宮城県

田代島の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

石巻から連絡船に乗り1時間ほどで宝石のような2つの島が現れます。

田代島と網地島です。

穏やかな気候ときれいな海に囲まれたこの島々には、海底を見通せる透きとおった海が残っています。

田代島は周辺が岩場で絶好の釣り場を提供し、釣りファンから親しまれてきました。

平成になり地元で愛されていた放し飼いのねこが全国的な話題を集めるようになりました。

ねこ目当ての観光客が訪れるようになり、日ごろは静かな島が観光シーズンには賑わうようになりました。

そんなある日、東日本大震災による津波が発生し、島の主力産業である牡蠣養殖は壊滅的な打撃を受けました。

島の復興が危ぶまれたとき有志の呼びかけで一口支援基金が募られ、数ヶ月で目標金額の1億5千万円に達しました。

全国の善意にあふれる人々から寄せられた基金により、島は復興する元気を取り戻しました。

一方、網地島は周囲が岩場に囲まれた部分と広い砂浜のある海岸部分に分かれています。

夏場には海水浴客が訪れ、きれいな海を泳ぎまわるリゾート地として知られていました。

これらの島は最短時間の滞在であれば日帰りも可能ですが、本州に残る宝のようなきれいな島に1泊でも宿泊することで、他では味わうことのできない貴重な体験をすることができます。

グルメ情報

島での宿泊はキャンプとロッジ以外は民宿に限られます。

民宿の食事ではまさに獲りたての新鮮な海の幸が出されます。

夕食のメニューは魚尽くしで、かきは島の特産のため特に力が入ります。

生のかきにレモンをかける食べ方や鍋で他の魚介類といっしょに煮込む調理法もあります。

刺身はひらめとすずきの白身魚が中心で、焼き魚にはメバルが出されます。

メバルは身がしまり美味しい魚ですが、骨がかたくのどに刺さると抜けづらいので注意が必要です。

アワビも島の海の岩場で獲れます。

薄く切った刺身は歯ごたえがあり、酒蒸しにしても地酒と合います。

つぶ貝は島では日常的に食されています。

カニやシャコエビは石巻漁港などに水揚げされた新鮮なものが出されます。

夏場には貴重なウニも出されます。

栗のような形をそのままに、半分に割った生のものです。

何も付けなくてもそのままで十分なおいしさです。

ホヤは人により好き嫌いがありますが、ツウにはたまらない味です。

島ではこれが豊富に獲れ、注文すれば喜んでどんぶり一杯出してくれます。

朝食も半端ではありません。

焼き魚にウニを塩漬けしたもの、ひじきやのりなどの海藻類もふんだんに出されます。

土産物ではウニの塩漬けや海草の干したものが売られています。

観光地の見どころランキング・1位

猫神社の由来については納得できる話が伝わっています。

田代島ではかつて養蚕が盛んな時期があり、カイコの天敵であるネズミを駆除するためネコが飼われていました。

そこへマグロ漁のために気仙沼などから漁師が訪れ、一時生活するために建てた小屋の周辺にネコが集まるようになりました。

あるとき事故により死んだネコを網本が丁重に葬ったところ、大漁が続き遭難も起きなかったことから、ネコが神様として奉られるようになりました。

これが猫神社の起源とされ、それ以来島民の間で信仰の対象となってきました。

この島のネコが全国的に知られるようになったのは、島に移住して民宿を始めた夫婦が2006年にネコを写したブログを始め、TVの全国ネットで放送されたのがきっかけです。

台湾や香港などでも放送されるに至り、島のネコが目当ての観光客は国内のみならず、海外からも訪れるようになりました。

猫神社は島の中央部の森の中にあります。

観光地の見どころランキング・2位

周辺をコバルトブルーの海に囲まれた高台に、ネコの顔と耳をモチーフにデザインされたロッジが数棟建ち、宿泊施設として利用されています。

管理施設を含めてマンガアイランドと呼ばれ、石巻市の管理事務所が管理しています。

ロッジのデザインはマンガ家で、あしたのジョーで有名な千葉てつや氏や里中満智子氏など5名のマンガ家が担当しました。

野外宿泊施設がありキャンプ等で利用することができます。

利用期間は毎年4月~10月で利用には予約が必要です。

石巻市はサイボーグ009の作者として有名な石の森章太郎の出身地で石の森マンガ館など、マンガ文化を大切にしています。

マンガアイランドでは地元団体による物品の販売やネコの出没場所に関する情報も提供し、島の案内所の役割も果たしています。

マンガアイランドへは「仁斗田港」にて下船し徒歩で約15分です。

観光地の見どころランキング・3位

田代島には「大泊港」と「仁斗田港」という2つの港があります。

島の周囲は岩場が多く、入り江もあるため船が接岸する港がつくりやすい地形です。

どちらの港も小さな入り江にコンクリートの桟橋が出ていて、そこに連絡船が着岸します。

「大泊港」の周辺には集落は多く、「仁斗田港」は周辺にネコがたくさんいて、マンガアイランドにも近い位置です。

両港共、地元の小さな漁船が停泊し、漁業の拠点となっています。

島の周囲は岩場が多い良好な釣り場で、多くの釣りファンが訪れます。

釣り船もこれらの港から出航し、民宿も港近くに居をかまえます。

島の沖合いは 魚影が濃く、ヒラメ、アイナメ、ソイやブリ、ワラサ、ヒラマサなどを釣ることができます。

釣り船は田代島から金華山までを釣り場とし、多くの釣り客を楽しませています。

ネコと釣りの2つが島の目玉です。

まとめ

田代島には「大泊港」と「仁斗田港」という2つの港があります。

島の周囲は岩場が多く、入り江もあるため船が接岸する港がつくりやすい地形です。

どちらの港も小さな入り江にコンクリートの桟橋が出ていて、そこに連絡船が着岸します。

「大泊港」の周辺には集落は多く、「仁斗田港」は周辺にネコがたくさんいて、マンガアイランドにも近い位置です。

両港共、地元の小さな漁船が停泊し、漁業の拠点となっています。

島の周囲は岩場が多い良好な釣り場で、多くの釣りファンが訪れます。

釣り船もこれらの港から出航し、民宿も港近くに居をかまえます。

島の沖合いは 魚影が濃く、ヒラメ、アイナメ、ソイやブリ、ワラサ、ヒラマサなどを釣ることができます。

釣り船は田代島から金華山までを釣り場とし、多くの釣り客を楽しませています。

ネコと釣りの2つが島の目玉です。