北海道

大沼公園の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

北海道南西部にある大沼公園は、森町や鹿部町、七飯町の3町に跨る道南で唯一の国定公園で、毎年約200万人もの観光客が訪れる人気の観光スポットです。

大沼や小沼のほか、かつては「白鳥の沼」と呼ばれるほど多くの白鳥が飛来していた蓴菜沼などの湖沼群や、その外見から渡島富士とも呼ばれている駒ヶ岳からなり、四季を通じて見事な風景を演出しています。

大沼、小沼、蓴菜沼の湖沼群には、野鳥や植物、魚など、多種多様な動植物が生息し、特に野鳥はオオハクチョウなどの渡り鳥のほか、オナガガモやカルガモのように住み着いている鳥も多く、一年中見ることが出来ます。

水と緑が絶妙な風景を織り成している湖沼群に対し、その遠方に臨むことができる駒ヶ岳は、噴火を繰り返すことにより山頂部分が削られることで荒々しささえも感じられ、このコントラストも大沼国定公園の魅力となっています。

夏は「大沼湖水まつり」や花火大会、冬には「大沼函館雪と氷の祭典」など、周辺地域では年間を通して多くのイベントが開催されているほか、秋には紅葉も楽しめます。

景観を楽しむ以外にも、登山や湖沼群でのヘラブナ釣り、カヌーやキャンプなど、盛んにスポーツが行われています。

冬期は湖面が凍ることを利用し、ワカサギ釣りのほか、スノーモービルやバギー等の冬季限定の乗り物やスキーなど、数多くの遊びを堪能できます。

グルメ情報

大沼公園の代名詞とも言えるほどの人気を保っているのが、沼の家の「大沼だんご」です。

1905年の販売開始以来、長い伝統を誇る大沼だんごは、観光客はもちろん、地元や周辺地域でも長く愛され続けているグルメの一つです。

弁当箱に模した昔ながらの木製の器に入っており、ごま味としょうゆ味のセット、あんこ味としょうゆ味のセットの2種類があります。

大沼名物の蓴菜が気軽に食べられる、大沼食堂も人気です。

蓴菜は、地域によっては水質の悪化により絶滅の恐れもあり、貴重な水草の一つでもあります。

北海道と本州北部の澄んだ池沼に生息する水草で、独特な喉越しと食感が人気です。

特に新芽の枝と幹の間の部分にはヌメリがあり、珍味として古くから親しまれ、瓶詰めは大沼名物として販売されています。

大沼食堂では、自家製麺を利用した天ぷらそばや、蓴菜を使った蕎麦を味わうことができます。

ホルスタイン種とジャージー種の牛乳を独自にブレンドした、山川牧場自然牛乳も人気です。

山川牛乳直売所では、低温殺菌した搾りたての牛乳だけでなく、たっぷりの牛乳で作ったソフトクリームや、山川牧場で飼育した牛から作るローストビーフサンドセットも販売されています。

特にソフトクリームの人気は高く、ソフトクリームを食べるために遠方から訪れる人もいるほどです。

観光地の見どころランキング・1位

大沼湖は、1640年に駒ヶ岳が大噴火を起こし、土砂によって折戸川が堰き止められたことにより出来た湖です。

周辺の宿野辺川や軍川など、豊富な水源により形成されており、周囲24km、最大深さ約12mと、湖沼群の中では一番の大きさです。

湖沼群には全部で120を超える島々があり、一部の島には橋が架けられ容易に散策することができるほか、その独特な生態系から、多種多様な動植物を楽しむことができます。

自然散策コースには、大島の路、森の小径、島巡りの路、夕日の小沼路と、全4コースが用意されており、好みに応じて楽しむことができます。

15分程度で散策できる大島の路コースは、公園広場を起点とし、溶岩石から臨む駒ヶ岳や、東大島橋から臨む景観など、気軽に自然と触れることが可能です。

春を知らせる水芭蕉から、夏を彩るヨシやカルガモ、秋の紅葉や冬のオオハクチョウと、四季折々の美しさがあります。

観光地の見どころランキング・2位

小沼湖は大沼湖の西方に位置する、周囲約16kmの湖で、大沼湖や蓴菜沼、円沼や長沼と共に大沼公園内の湖沼群を形成しています。

観光客の多くが大沼湖に集中するため、ゆっくりと静かに景観を楽しむことができる事が小沼湖の大きな魅力です。

大沼湖と小沼湖は狭戸で分かれ、この部分は冬でも湖面が凍らないという特徴があることから、冬場は多くの野鳥が集まります。

オオハクチョウも沢山集まるため、「白鳥台セバット」と呼ばれるほど人気の野鳥観察スポットとなっています。

オオハクチョウ以外にも、愛らしいカルガモ等がやってくることから、家族連れにも人気となっています。

また、函館方面から大沼公園に向かうJR大沼駅手前付近では、小沼湖の後方に駒ヶ岳がそびえるという特別な景観を眺められ、JRの車窓から見える景色も人気の一つとなっています。

観光地の見どころランキング・3位

かつては内浦岳と呼ばれ標高1700mを誇り、外見も富士山のような形でしたが、1640年の大爆発によって現在の形状となりました。

1990年代以降も何度か小噴火が起こっていますが、山頂部分以外であれば登山も可能で、毎年多くの登山客が訪れています。

山麓部には、唐松や白樺といった針葉樹が広がるほか、ブナやミズナラといった広葉樹も生息しています。

また、ハクサンチドリやイワギキョウ、ナナカマドやシラタマノキといった高山植物も多く分布しているほか、エゾリスやキタキツネ、タヌキなどの動物や、四十雀やキツツキなど多くの鳥類も見ることができます。

見る地点や方角によって山肌が異なり、全く違う顔に見えるのも魅力の一つです。

登山時期は降雪によって若干変更されることがありますが、毎年6月から10月までの期間に限り可能です。

まとめ

かつては内浦岳と呼ばれ標高1700mを誇り、外見も富士山のような形でしたが、1640年の大爆発によって現在の形状となりました。

1990年代以降も何度か小噴火が起こっていますが、山頂部分以外であれば登山も可能で、毎年多くの登山客が訪れています。

山麓部には、唐松や白樺といった針葉樹が広がるほか、ブナやミズナラといった広葉樹も生息しています。

また、ハクサンチドリやイワギキョウ、ナナカマドやシラタマノキといった高山植物も多く分布しているほか、エゾリスやキタキツネ、タヌキなどの動物や、四十雀やキツツキなど多くの鳥類も見ることができます。

見る地点や方角によって山肌が異なり、全く違う顔に見えるのも魅力の一つです。

登山時期は降雪によって若干変更されることがありますが、毎年6月から10月までの期間に限り可能です。