おすすめポイント
仙台青葉城は正式には仙台城といい、1601年に伊達政宗により築城されました。伊達政宗により本丸と西の丸が、二代伊達忠宗により二の丸と三の丸が築かれました。
築城当時「家康公がいれば軍事設備は不要」との理由で天守閣こそありませんでしたが、イスパニア使節ビスカイノは「日本で最も勝れ、最も堅固な城の一つ」と称えています。
明治維新や火災、第二次大戦の空襲などで、石垣以外は姿を消しましたが、昭和40年には隅櫓が復元されました。
この土地は昔から仙台市民に深く愛されています。
現在、本丸跡は護国神社と青葉城資料展示館、本丸会館、青葉城址となっていて、仙台のシンボルとも言える伊達政宗公の騎馬像も、ここから仙台市内を見守っています。
ここからは眼下に仙台市内が一望でき、遠く太平洋まで見渡せる絶景スポットです。
二の丸跡は東北大学川内キャンパス、三の丸跡は仙台市博物館となっています。
博物館近くの長沼と五色沼は、三の丸の御濠の跡ですが、この五色沼は日本のフィギュアスケート発祥の地でもあります。
伊達政宗の騎馬像が最初に建立されたのは1935年で、第二次大戦中に金属回収令で半分溶かされ、一時期はコンクリートの立像になり、1962年に銅の騎馬像として再建されました。
グルメ情報
仙台青葉城のみならず、仙台に来たら、青葉山公園と伊達政宗騎馬像は必見です。歩いてすぐのところにある青葉城資料展示館では、CGで仙台城が復元されるなど興味深い展示がされています。
護国神社は毎年正月には初詣で賑わう厳かな神社です。
明治天皇により、地元出身の戦没者の慰霊のために建てられました。
本丸会館では仙台名物がいろいろと揃っていて、夜景を見ながらの食事は良い思い出になるでしょう。
隅櫓や石垣のあたりは桜の季節になると風情のある景色となります。
また、名曲「荒城の月」の句碑や、その作詞者で明治から昭和にかけての仙台出身の詩人、土井晩翠の立像もあります。
仙台市博物館や東北大学植物園も人気のスポット。
そして仙台青葉城址の東側を囲むように流れる広瀬川の畔には、伊達政宗の霊廟である瑞鳳殿があります。
この名所の近くには、ラドン温泉と岩盤浴が楽しめる旅館があり、日帰りの利用もできます。
広瀬川は、奥羽山脈から名取川に合流するまで森の都仙台を流れる美しい清流です。
時間に余裕があればぜひ散策しましょう。
さらに青葉城址から八木山方面へ行く途中では、龍ノ口渓谷にかかる八木山橋を渡りますが、ここは秋になると紅葉が素晴らしい穴場スポットです。
龍ノ口渓谷は3kmに及ぶ渓谷で、化石の宝庫でもあります。
観光地の見どころランキング・1位
瑞鳳殿は、広瀬川の畔の経ヶ峰に1936年に建てられた伊達政宗の霊廟で、豪華絢爛な桃山建築です。瑞鳳殿と呼ばれる敷地内には、二代伊達忠宗公の霊廟である感仙殿や、三代伊達綱宗公の霊廟の善応殿等もあり、御供所であった所は資料館になっています。
1931年に瑞鳳殿は国宝に指定されましたが、瑞鳳殿、感仙殿、善応殿はすべて1945年の戦災で焼失し、戦後に再建されました。
資料館では、副葬品や、遺骨のレプリカから復元された三藩主の像などが展示され、発掘作業の記録映画が上映されています。
また、桜、紫陽花、紅葉、雪と四季折々の美しい風景の中、三藩主の法要をはじめ、伊達家ゆかりの仙台藩志会の袴行列、瑞鳳殿七夕、新年の元朝参りや拝礼式等、様々な行事が行われ、また能楽や政宗歴史塾などのイベントも企画されています。
観光地の見どころランキング・2位
東北大学植物園は、1958年に設立された自然植物園です。52万㎡の面積を持ち、植物に関する研究と教育に役立っています。
古くは仙台城の御裏林として貴重な水源でありまた軍事上も重要な林であったため、厳重な監視下に置かれており、明治以後も軍の監視下にあり戦後も駐留軍の用地だったため、人の手が入らず、美しいモミ林をはじめ自然のままの植生が残っています。
また学術上貴重な動植物が多いことから、1972年には国の天然記念物に指定されています。
本館は1996年に新築されたもので、その他に津田記念館もあります。
これは国内や世界中からの埋もれ木や化石、押し葉等が保管展示されている、日本最大の植物標本館で、植物学者を志して東北帝国大学に入学しながら、戦災で名古屋への帰郷を余儀なくされた津田弘氏の寄付による記念館です。
東北大学植物園では、子ども植物観察会や公開市民講座、ガイドウォークが随時行われています。
観光地の見どころランキング・3位
仙台市博物館は、伊達家寄贈による資料を研究、保管、展示するために昭和36年に建てられ、昭和61年に鉄筋コンクリート2階建てに建て替えられました。延床面積1万800㎡の広い空間には、ユネスコ世界記憶遺産の支倉常長像をはじめとする国宝の慶長遣欧使節関連資料、伊達政宗の陣羽織や具足等々、重要文化財を含む仙台藩ゆかりの品々が9万点ほど保管されています。
季節ごとに入れ替えられる常設展には常に1000点ほどの資料が展示されています。
伊達政宗公座像や風景画などの日本画や、浮世絵、陶磁器、漆器、人形なども見ごたえがあります。
講座やイベントも行われており、レストランでは大きな窓からの緑豊かな眺めを楽しみながら洋食や喫茶を楽しむことができ、ミュージアムショップでは、政宗の具足や陣羽織をモチーフにしたクリアファイルやハンカチが人気です。
まとめ
仙台市博物館は、伊達家寄贈による資料を研究、保管、展示するために昭和36年に建てられ、昭和61年に鉄筋コンクリート2階建てに建て替えられました。延床面積1万800㎡の広い空間には、ユネスコ世界記憶遺産の支倉常長像をはじめとする国宝の慶長遣欧使節関連資料、伊達政宗の陣羽織や具足等々、重要文化財を含む仙台藩ゆかりの品々が9万点ほど保管されています。
季節ごとに入れ替えられる常設展には常に1000点ほどの資料が展示されています。
伊達政宗公座像や風景画などの日本画や、浮世絵、陶磁器、漆器、人形なども見ごたえがあります。
講座やイベントも行われており、レストランでは大きな窓からの緑豊かな眺めを楽しみながら洋食や喫茶を楽しむことができ、ミュージアムショップでは、政宗の具足や陣羽織をモチーフにしたクリアファイルやハンカチが人気です。