おすすめポイント
坂道が多く映画の舞台にも多く登場する尾道は、懐かしい昭和の雰囲気が味わえる「尾道商店街」、林芙美子や志賀直哉などの尾道出身の作家や、この地に関わりのある文学者の作品が彫られた石碑がある「文学のこみち」、国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れる「しまなみ海道」などがあります。美しい夜景を眺められる「千光寺公園」は夜景100選にも選ばれているスポットで、頂上までは千光寺山ロープウェイを利用しておよそ3分で辿り着けます。
このロープウェイからの眺めも絶景で、尾道水道と小さくなっていく街並みが絵葉書のような印象を与えます。
山頂の展望台からは、新尾道大橋や眼下に広がる千光公園などが一望できて、夜になると色とりどりにライトアップされます。
千光寺公園は桜の名所としても有名な場所で、毎年3月下旬から4月中旬頃には、しだれ桜や八重桜、ソメイヨシノなど、1500本ほどの桜が開花します。
夜は公園内のぼんぼりが灯され、夜桜見物が楽しめます。
また、猫に関連したスポットも多く、「猫の細道」やおよそ3000もの招き猫のコレクションがある「招き猫美術館」など、猫好きにはたまらない場所が点在しています。
細い路地や坂道には本物の猫がのんびりとしていることもあり、風情のある街並みと猫が撮影できることもあります。
グルメ情報
この地域の代表格グルメの尾道ラーメンは、鶏ガラベースの醤油味で、お店によっては瀬戸内産のいりこなどを出汁に加えている場合もあります。麺は中細の平打ち麺を使い、そこにミンチされた豚の背あぶらを追加するため、こってりした味わいになります。
「朱華園」は尾道ラーメンの老舗で、連日多くの人が並んでいます。
人気の中華そばの他、尾道ラーメン、焼そば、ぎょうざなどのメニューがあります。
手作りのアイスクリームが食べられる「からさわ」は、昭和14年創業の歴史のあるお店でアイスモナカが人気です。
尾道商店街にある「モナカルーム」はからさわのアイスが食べられるカフェで、店内はレトロな雰囲気で満たされています。
アイスクリームはバニラ味になり、季節限定で抹茶やゴマ、いちごなどのアイスを販売しています。
サクサクした食感のモナカで挟んだアイスモナカ、ワッフルコーン、クリームぜんざいが味わえます。
「蛸処憩」はしまなみ海道の生口島にあるお店で、新鮮なたこを使った料理が堪能できます。
タコの天ぷらとお刺身が付いてくるタコ飯定食があり、仕入の内容によっては珍しい生タコのお刺身が味わえます。
タコ以外では、あなご定食、煮付け定食などがあります。
観光地の見どころランキング・1位
全長およそ1kmの「文学のこみち」は合計25の石碑が立っている遊歩道で、尾道に縁のある作家の作品や俳人の句が天然の石に刻まれています。文学のこみちは千光寺山ロープウェイ山頂駅横の入り口から始まり、千光寺の敷地内を抜けていきます。
遊歩道は千日稲荷まで続き、散策の途中では市街地を見渡せて、天気が良い日には四国連山が見えることもあります。
遊歩道は階段が多く、所要時間は約30分ほどになります。
山道のような所もあるので、スニーカーなどの歩きやすい靴が最適です。
石碑には林芙美子、志賀直哉、正岡子規、十返舎一九などの作品が彫られていて石碑のそばには解説が書かれた看板があります。
尾道は俳句に力を入れていて俳句塔という俳句ポストが設置されています。
千光寺の歌碑の近くにも俳句塔があるので、散策時に一句浮かんだ時は投句できます。
観光地の見どころランキング・2位
尾道商店街は昭和初期のレトロな雰囲気の漂う観光地スポットで、その独特の風景のようすから写真が趣味の方も多く訪れる場所です。JR尾道駅の東側、歩いて約2分ほどで尾道商店街の入口に到着します。
全長は1.2kmほどになり400ほどのお店が軒を連ね、タイムスリップした気分になる風景が広がります。
「ゆーゆー」は銭湯の大和湯を改装したショップで、当時の銭湯の設備をそのまま残した店内には、地域の特産品などが販売されています。
カフェも併設されているので、食事も楽しめる場所です。
「チャイサロンドラゴン」は白地に赤のチャイダーという看板が目印で、抹茶とサイダーをブレンドしたチャイダーやインドチャイを味わえます。
広島カープとのコラボになるカープチャイダーはお土産にもピッタリです。
観光地の見どころランキング・3位
サイクリストの聖地として親しまれている「しまなみ海道」は、本州の尾道から四国の今治までを結んでいます。自動車でも通れますが、じっくりと景色を堪能するには自転車が最適です。
全長は約60~70kmになり、途中6つの島を経由していきます。
尾道方面からはフェリーを利用して向島に渡ります。
サイクリングロードは分かりやすくブルーのラインが引いてあるので、初めてしまなみ海道を訪れる方も安心です。
その後因島、生口島、大三島、伯方島、大島を経て今治へ到着します。
途中で休憩できる「しまなみサイクルオアシス」や自転車を部屋に持ち込める宿泊施設などもあるので、安心して自転車の旅が続けられます。
尾道やしまなみ海道周辺にはレンタサイクルターミナルがあり、子ども用自転車や電動アシスト付き、2人で乗れるタンデム自転車を貸出していて、もちろんノーマルタイプの自転車も取り扱っています。
まとめ
サイクリストの聖地として親しまれている「しまなみ海道」は、本州の尾道から四国の今治までを結んでいます。自動車でも通れますが、じっくりと景色を堪能するには自転車が最適です。
全長は約60~70kmになり、途中6つの島を経由していきます。
尾道方面からはフェリーを利用して向島に渡ります。
サイクリングロードは分かりやすくブルーのラインが引いてあるので、初めてしまなみ海道を訪れる方も安心です。
その後因島、生口島、大三島、伯方島、大島を経て今治へ到着します。
途中で休憩できる「しまなみサイクルオアシス」や自転車を部屋に持ち込める宿泊施設などもあるので、安心して自転車の旅が続けられます。
尾道やしまなみ海道周辺にはレンタサイクルターミナルがあり、子ども用自転車や電動アシスト付き、2人で乗れるタンデム自転車を貸出していて、もちろんノーマルタイプの自転車も取り扱っています。