おすすめポイント
長野県にはたくさんの魅力があります。中部山岳国立公園をはじめとした自然豊かな環境や、全国の農業が盛んな地域の中でも冷涼な気候を利用した平地とは違う名産物、それらを使った美味しい料理、そして温泉といった多くの面から人気を集めています。
なにより東京、名古屋、大阪といった大都市圏から訪れやすい地理関係にあるというのが最大の魅力ではないでしょうか。
長野県は広い面積を持ちます。
南北およそ200km近く、東西も最大約100kmにわたって広がる県です。
その広大な面積が多くの険しい山岳地帯に区切られいて、それぞれの平地ごとに独特の気候や文化があります。
そのため長野名所といっても、一口では言い表すことのできない多彩な表情を持っているのです。
県庁所在地のある長野市は県の北部、北信地区にあります。
善光寺参りとしても有名です。
県東部東信地区には真田幸村で有名な上田や、浅間山、その麓の軽井沢といった観光地が有名です。
松本平から安曇野、白馬村付近にかけての中信地区は北アルプスを擁する地帯で、山岳観光のメッカです。
諏訪湖を囲む諏訪地区は、諏訪大社や温泉で有名ですが、八ヶ岳山麓の別荘地帯などバラエティに富んだ魅力を持ちます。
そして独特の伝統的な文化を持つ木曽地域、雄大な景色が楽しめる伊那、飯田などの南信地区などそれぞれに特徴があるのです。
グルメ情報
長野名所といっても各地域ごとに個性が豊かで、どこを訪れたらよいのか迷ってしまうほどです。長野名所として挙げられるものには、まず山があります。
山岳観光を楽しみたい方には、北アルプスの雄大な景観が楽しめる場所がおすすめです。
白馬村にはゴンドラやリフトを使って気軽に2000m以上の高所へのハイキングが楽しめる八方尾根などのスポットがあります。
また標高1500mに位置する国内有数の山岳リゾート上高地は特に有名です。
八ヶ岳や南アルプスの景観を楽しみたいなら、諏訪地区の蓼科がおすすめです。
ロープウェイを使って、高山の森の中のハイキングも楽しめます。
長野名所のもう一つの自慢は温泉です。
県内全域に温泉が湧きでていますが、有名な温泉地も多数あります。
北部の野沢温泉は温泉街に何カ所もの外湯があり、外湯巡りを楽しめることで知られています。
長野市郊外の湯田中、渋温泉には雪景色の中温泉に浸かるニホンザルが見られる地獄谷野猿公苑があります。
今や日本だけでなく世界的に有名になった「スノーモンキー」です。
温泉の質と量共に有数の規模を誇る諏訪地区も忘れてはいけません。
歴史や文化に触れたいのであれば、まず外すことができない長野名所が、長野市の善光寺と、松本市の国宝松本城です。
また東御市にある北国街道海野宿や木曽の宿場町群もおすすめです。
観光地の見どころランキング・1位
国宝松本城は国宝に指定されている天守閣が残る名城です。平地にある平城で、行政、統治のシンボルとして建てられただけあり、その均整の取れた美しい姿が特徴です。
5層6階の大天守を中心に、乾天守と辰巳付櫓、そして紅い高欄が目を引く月見櫓が組み合わさった構成美を誇ります。
建造された年代には諸説ありますが、西暦1600年あたりと言われています。
明治時代に廃城になり天守閣も取り壊されることになっていましたが、当時の市民運動が功を奏して保存され、その美しい姿を今に残しています。
国宝松本城はJR松本駅からは徒歩15分ほどの場所にあります。
城の敷地は公園となっており、本丸御殿跡と天守閣は有料で見学ができます。
東側や南側の堀端からは3000m級の北アルプスを、西側からは美ヶ原王ヶ頭を背景とした天守の姿を眺めることができます。
国宝松本城だけでなく、古い蔵造りの建築が多く残る松本市街の観光も合わせて楽しみたいものです。
観光地の見どころランキング・2位
松本平や安曇野の西側一帯には、3000メートル級の名峰を数多く擁する北アルプスの山並みが連なっています。その山並みの奥深くにあるのが河童橋で有名な上高地です。
上高地へは自然保護の目的でマイカー規制が行われています。
マイカー利用の観光客は、信州側の沢渡駐車場や飛騨川の平湯温泉駐車場に車をとめ、そこからシャトルバスでエリアにアクセスします。
そのシャトルバスが到着するのが終点の上高地バスターミナルですが、河童橋はそこから徒歩5分ほどの場所にあります。
背景とする雄大な穂高連峰と、眼下に流れる梓川の清流といった絶妙な景観が魅力の河童橋は、上高地のランドマークとして親しまれています。
河童橋の名前は、その昔旅人がこの川を渡るために頭に衣類をくくり付けていたともいわれ、その姿が河童に似ていたことに由来するという説が一般的です。
観光地の見どころランキング・3位
長野名所としてのみならず、日本の景色として海外からも注目を集めているのが、長野市郊外志賀高原の山麓にある地獄谷野猿公苑です。1964年に開苑されたこの公苑は、自然のままに暮らす野生のニホンザルの生態を間近に観察できることでも知られています。
特に雪景色の中気持ちよさそうに温泉に浸かるニホンザルたちの姿は、写真や映像を通じて世界中に広まり、「スノーモンキー」として有名になりました。
今や世界中でここだけでしか見られない珍しい情景を見物するために多くの外国人観光客が訪れるようになり、日本を代表する観光スポットの一つともなっています。
地獄谷野猿公苑へは長野市から長野電鉄を利用して終点湯田中駅で下車し、バスで神林温泉へ。
そこから徒歩30分ほどかかる場所にありますが、歩いて訪ねる価値は大いにあるスポットです。
まとめ
長野名所としてのみならず、日本の景色として海外からも注目を集めているのが、長野市郊外志賀高原の山麓にある地獄谷野猿公苑です。1964年に開苑されたこの公苑は、自然のままに暮らす野生のニホンザルの生態を間近に観察できることでも知られています。
特に雪景色の中気持ちよさそうに温泉に浸かるニホンザルたちの姿は、写真や映像を通じて世界中に広まり、「スノーモンキー」として有名になりました。
今や世界中でここだけでしか見られない珍しい情景を見物するために多くの外国人観光客が訪れるようになり、日本を代表する観光スポットの一つともなっています。
地獄谷野猿公苑へは長野市から長野電鉄を利用して終点湯田中駅で下車し、バスで神林温泉へ。
そこから徒歩30分ほどかかる場所にありますが、歩いて訪ねる価値は大いにあるスポットです。