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大内宿の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

大内宿周辺には江戸時代の会津地方の生活を見学できる大内宿町並み展示館や、清流に癒される小野川渓谷、自然が作り上げた不思議な景色が広がる塔のへつりなど、さまざまな見どころがあります。

大内宿の最寄り駅となる湯野上温泉駅は茅葺屋根の駅舎が特徴で、のどかな雰囲気が漂っています。

2002年(平成14年)には東北の駅百選に選ばれ、待合室には茅葺屋根の保存に欠かせないいろりがあります。

駅舎内はとてもノスタルジックな雰囲気で、甘酒やコーヒー、地元の工芸品なども購入できます。

線路の周辺は桜並木があり、情緒あふれる駅舎と共に花見が楽しめます。

新緑や紅葉の時期、雪の降り積もる景色も趣があり、撮影スポットとしても人気があります。

駅の近くには親子地蔵尊の湯という足湯があり、散策帰りにのんびりできる場所になっています。

足湯には大きな屋根があり、雨が降っているときでも利用できます。

大内宿周辺は温泉が豊富に湧いていて、奈良時代に発見された湯野上温泉は、湯量も豊富なので源泉かけ流しの温泉が楽しめます。

大川渓谷そばにある温泉宿では、ゆったりとした川の流れと四季折々の景色を眺めながらゆっくりと温泉に浸かれます。

周辺にはトレッキングなどが楽しめるコースもあり、アクティブに過ごせます。

グルメ情報

大内宿内は江戸時代を面影を残した民家が建ち並ぶ場所ですが、ここでは食事も可能です。

大内宿グルメで代表的なのは、ねぎそばです。

この地域はおいしい水があり、昼と夜の寒暖の差が激しいのでそばの名産になっています。

大内宿のねぎそばは会津地方のおいしいそばを使っていて、箸の代わりにねぎでそばをすくい、ねぎをかじりながらそばを食べるスタイルが人気となっています。

大内宿内にねぎそばを食べられるお店はたくさんあり、独自のメニューを打ち出しています。

また、おそば以外のメニューも充実していて、岩魚定食やみそおでん、天ぷらや馬刺しなどを味わうことができます。

さらに、季節のケーキやパフェ、くるみパンや山ぶどうパンなどが食べられるお店もあります。

うるち米を団子状にして串に丸めて、じゅうねん味噌をつけて炭火で焼いたしんごろうや、焼きたてのせんべいなども販売しているので、観光しながらおなかを満たせます。

他にもとちの実ともち米を合わせてお餅を作り、そこにきな粉をまぶしたとちもちなどもあり、夏には道端で販売している新鮮なきゅうりやトマトを買って食べたり、川の中に入れて冷やしてあるラムネを飲みながら懐かしい気分に浸れます。

観光地の見どころランキング・1位

大内宿町並み展示館では、1984年(昭和59年)に復元された本陣跡を見ることができます。

会津若松の城下町から日光今市までに至る会津西街道(下野街道)は参勤交代や流通、旅などに関わる重要な道で、大内宿本陣は大事な拠点でした。

大内宿本陣では会津藩主の保科正之などが昼食をとることもあり、宿場町として多くの人に利用されていました。

大内宿町並み展示館内には当時の生活の様子や風習などが分かる写真や道具などがあり、いろりでは一年中蒔が燃やされています。

大内宿本陣を復元するにあたり、建物の図面や記録などは戊辰戦争の影響もあり紛失しています。

そのためこの建物は、会津西街道の糸沢宿と川島宿を元に再現されています。

内部には風呂や雪隠(トイレ)も完備されていて、上段の間のほか殿様だけが利用できる玄関があります。

観光地の見どころランキング・2位

うっそうと茂った林の中にある滝や川を眺められる小野川渓谷は、会津線の湯野上温泉駅から徒歩約30分の場所にあります。

一級河川の阿賀野川水系に属し、大内宿からもほど近い場所にあります。

苔のむした岩の間を流れる清流は絶好の撮影スポットになっていて、イワナなどの釣りも楽しめます。

道路沿いを流れている所もありますが、木々が生い茂っているところもあるので、渓谷を流れると音を聞きながら森林浴ができます。

小野川渓谷は自然に囲まれた場所にありますが、近隣にはたくさんの観光スポットがあり、食事ができる所や温泉施設なども充実しています。

周辺には名水と呼ばれる湧き水も多く、下郷町の高倉の湧き水はまろやかな味わいで長寿の水とも呼ばれています。

標高1307.5mの高倉山の麓から湧いていて、この水のためにペットボトルなどを持参して訪れる方も多く、地元の方たちからも愛されている湧き水です。

観光地の見どころランキング・3位

塔のへつりは1943年(昭和18年)に国の天然記念物に指定されている渓谷で、長い時をかけて川の流れで削られた不思議な形をした岩が全長200mにわたり連なっています。

塔のへつりは福島三十景に選ばれている景勝地になり、広い駐車場があります。

へつりとは会津地方で険しく危険な崖を意味していて、奇怪な形の岩にはそれぞれ名前がつけられています。

藤見橋という吊り橋を渡ると岩の近くまで行って浸食された部分に立つことができます。

そこをしばらく歩いていくと、虚空蔵菩薩が祀られた祠があります。

この虚空蔵菩薩は坂上田村麻呂が807年(大同2年)に創建したとされていて、さらに1753年(宝暦3年)に再建された本堂があります。

岩の周囲は木々に囲まれていて、秋になると美しい紅葉が見ごろになります。

まとめ

塔のへつりは1943年(昭和18年)に国の天然記念物に指定されている渓谷で、長い時をかけて川の流れで削られた不思議な形をした岩が全長200mにわたり連なっています。

塔のへつりは福島三十景に選ばれている景勝地になり、広い駐車場があります。

へつりとは会津地方で険しく危険な崖を意味していて、奇怪な形の岩にはそれぞれ名前がつけられています。

藤見橋という吊り橋を渡ると岩の近くまで行って浸食された部分に立つことができます。

そこをしばらく歩いていくと、虚空蔵菩薩が祀られた祠があります。

この虚空蔵菩薩は坂上田村麻呂が807年(大同2年)に創建したとされていて、さらに1753年(宝暦3年)に再建された本堂があります。

岩の周囲は木々に囲まれていて、秋になると美しい紅葉が見ごろになります。