京都府

京都7月の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

京都7月には各地で様々な祭やイベントが催され、多くの人で賑わいます。

中でも7月1日から7月31日までの1カ月間にもわたって様々な行事が行われる大規模な祇園祭は、日本三大祭り、日本三大曳山祭、日本三大山車祭のそれぞれの中に数えられ、日本で最も有名で歴史ある祭の一つです。

祭の行事は、八坂神社が主催するもの(神輿渡御、神輿洗、花笠巡行、神幸祭、還幸祭など)と山鉾町が主催するもの(宵山、山鉾巡行など)があります。

山鉾行事は重要無形民俗文化財に指定されており、祭のハイライトとして多くの見物客が殺到します。

30基以上ある山鉾の中で長刀鉾(なぎなたほこ)だけは唯一生身の稚児が乗り、毎年必ず巡行の先頭となります。

長刀鉾では神の使いである稚児が太刀を使って注連縄切りを行う儀式などがあり、観光客に人気の見どころとなっています。

鉾の交差点での方向転換も大きな見どころとして注目を集めます。

祇園祭の時期だけ販売される限定グルメもたくさんあります。

しみだれ豚まんやふかひれ豚まん、角煮コロッケ、オリジナリティーのある冷たい和風スイーツなどは大変な人気となっています。

祇園祭をモチーフにした和菓子もたくさん販売されているので、お土産にも最適です。

グルメ情報

京都7月の祇園祭の時期に飲食店が限定の商品を出店や店頭で販売し、その時しか食べられない限定グルメとして人気になっています。

特に人気の祇園祭限定グルメには、膳處漢ぽっちりの「しみだれ豚まん」、老香港酒家京都の「ふかひれ豚まん」、まんざら亭 NISHIKIの「角煮コロッケ」などがあります。

京都7月の暑さを和らげる前田珈琲の「カプチーノかき氷&ミルクティーかき氷」、永楽屋の「水あずき」(糸寒天入り甘さひかえめの冷やし汁粉)、京都銘菓おたべの和風かき氷「おたべ氷」などの涼を感じる和風スイーツも人気があります。

フランス菓子のお店トゥレ・ドゥーでは「山鉾パフェ」がメニューに加わります。

鉾に見立てた長いビスキュイが見た目にもインパクト大です。

祇園祭をモチーフにした菓子もたくさん販売され、お土産にもぴったりです。

柏屋光貞が7月16日のみ限定で販売する「行者餅」(クレープ状の生地で求肥と山椒の香りが効いた白味噌餡を包む)や、提灯をイメージした宵山団子(白味噌入りこし餡を求肥で包む)、末富の鉾の影・稚児提灯・稚児守といった和菓子、 亀屋良長の鉾調布(鉾の屋根をかたどったカステラ生地で求肥と粒あんを包む)、浪川菓舗のうちわ型の粒あん入り和菓子、中村軒の柚子あん入り上薯蕷饅頭「長刀鉾」などがあります。

八坂神社の紋の焼印や長刀鉾の焼印が入った菓子がたくさん販売されます。

観光地の見どころランキング・1位

京都7月の観光で最もオススメの行事は、日本三大祭の一つにも数えられる有名な祇園祭です。

7月1日から7月31日まで1カ月もの長きに渡って京都市内でいくつもの祭事がとりおこなわれます。

主要な行事には、山鉾建て、お迎提灯と神輿洗式、宵山、石見神楽、山鉾巡行、神幸祭と神輿御渡出発式、花傘巡行、還幸祭などがあります。

中でもクライマックスの山鉾巡行と神幸祭は多くの見物客が訪れる人気の行事です。

豪華絢爛な山鉾巡行には前祭巡行と後祭巡行があります。

数多くの鉾の中でも長刀鉾(なぎなたほこ)だけは唯一生身の稚児が乗り、毎年必ず巡行の先頭となります。

山鉾行事は国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

神幸祭と還幸祭では八坂神社の三基の神輿が渡御します。

観光地の見どころランキング・2位

京都7月7日には各地で七夕祭が催されます。

地主神社の七夕祭りでは「七夕こけしお祓い」の神事が行われ、良縁・恋愛成就を祈願します。

織姫・彦星に見立てた紙こけしに、名前や理想のタイプを書いて結び合わせ、大笹に吊して奉納します。

特に、良縁を望む若い女性に人気の行事です。

また、地主神社は本殿前の「恋占いの石」が有名であるなど、縁結びや恋愛成就に霊験あらたかな神様として知られています。

北野天満宮では御手洗祭と七夕祭(棚機祭)が行われます。

北野天満宮の御祭神である菅原道真公が「ひこ星の行(ゆき)あひをまつかささぎの渡せる橋をわれにかさなむ」という歌を詠んだことから、北野天満宮では古くから七夕祭を重要な祭事と位置付けています。

園児たちが願いを書いた短冊が青竹に吊り下げて飾られ、願いを祈願します。

園児たちが七夕の踊りを奉納もあるなど、ほのぼのとした七夕祭となっています。

白峯神宮の精大明神例祭でも七夕祭が行われ、舞楽や小町をどりが奉納されます。

観光地の見どころランキング・3位

京都7月の狸谷不動院では狸谷山火渡り祭が行われます。

狸谷不動院は「タヌキダニのお不動さん」と呼ばれ、交通安全・厄よけ・ガン封じ祈願で有名な修験道の寺です。

宮本武蔵が修行をしたといわれる武蔵之滝があり、寺の名前にちなんだタヌキの置物がたくさんあることでも知られます。

火渡り祭の日には盛大に護摩が焚かれ、鈴掛姿の山伏たちが祈祷をします。

法螺貝を吹きながら山伏行列が練り歩き、様々な作法が修されます。

数々の護摩の作法が終了すると、燃え盛る護摩壇を崩して地面に広げて火の道を作り、その上を裸足で渡ります。

まず最初は狸谷山山伏が火渡りを行い、次に1,000人もの一般の参詣者たちが火渡りをします。

火渡りをすることで心身が浄められ、「厄除け・無病息災」の御利益があるとされます。

まとめ

京都7月の狸谷不動院では狸谷山火渡り祭が行われます。

狸谷不動院は「タヌキダニのお不動さん」と呼ばれ、交通安全・厄よけ・ガン封じ祈願で有名な修験道の寺です。

宮本武蔵が修行をしたといわれる武蔵之滝があり、寺の名前にちなんだタヌキの置物がたくさんあることでも知られます。

火渡り祭の日には盛大に護摩が焚かれ、鈴掛姿の山伏たちが祈祷をします。

法螺貝を吹きながら山伏行列が練り歩き、様々な作法が修されます。

数々の護摩の作法が終了すると、燃え盛る護摩壇を崩して地面に広げて火の道を作り、その上を裸足で渡ります。

まず最初は狸谷山山伏が火渡りを行い、次に1,000人もの一般の参詣者たちが火渡りをします。

火渡りをすることで心身が浄められ、「厄除け・無病息災」の御利益があるとされます。