秋田県

白神山地の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

白神山地は1993年(平成5年)に自然遺産として世界遺産登録された場所で、世界最大級のブナの原生林が広がっていることが登録理由となっています。

白神山地周辺では春の訪れが遅く、十二湖などを除いて6月から10月頃までが登山やトレッキングに最適な時期となっています。

1時間程度の散策が楽しめる十二湖や白神の森遊山道、往復で3~4時間程度の軽登山が可能な二ツ森や藤里駒ケ岳と崩山、見事なブナの木を鑑賞できる留山などたくさんの見どころがあります。

白神山地を水源とした赤石川では鮎釣りなどが行われ、赤石川をはじめその支流でもたくさんの滝を見ることができます。

白神山地内にある暗門の滝やくろくまの滝などは、散策を兼ねて滝の水しぶきを感じながら森林浴も楽しめます。

津軽藩の歴史を知りたい時は、国史跡 種里城跡「光信公の館」が最適な観光スポットです。

ここでは青森西部の津軽藩の祖を築いた大浦光信公や津軽家ゆかりの歴史的資料や美術品などが展示してあります。

前庭には津軽家の家紋になるぼたんの花が約50種類800本も植えられていて、開花シーズンにはお祭りが開かれています。

白神山地が観光客が多く訪れる場所になり、周囲はリゾートホテルや温泉旅館などが充実しています。

郷土料理や地酒などを味わう事ができ、世界遺産を満喫できるトレッキングプランなどがある施設もあります。

グルメ情報

国史跡 種里城跡「光信公の館」のある鰺ヶ沢の名物にヒラメのヅケ丼があります。

鰺ヶ沢はヒラメ漁の水揚げが多くさまざまな場所にも出荷されていて、特に旬の12月から1月は身の締まったおいしいヒラメが味わえます。

ヒラメを漬けこむタレはお店によって異なる味付けがされているので、色々な味を楽しむ事もできます。

「たきわ」はその日入荷した新鮮な魚を味わえるお店で、お刺身風のヒラメとたたき風のヒラメの二種類のヅケ丼を食べられます。

トッピングで生卵をのせられるので、一つの丼で色々な楽しみ方ができます。

白神山地から流れ出たおいしい水で育った川魚も外せません。

幻の魚と呼ばれるイトウはまろやかな味わいが川のトロと評されるほどです。

イトウは鰺ヶ沢町のレストランや居酒屋で食べられます。

「食事処民宿なおじろう」はなおじろうちゃんぽんが有名で、このちゃんぽんを食べにたくさんの人が県内外から訪れています。

エビ、カニ、サザエなどの新鮮な魚介類とたくさんの野菜が入っていて、塩と味噌の二種類のスープがあります。

魚介と野菜の旨みが溶けだしたスープは絶品で、かなりボリュームはありますが意外とあっさりしているので完食してしまう人が多いようです。

観光地の見どころランキング・1位

国史跡 種里城跡「光信公の館」では、津軽藩ゆかりの絵画や屏風、文書などが見学できる資料館で、1990年(平成2年)開館しました。

館内には赤石川近くの丘から出土した12世紀後半に作られた珠洲焼の容器などの出土品も展示されています。

庭には鎧兜姿の光信公の像があり、およそ800本のぼたんが植えられていて、毎年開花時期の5月下旬から6月上旬にはぼたん祭りが開催されています。

国の史跡に指定されている種里城は、種里地区の丘に築かれた山城です。

現在の岩手県にあたる南部下久慈から、蝦夷管領の安藤氏を制圧するために移り住んだ大浦光信公が、1491年(延徳3年)に赤石川近くの丘陵地に築城しました。

その後周辺の武将と戦を繰り返し、5代為信公の時代になると初代津軽藩主として津軽を治めるようになりました。

明治になると種里城は壊され、現在では主殿跡や本丸跡を見ることができます。

観光地の見どころランキング・2位

くろくまの滝は高さ85m、幅15mになり、赤石川水系の滝ノ沢にあります。

青森県内最大の大きさを誇る滝であり、日本の滝百選にも選ばれています。

くろくまの滝という名前は、巨大な滝の姿がまるで大きな熊が立ち上がっているように見える事が由来とされています。

この周辺には滝が多く、上流にある高さ約30mの第二の滝、さらに進んだ所にある高さ約20mの第三の滝などがあります。

くろくまの滝周辺にはこれらの滝を眺められる遊歩道があるのですが、意外と険しい道なので訪れる際にはトレッキングシューズなどが最適です。

2015年(平成27年)2月に起こった土砂崩れにより、赤石渓流線と白神ラインが通行止めになったため、見学できない状況になりました。

2015年8月の段階で開通は未定となっています。

観光地の見どころランキング・3位

十二湖は白神山地の津軽国定公園の中にある、33の湖や沼の総称になります。

周辺はブナ林に囲まれていて、1704年(元禄17年・宝永元年)に発生したマグニチュード7前後の能代大地震の際の山崩れでできたと伝えられています。

実際の湖沼の数は33ありますが、標高939.9mの崩山から見えたのはその内の12だったため十二湖の名前が付けられました。

十二湖の中でも特に有名な青池は透明度の高いコバルトブルーが印象的で、光の加減によっては周囲の緑が水面に反映し美しい風景を眺めることができます。

春には福寿草やカタクリ、ミズバショウなどの山野草が咲き、4月下旬ごろにはブナの花が咲きます。

また、手軽に楽しめるトレッキングコースもあり、世代や体力に合わせてさまざまなコースを歩くことができます。

まとめ

十二湖は白神山地の津軽国定公園の中にある、33の湖や沼の総称になります。

周辺はブナ林に囲まれていて、1704年(元禄17年・宝永元年)に発生したマグニチュード7前後の能代大地震の際の山崩れでできたと伝えられています。

実際の湖沼の数は33ありますが、標高939.9mの崩山から見えたのはその内の12だったため十二湖の名前が付けられました。

十二湖の中でも特に有名な青池は透明度の高いコバルトブルーが印象的で、光の加減によっては周囲の緑が水面に反映し美しい風景を眺めることができます。

春には福寿草やカタクリ、ミズバショウなどの山野草が咲き、4月下旬ごろにはブナの花が咲きます。

また、手軽に楽しめるトレッキングコースもあり、世代や体力に合わせてさまざまなコースを歩くことができます。