おすすめポイント
兵庫県山崎は兵庫県中西部の西播磨地区にあり、現在は山崎町、一宮町、波賀町、千種町の4町が合併して宍粟市となっています。古くは山崎藩の城下町として発展し、因幡街道を介した山陽と山陰の結節点に位置するので交通の要所として重要な役割を果たしていました。
兵庫県山崎は自然が豊かで「石水山の御水」や「延命水」など名水の宝庫で、ご利益のある水を求めて訪れる観光客も大勢います。
史跡や城跡も多く、豊臣秀吉が鳥取城攻略の際に立ち寄り、靴を脱いだとされる「太閤石」のある長源寺や室町時代に築かれた長水山・長水城跡の遊歩道、山崎城の面影を残す紙屋門などが有名です。
温泉もオススメで、大きな露天風呂のある「しそう よい温泉」、農産物加工体験などのできる施設が併設された「伊沢の里」、２億年以上の昔の海水が封じ込められている「一宮温泉」などは温泉好きなら一度は入ってみたいお湯です。
兵庫県の屋根と呼ばれていて県下最高峰の氷ノ山や三室山、板馬見山など登山やアウトドアにぴったりのスポットもあります。
自然に恵まれた地域なので歴史的な建物や遺跡を訪れると同時に山の風景や季節の花、新緑や紅葉を楽しむことができて、日本の美しさを実感できます。
グルメ情報
兵庫県山崎の名物と言えばこの地域の広大な山地で育った猪や鹿、合鴨など野生の食材を活用した料理です。兵庫県山崎は森林王国と呼ばれるくらいジビエ料理がおいしく、猪鹿鳥定食や猪鹿鍋などを出すお店がたくさんあります。
自然の中でのびのびと育った野生動物の肉は歯ごたえがあり、噛みしめると独特のコクと甘みが口いっぱいに広がります。
味噌味の鍋や味噌煮込みのほかに、猪や鹿肉のハム、焼き肉、カレーなどもあり、ジビエ料理の新しい発見ができます。
合鴨のたたきや鴨南蛮うどん、合鴨焼鳥などの料理は地元の農家で有機飼料を使って育てられた鴨を使い、普通の鶏肉とは全く違う歯ごたえのある肉で、コラーゲンをたっぷり含んだうまみのある皮や脂のおいしさを実感できます。
エリア内を流れる揖保川で獲れた鮎を味わうことのできるお店もあり、肉料理も魚料理も楽しめます。
兵庫県山崎は丹波黒大豆の産地としても有名で、黒豆を使った料理やお菓子が特産品として売られています。
黒豆クッキーや黒豆かりんとう、甘納豆などはお土産にも最適です。
ふつうのきゅうりの倍以上の長さになる大きなきゅうりを使った「しそう三尺かす漬け」や地元の山菜やきのこを使った「山里のしぐれ煮」、「あさづけ」なども有名です。
観光地の見どころランキング・1位
与位の洞門は明治36年に最初に掘られた洞門で、揖保川に面する右岸にあります。付近は「下乢の奇岩」と呼ばれていて絶壁になっていて、宍粟の奥地へと向うときの交通の難所であり、奇勝として知られていました。
当時は岩端に桟橋をかけて通行していましたが、洪水時には落ちて死者が出ることもあり、村人らによって2年がかりで洞門が掘られました。
その後工事が拡張され、現在は大型自動車も通行可能になっています。
与位の洞門は前後２つの岩から成っており、入口付近には説明書きがあり当時の様子が記されています。
対岸からは現在でも当時岸壁に桟橋の腕木を差し込むために作られた四角い穴を確認することができます。
与位の洞門は山崎町の指定文化財であり、名勝の指定も受けています。
道幅は拡張されていますが狭いので通行時には注意が必要です。
観光地の見どころランキング・2位
道の駅山崎は国道29号沿いにある道の駅で、「山崎町特産センター」が併設されていました。現在は道の駅山崎のほかに「播磨いちのみや」「みなみ波賀」「はが」「ちくさ」という道の駅があり、同じ役割を果たしています。
道の駅山崎の魅力は特産品の販売と食事処で、地元の農産物や猪、鹿肉の加工品などが産地直送で販売されています。
季節ごとに違うものを売っているので、夏場はブルーベリーを使った自家製のソフトクリーム、秋にはりんごのパンや栗のパンなど四季折々の楽しみ方ができます。
レストランも工夫されていて、地域の食材を利用した料理が提供されるのでエリア観光をする時間がなくても道の駅に立ち寄って猪料理や鹿料理、鴨南蛮や鴨そば、地元の庶民的な料理などを味わってみることができます。
お土産を買うにも最適です。
観光地の見どころランキング・3位
播州山崎花菖蒲園は、国内最大級の規模を誇る菖蒲園で100万本以上の花菖蒲と四季折々の花々、約1200品種を鑑賞できる回遊式の花庭園です。里山の自然林を生かした広大な敷地を持ち、品種保存園としての役割も果たしています。
開園期間は花が咲く4月から6月にかけての短い期間で、4月と5月には水仙、ツツジ、シャクナゲ、6月になると花菖蒲を鑑賞することができます。
播州山崎花菖蒲園は敷地がシャクナゲ園と花菖蒲園に分かれていて、開園期間も異なるので訪れる前に確認が必要です。
園内には花の売店があり、花菖蒲苗、花菖蒲切花、シャクナゲ鉢の販売を行っています。
地域の特産品やお土産コーナー、軽食コーナーもあり、気軽に立ち寄ることができます。
園内の食堂では笹うどん、山菜、揖保の糸など地元食材を使ったメニューを楽しめます。
まとめ
播州山崎花菖蒲園は、国内最大級の規模を誇る菖蒲園で100万本以上の花菖蒲と四季折々の花々、約1200品種を鑑賞できる回遊式の花庭園です。里山の自然林を生かした広大な敷地を持ち、品種保存園としての役割も果たしています。
開園期間は花が咲く4月から6月にかけての短い期間で、4月と5月には水仙、ツツジ、シャクナゲ、6月になると花菖蒲を鑑賞することができます。
播州山崎花菖蒲園は敷地がシャクナゲ園と花菖蒲園に分かれていて、開園期間も異なるので訪れる前に確認が必要です。
園内には花の売店があり、花菖蒲苗、花菖蒲切花、シャクナゲ鉢の販売を行っています。
地域の特産品やお土産コーナー、軽食コーナーもあり、気軽に立ち寄ることができます。
園内の食堂では笹うどん、山菜、揖保の糸など地元食材を使ったメニューを楽しめます。
