おすすめポイント
日田市は大分県の北西部にある市です。周囲を山に囲まれた盆地であるため、多くの川が流れています。
そのため、良質な水源に恵まれた水郷として知られています。
水の里らしく深い霧が発生することが多く、山間は霧に包まれて幽玄なたたずまいを見せます。
江戸時代には、京・大阪・江戸の三都を手本にして町人文化が栄えました。
その文化は今も受け継がれており、この地は小京都とも呼ばれています。
そのため、名所・旧跡も多く残されており、特に豆田・隈・竹田地区にある街並みや日本家屋は国の重要文化財や有形文化財に指定されているものが数多くあります。
更に豆田町そのものは重要伝統的建造物群保存地区二も指定されています。
豆田の商店街は江戸時代の街並みがそのまま残されたような歴史を感じる街並みで、京都とはまた違った雰囲気があります。
こんな古い街並みに様々なお店があって、名物の「ひつまぶし」ならぬ「日田まぶし」を食べたり、お土産を選んだりしながらショッピングを楽しむことができます。
また、酒蔵見学することもでき、名物の焼酎を手に入れることもできます。
この地は水郷ですので、雨が多く霧の発生も大いにのですが情緒あふれるこの地ではかえって落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。
グルメ情報
日田には自然の恵みにあふれ、流れ込む豊富な良質の水を利用したたくさんのご当地グルメが存在します。ひとつ目は、山里の清流でとれたアユを使ったこの地方に古くからある郷土料理で、「アユのうるか」です。
この「うるか」というのは塩辛のことで、「アユのうるか」には三種類があります。
内臓だけを使った「にがうるか」、真子と白子を使った「真子うるか」全体を使った「身うるか」がありますが、「身うるか」がおすすめです。
この地方の地酒や焼酎の肴に最適です。
また、この天然アユを使った甘露煮や塩焼きもぜひ食べておきたい郷土料理です。
その他ひつまぶしならぬ、「日田まぶしも」有名です。
たくさんの河川のあるこの地方は良質の天然ウナギのひつまぶしが食べられます。
観光につかれた足を止めて、ランチに食べるとスタミナが付いてパワーを回復できます。
また、ランチにぴったりなのが「日田焼きそば」で、地元の人々にも愛されるB級グルメです。
昼時には行列ができるほどの人気ご当地グルメで、ほど良い濃さのソースにパリッとした食感、それなのにもちもち感も失われていない麺がこの焼きそばの特徴でです。
脂っこくもなく食べやすいので子供から大人まで一度食べたら忘れられません。
観光地の見どころランキング・1位
サッポロビール九州日田工場は、2000年に創業した日田市郊外にある工場です。ビールの製造工程を見学したり、特産品の販売所やレストランの「森のビール園」がある施設となっています。
また、サッポロブランド品を販売しているお店や「レトロタウン」という展示館も見ることができます。
この中の「麦酒昭和堂」では、サッポロビールの歴史などを紹介しています。
このように様々なコーナーを備えてありますのでサッポロビール九州日田工場は、女性や子供でも一日中楽しめる場所です。
サッポロビール九州日田工場は、電話予約が必要ですが、コース見学(有料)すると出来立てのビールを飲むことができます。
こんな機会そうあるものではないので、ビール好きならこの地へ観光の際にはぜひ立ち寄りたい場所です。
尚、運転手の方やお酒の飲めない方でもソフトドリンクや炭酸飲料も用意してありますので心配はいりません。
観光地の見どころランキング・2位
日田祇園山鉾会館は、国重要無形民族文化財指定となった日田祇園の歴史と伝統を保存、振興するために建てられた建物です。2階建ての日田祇園山鉾会館には、祭りに使われる6基の山鉾と見送りや水引等、祇園祭に関するものが主に展示されています。
日田祇園山鉾会館は、一般にも公開されていて入場料310円で入館できるようになっています。
展示してある山鉾は、巨大なため観光客にインパクトを与えます。
また、その装飾も豪華で迫力があります。
その後ろにある見送りと呼ばれる垂れ幕は、京都の絵師によって描かれた貴重なものでこちらにも思わず目を奪われます。
また、館内は吹き抜けになっていますのでこの山鉾を見下ろすことができるようになっています。
その他、二階にある器具などの展示物も充実しており、興味をそそります。
所要時間は、約30分ほどで見て回ることができます。
観光地の見どころランキング・3位
三隈川は日田市内の玖珠川合流点より下流の夜明地区周辺までの区間の川の名称です。三隈川は、古くからこの地方で盛んな林業において切り出された木材の輸送経路として使われていました。
また、江戸時代には広い川面を利用して舟遊びが行われ、その文化は現在にも受け継がれています。
そのひとつとして、秋には「ひた三隈川船上観月祭」も開催されていて、観光客に人気の祭りとなっています。
古くから伝わる鵜飼と屋形船を使った舟遊びを満喫しようというお祭りです。
屋形船で秋の名月を眺めながら鵜飼のかがり火が映る川面の上でゆったりと流れる時間を楽しむことができます。
また、この祭りには花火を打ち上げる企画もありますので、船上で懐石料理に舌鼓を打ちながら見上げる花火は忘れられないシーンとなるでしょう。
この季節に観光の際はプランに加えてみてはどうでしょうか。
まとめ
三隈川は日田市内の玖珠川合流点より下流の夜明地区周辺までの区間の川の名称です。三隈川は、古くからこの地方で盛んな林業において切り出された木材の輸送経路として使われていました。
また、江戸時代には広い川面を利用して舟遊びが行われ、その文化は現在にも受け継がれています。
そのひとつとして、秋には「ひた三隈川船上観月祭」も開催されていて、観光客に人気の祭りとなっています。
古くから伝わる鵜飼と屋形船を使った舟遊びを満喫しようというお祭りです。
屋形船で秋の名月を眺めながら鵜飼のかがり火が映る川面の上でゆったりと流れる時間を楽しむことができます。
また、この祭りには花火を打ち上げる企画もありますので、船上で懐石料理に舌鼓を打ちながら見上げる花火は忘れられないシーンとなるでしょう。
この季節に観光の際はプランに加えてみてはどうでしょうか。