おすすめポイント
会津は福島県の西部にある日本海側の内陸地域のことで、西側には越後山脈、東側には奥羽山脈がそびえています。福島県は東側にある奥羽山脈と阿武隈高地によって区切られています。
西から会津、中通り、浜通りとなっています。
地方中心地は会津若松です。
古き時代は古事記によると相津という漢字で表していました。
冬の会津は豪雪地方のためスキー場は大変にぎわっていますし、夏場になると高原での避暑や湖での湖水浴が人気となってアウトドアを楽しむ人が増えます。
稲作も盛んなので盆地の辺りは穀倉地帯として日本国内でも有数ですし、同じく盆地ではそばの生産もよくされています。
また会津には様々な観光スポットもあります。
さざえ堂や飯盛山、鶴ヶ城(若松城)は代表的なスポットですが、それら以外にも御薬園や麟閣などもあります。
歴史的な観光地が多いので、歴史好きな方にはたまらない地域だといえるでしょう。
名僧である行基によって発見されたといわれるかつての秘湯温泉の東山温泉や芦ノ牧温泉もありますのでゆったりと過ごすこともできます。
体験学習をしたい方には福島県立博物館や白虎隊記念館などもありますので、そちらを訪れてみるのもよいのではないでしょうか。
グルメ情報
会津では昔から厳しい冬を越えるために山や海の幸を加工して保存食にしてきました。特にこの地方ではニシンをすし漬けや山椒漬けにして年中食べられていたのですが、これを作るために使うニシン鉢は嫁入り道具の一つとなっていました。
また会津といえば喜多方ラーメンが有名ですが、実はそば処としても知られている会津では山都そばがおいしいと人気があります。
山都そばの特徴はつなぎを一切使っていないそば粉100%であること、喉ごしが良く、透明感があってコシが強いそばであるということです。
ご当地スイーツとして人気があるのは月見ポテトという一見ゆでたまごのようなスイーツです。
こちらはニッポン全国ご当地おやつランキングにノミネートされたもので、卵の形をした容器にさつまいもとレアチーズのコラボしたスイーツが入っています。
そしてちょっと変わっている家庭料理がまんじゅうの天ぷらです。
あんこの入った一口サイズのおまんじゅうに衣をつけて揚げたもので、これはこのままおやつとして食べられることも多いのですが、なんと温かいそばの上に乗せて食べられたりもします。
そばに乗せて食べる場合は完全におかずとしてということで、天ぷらのような感覚です。
観光地の見どころランキング・1位
鶴ヶ城(若松城)は平成23年に全国的にも珍しい赤い瓦の天守閣となりました。もともとは1384年に芦名氏の7代目、直盛が黒川城として築いたものだったのですが、1589年に伊達政宗に奪われ、その後豊臣秀吉の手に渡って蒲生氏郷が入封・大改修されて、現在の鶴ヶ城(若松城)と名付けられました。
城下町が若松と名付けられていたので若松城とも呼ばれています。
現在ある天守閣は昭和40年に再建されたもので、お城ミュージアムとなっています。
最上階は展望台となっています。
ちなみにこのお城の持ち主は蒲生氏から上杉氏、再び蒲生氏となって次に加藤氏と変わっていきました。
1643年になって保科正之氏が入城し、3代目になってから松平氏と名乗るようになります。
それからはこの松平氏がこの城を守っていましたが、9代目の時に戊辰戦争が起きてしまったのでした。
観光地の見どころランキング・2位
さざえ堂は国指定の重要文化財となっている1796年に建立されたお堂で、飯盛山にあります。正式名称はさざえ堂ではなく、円通三匝堂といいます。
当時の正宗寺というお寺の住職である郁堂が考えたお堂です。
以前は二重螺旋のスロープ沿いに西国三十三観音像が安置されていました。
そして参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるようになっていたのです。
このお堂は上りから下りまでが一方通行になっていることから参拝者がたくさん訪れても安全におまいりできるようになっています。
これは世界的にも珍しい建築様式だといわれています。
さざえ堂と呼ばれているのは、螺旋の構造や外観がサザエに似ていることが由来となっています。
建立された当時がご本尊を阿弥陀如来としていました。
観光地の見どころランキング・3位
飯盛山はごはんを盛ったような外観からそう呼ばれています。ここは白虎隊が自刃した場所としてもよく知られています。
春と秋には白虎隊を偲んでその霊を慰めるため慰霊祭が行なわれています。
ここへ辿り着いた白虎隊は20名でしたが、1人だけ生き残り、個々には白虎隊十九士の墓があります。
山のふもとの辺りにはおみやげ屋さんもたくさんありますので、そこで帰りにおみやげを購入していくのも良いでしょう。
この山へは徒歩で登るコースとエスカレーターで登るコースがあります。
エスカレーターは有料ですが、高齢者の方でも簡単に頂上まで登れるので利用してみるのも良いかもしれません。
飯盛山の中腹にあるのがさざえ堂です。
頂上まで登ってしまえば会津若松の市内を一望することができます。
まとめ
飯盛山はごはんを盛ったような外観からそう呼ばれています。ここは白虎隊が自刃した場所としてもよく知られています。
春と秋には白虎隊を偲んでその霊を慰めるため慰霊祭が行なわれています。
ここへ辿り着いた白虎隊は20名でしたが、1人だけ生き残り、個々には白虎隊十九士の墓があります。
山のふもとの辺りにはおみやげ屋さんもたくさんありますので、そこで帰りにおみやげを購入していくのも良いでしょう。
この山へは徒歩で登るコースとエスカレーターで登るコースがあります。
エスカレーターは有料ですが、高齢者の方でも簡単に頂上まで登れるので利用してみるのも良いかもしれません。
飯盛山の中腹にあるのがさざえ堂です。
頂上まで登ってしまえば会津若松の市内を一望することができます。