは違ってレストランなどの飲食店があまりない場所です。数は少ないですが、ここにもおいしいグルメがあります。
港の正面には「ふねっちゃーぬ屋」という食事処があり、観光客も多く立ち寄る飲食店です。
お店には島料理を中心としたメニューが並び、なかでも人気なのが「昔ごはん船浮三昧定食」です。
飲み物だけの利用もできるので、観光の休憩場所としてもおすすめです。
また、軽食やおやつといったものには「船浮パン」という手づくりパンというのも販売しています。
このパンは「かまどま荘」という集落近くの民宿で毎朝焼かれており、とてもおいしいと評判です。
民宿で出されているだけでなく、近くのお店や八重山のスーパーなどにも納品されているそうです。
いろんな菓子パンがあり、たとえば「マンゴークリームパン」はクリームにマンゴーといった組み合わせがとてもおいしい菓子パンです。
その時々でいろんなパンに出会えるのでぜひ買ってみてください。
ほかにも集落の奥あたりにカレーのお店があります。
そこは、自宅をお店にしたような雰囲気になっており、カレーだけでなくそばのメニューもあります。
メニューには、「イノシシ入り」とあるのが船浮らしいグルメといえ、「イノシシカレー」や「イノシシ入りそば」といったものが人気です。
観光地の見どころランキング・1位
部落のはずれから船浮半島を横断すると山道があり、そこから10分ほど歩いていくと、半島の反対側のイダの浜に着きます。この「イダの浜」はとてもきれいなビーチとなっており、リゾート地とは違った静かな雰囲気が魅力のビーチです。
ここへ来ると気持ちが安らぐひとも多く、観光客が少ないのもまた良いところです。
ゆっくりとできるのも魅力ですが、シュノーケルを用意して美しい海に入って潜るといった楽しみもあります。
浅瀬にも美しいサンゴや魚をみることができるのでビーチに入らなくても楽しめます。
温暖な気候なため、2月でも潜ることができるらしく、その温度は温水プールといった感じです。
海に潜る楽しさから浜辺で休むといったことを忘れてしまうほど、魅力にあふれたビーチといえます。
また時期によっては人がほとんどいないので貸切りビーチといった雰囲気も味わえます。
観光地の見どころランキング・2位
カンビレーの滝は、西表島の浦内川にある滝です。カンビレーとは、「神の座」または「神々の交際」を意味する言葉とされています。
カンビレーの滝の特徴は、河床の高低差が少ない滝が、長さ約200mほど数段にわたって続いているところです。
周囲は多くの木生シダを交える森林に囲まれ、亜熱帯的な景観となっています。
滝周辺は広い岩場が露出し、細かな流れが周囲から入り込んでおり、その周辺にはリュウキュウツワブキなどの渓流植物なども見られるようです。
また、広い岩場を歩くとあちこちに穴が空いているのが見られます。
この穴はポットホールと呼ばれ、石が水の流れで徐々に穴を大きくしていったものとされています。
直径80cmほどの穴もあり、はじめてみるひとの目を引きます。
日本のナイヤガラの滝といった雰囲気がある場所として観光客にも人気のスポットです。
観光地の見どころランキング・3位
カンビレーの滝とセットで見ることが多いのが「マリユドゥの滝 」です。マリユドゥの滝のマリとは、「丸い」を意味し、ユドゥとは「淀」のことで、円形の滝壺をもつことからこの名が由来になりました。
この滝の特徴なのが、まさに滝壺の丸さといった形です。
マリユドゥの滝を一望できる展望台があり、そこから見える景色はとても涼しげです。
滝といっても落差が少なくてゆるやかな流れなので落ち着きもあり、心やすらげる滝といえます。
滝までの場所はトレッキングする場所としても最適のコースとなっており、そういったひとにも人気のスポットとなっています。
滝へ行くには、遊覧船の上流船着場からジャングルの中を歩いて40分程かかります。
道はある程度整備されているようですが、足場が滑りやすいのでサンダルではなく、スニーカーなど歩きやすいものを履いてくるようにしてください。
まとめ
カンビレーの滝とセットで見ることが多いのが「マリユドゥの滝 」です。マリユドゥの滝のマリとは、「丸い」を意味し、ユドゥとは「淀」のことで、円形の滝壺をもつことからこの名が由来になりました。
この滝の特徴なのが、まさに滝壺の丸さといった形です。
マリユドゥの滝を一望できる展望台があり、そこから見える景色はとても涼しげです。
滝といっても落差が少なくてゆるやかな流れなので落ち着きもあり、心やすらげる滝といえます。
滝までの場所はトレッキングする場所としても最適のコースとなっており、そういったひとにも人気のスポットとなっています。
滝へ行くには、遊覧船の上流船着場からジャングルの中を歩いて40分程かかります。
道はある程度整備されているようですが、足場が滑りやすいのでサンダルではなく、スニーカーなど歩きやすいものを履いてくるようにしてください。