山形県

山寺の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

東北地方には、奥の細道で有名な松尾芭蕉が訪れた場所が多く存在しています。

俳句の中に込められた想いと、情景が重なった時、単なる観光スポットとしてだけではない悠久の魅力に気づかされるのです。

芭蕉が「静けさや岩にしみいる蝉の声」の句を詠んだと言われる「山寺」は、山形市と仙台市を繋ぐ仙山線の途中駅にあります。

趣のある小さな駅周辺は、まさに田舎の観光地の古き良き風景。

駅の真正面にある山寺旅館が非常に絵になっています。

山寺を訪れる人の目的の多くは、宝珠山立石寺でしょう。

宝珠山立石寺は奇岩や奇石に富み、名勝地としても名高い場所です。

体力がある方は、山寺の「馬口岩」で登山を楽しみましょう。

登山というよりは、岩登りに近く、ロープを使ってエキサイティングな活動が楽しめます。

また、山寺駅がある仙山線のルートには、「作並温泉」があることでも有名です。

ハイキングや登山に疲れたら、寛ぎと癒しを求めて、作並温泉へ足をのばしてみましょう。

多彩な四季の美しさと、静けさ、良質のお湯が味わえるのは、山の中にある温泉ならではです。

仙山線に乗車すれば、仙台市街地からも近いので、仙台に来たついでに温泉に立ち寄り、汗を流すのも良いですね。

山寺周辺には、魅力ある大人の為のスポットが満載です。

グルメ情報

山寺にきたら、是非味わいたいのが、「玉こんにゃく」です。

山形周辺の観光地では、小腹が空いた時などに、玉こんにゃくを食べるのが一般的になっています。

家庭ではそれほど頻繁に作ることはないようですが、イベントや祭りの際など、玉こんにゃくを見かけないことは無いと言われるほどです。

文字通り、玉のこんにゃくを、醤油で煮付けし、串に刺して、からしをつけていただきます。

冬の山寺で食べるあつあつの玉こんにゃくは絶品で、何本でも食べられそうです。

また、山形は、麺類の消費量が非常に多く、蕎麦処としても有名です。

山寺周辺にも、蕎麦屋が多いのも特徴の一つです。

山形と仙台の中間に位置する地域では、山形名物である芋煮などの郷土料理のほか、仙台名物の牛タンなども味わうことができます。

歩きつかれてホッと一息つきたいときは、お抹茶と甘い和菓子が頂ける甘味処に立ち寄ってみましょう。

寺を開いた円仁さんにちなんで、「円仁さん」という甘いお菓子が有名です。

また、山形のだだちゃまめを使ったソフトクリームも、コクがあり美味しいと評判です。

まさに、この周辺は、ご当地グルメの「食べ歩き」という言葉がぴったり。

各店舗の美味しいものをつまみながら、ゆっくり散策するのが一番の贅沢だったりします。

観光地の見どころランキング・1位

山寺の正式名称を「宝珠山立石」と言い、貞観2年に、第三世天台座主慈覚大師円仁が開かれたとされています。

東北を代表する天台宗の霊山であることから、今に至るまで懇ろに保護されてきました。

松尾芭蕉が俳句を詠んだのもこの場所です。

面積は約33坪で、敷地の中には30余りの堂塔が残されています。

本堂である根本中堂には、ブナ材が豊富に用いられ、現存するブナの建築物では日本最古と言われています。

本堂には、薬師如来坐像がお祀りされていますが、御開帳は50年に1度となっています。

松尾芭蕉が「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだのは、現在の「せみ塚」の辺りではないかとされています。

宝珠山立石の至るところに、芭蕉の句が掲げられ、歴史を感じながら散策できるのが最大の魅力といえるでしょう。

頂上に続く石段を登ると、一気に視界が開け、山形の田園風景や美しく広がる山々を眺めることができます。

観光地の見どころランキング・2位

馬口岩は、その名の通り、馬の口のように大きく開いた巨大な岩のことを指しています。

雪国である山形は、冬は氷点下になることも多く、この馬口岩の周りには大きな「つらら」が沢山現れます。

それが大きな氷雪の山塊になることから、地元の人には「アイスヒル」とよばれるようになりました。

アイスヒルには、大きな岩が4つあり、ロープを使用してトレッキングを楽しむことができます。

頭をぶつけないようにしながら、洞を潜ったり、岩に張り付くようにして上り下りをしたりと、普段ではなかなか味わえない体験ができるでしょう。

馬口岩の岩頂からは、宝珠山立石寺はもちろんのこと、山間の長閑な町並み、山形盆地を隔てて月山、朝日連峰などを眺めることができます。

新緑の季節や紅葉の季節は、更に美しいと評判です。

下山する際は、怪我をしないように気をつけましょう。

観光地の見どころランキング・3位

仙台と山形を繋ぐJR仙山線。

その駅の途中に、「作並温泉」という風情溢れる温泉地があります。

山に囲まれた南北に細い河岸段丘に位置し、広瀬川を源泉とした、肌に優しいお湯が特徴です。

もともとは一部の人だけに秘されてきた作並温泉でしたが、寛政八年(1796年)に開湯されてから、「肌が綺麗になる」と評判で、現在は多くの人に親しまれています。

露天風呂や岩風呂、立ち湯など、各温泉宿によって、バリエーションは様々。

岩盤浴や日帰り温泉なども楽しめるので、作並温泉駅で下車したら、エリアマップで確認すると良いでしょう。

また、作並温泉に来たら、是非訪れたいのが、「ニッカウヰスキー仙台工場」です。

ウイスキーには欠かせない良質な水を求めて、この地に工場が建てられたそうで、ヨーロッパを思わせる赤レンガの工場では、ウイスキーの製造工程を見学できるだけでなく、試飲もできるそうです。

温泉とウイスキーが楽しめるのは、この地ならではですね。

まとめ

仙台と山形を繋ぐJR仙山線。

その駅の途中に、「作並温泉」という風情溢れる温泉地があります。

山に囲まれた南北に細い河岸段丘に位置し、広瀬川を源泉とした、肌に優しいお湯が特徴です。

もともとは一部の人だけに秘されてきた作並温泉でしたが、寛政八年(1796年)に開湯されてから、「肌が綺麗になる」と評判で、現在は多くの人に親しまれています。

露天風呂や岩風呂、立ち湯など、各温泉宿によって、バリエーションは様々。

岩盤浴や日帰り温泉なども楽しめるので、作並温泉駅で下車したら、エリアマップで確認すると良いでしょう。

また、作並温泉に来たら、是非訪れたいのが、「ニッカウヰスキー仙台工場」です。

ウイスキーには欠かせない良質な水を求めて、この地に工場が建てられたそうで、ヨーロッパを思わせる赤レンガの工場では、ウイスキーの製造工程を見学できるだけでなく、試飲もできるそうです。

温泉とウイスキーが楽しめるのは、この地ならではですね。