おすすめポイント
湯布院はJR由布院駅からほぼ徒歩圏内の範囲にあります。一般的な湯布院の観光エリアの東端である金鱗湖まででも歩いて30分ないし40分程度の距離です。
オススメポイントは、JR由布院駅から金鱗湖北側までほぼまっすぐ伸びている「湯の坪街道」を散策しながら金鱗湖までを歩くコースです。
湯の坪街道沿いにはスイーツ系の店が多く、他にも地元産のものを使った料理が楽しめるレストランや、かぼすや柚子胡椒などの大分の特産品を扱っている土産物店、とり天やだご汁など大分ご当地グルメが味わえる飲食店、工芸品などのショップが約70店ほどが軒を連ねています。
JR由布院駅を拠点として、金鱗湖までを往復しながらゆっくり歩いて回っても3時間程度で回れる範囲内ですが、20以上ある美術館・博物館めぐりも含めると、要する時間は半日程度となります。
情緒ある街並みや雰囲気を楽しむためにも徒歩での散策が一番オススメですが、レンタサイクルもありますので、それを活用することもできます。
また、スカーボロというクラシックなボンネットバスがJR由布院駅前から運行されており、また、辻馬車が街中を走っているので、それらに乗りながら街並みを楽しむのも方法の一つです。
グルメ情報
定番なのは、大分名物でもあるだんご汁と、とり天です。だんご汁とは、小麦粉を練って作った平たい麺を味噌で仕立てた汁に入れた、大分の郷土料理で、いわゆる球状の団子が入っているわけではなく、平たい麺をだんごと呼んでいます。
だんご汁は、ほうとうやすいとんに似ている感じです。
汁には他に鶏肉(あるいは豚肉)、里芋、ごぼう、白菜などが具だくさんに入っていることが多いです。
とり天とは、鶏肉の天ぷらです。
鶏の唐揚げではなく、天ぷらです。
なので、かぼす醤油にからしをつけて食べたり、ポン酢醤油で食べたり、天つゆで食べたり、これは店によってそれぞれのオリジナルがあります。
基本的には定食で出されることが多いです。
だんご汁ととり天がセットになった定食を出す店も多いです。
定番以外にも、大分の黒毛和牛「豊後牛」をふんだんに使ったひつまぶしである「豊後牛まぶし」の店がJR由布院駅の近くにあります。
また、第一回全国コロッケコンクールで金賞を受賞したコロッケの店、その名も「金賞コロッケ」という店が2店舗あり、散策のお供に最適です。
そして、湯の坪街道沿い及びそこから一本外れた小道沿いには、ショートケーキ、ロールケーキ、パイ、ドーナツ、ジャム、はちみつなどの、スイーツ系の店が多くあります。
観光地の見どころランキング・1位
金鱗湖は、大分市内に流れる大分川の源流の一つであり、湖底から湧水と温泉が湧き出している湖です。湖名の由来について、「昔時より『岳下(たけもと)の池』と呼ばれたが、明治17年、鶴崎の儒学者・毛利空桑が『下ん湯』の中から湖面を眺めていると、飛び跳ねた魚の鱗が、夕日に照り映えて、金色に輝く様から金鱗湖と名付けた由。
」と看板に書かれています(湖畔の同様の看板はいくつかあり、看板によっては表現が少々違っています)。
「下ん湯」とは、湖畔にある共同浴場の一つです。
金鱗湖周辺には共同浴場がいくつかあります。
観光客が多いのは湖畔入口と近辺の遊歩道ですが、湖畔をゆっくり歩いて一周しても20分程度です。
場所によって景色や湖面の見え方が違いますので、湖畔をゆっくり歩いて一周して楽しむこともできます。
季節や時間によっても景色が違って見え、朝の早い時間には朝霧に包まれた幻想的な湖を見ることができることもあります。
観光地の見どころランキング・2位
由布岳(豊後富士)は標高1583mの活火山で、JR由布院駅からほぼ真東側に見える山です。単独峰でありますが、頂上は2つに割れた感じで西峰と東峰に分かれております。
ほぼ円錐形をしていることから、豊後富士とも呼ばれています。
金鱗湖の北側に西登山口があり、ここが市街地から最も近い登山口となっています。
正面登山口はやまなみハイウェイ(県道11号線九州横断道路)の途中にあります。
登山以外にも由布岳(豊後富士)を楽しむことができ、由布岳正面登山口から眺める由布岳と狭霧台(さぎりだい)展望台から眺める由布岳を見比べると、前者は由布岳山麓ながら由布岳が遠くに見え、後者は由布岳が間近に見えます。
また、やまなみハイウェイから見る由布岳(豊後富士)は樹林はなく草原が一面に広がっており、四季それぞれの草色の山肌をそのまま感じることができます。
狭霧台展望台は市街地より標高が高いため、そこからは湯布院の街並みを一望することができます。
観光地の見どころランキング・3位
由布院温泉の温泉湧出量で毎分38600リットルで全国第3位、源泉数は852本存在していて別府温泉に次いで全国第2位と言われております。由布院温泉の宿泊施設は、日本国内の有名温泉街のような巨大なホテルは存在せず、場所もJR由布院駅周辺の中心部のみならず、そこからやや離れた場所にまで広く点在していて、一ヶ所に集中していないのも特徴です。
また、由布院温泉の宿の大半は、立ち寄り湯(日帰り入浴)が可能となっており、家族風呂(貸切風呂)が備わった宿も少なくありません。
日帰り入浴に宿の料理がセットになったプランも多数用意されています。
手湯、足湯も多く、有料ですがJR由布院駅構内にも足湯がある程です。
温泉宿以外にも共同浴場がいくつかあり、代表的なのは、金鱗湖畔の「下ん湯」およびその近くの「ぬるかわ温泉」です。
「下ん湯」は男女共同(混浴)露天風呂ですが、「ぬるかわ温泉」は男女別の屋根付き露天風呂となっています。
まとめ
由布院温泉の温泉湧出量で毎分38600リットルで全国第3位、源泉数は852本存在していて別府温泉に次いで全国第2位と言われております。由布院温泉の宿泊施設は、日本国内の有名温泉街のような巨大なホテルは存在せず、場所もJR由布院駅周辺の中心部のみならず、そこからやや離れた場所にまで広く点在していて、一ヶ所に集中していないのも特徴です。
また、由布院温泉の宿の大半は、立ち寄り湯(日帰り入浴)が可能となっており、家族風呂(貸切風呂)が備わった宿も少なくありません。
日帰り入浴に宿の料理がセットになったプランも多数用意されています。
手湯、足湯も多く、有料ですがJR由布院駅構内にも足湯がある程です。
温泉宿以外にも共同浴場がいくつかあり、代表的なのは、金鱗湖畔の「下ん湯」およびその近くの「ぬるかわ温泉」です。
「下ん湯」は男女共同(混浴)露天風呂ですが、「ぬるかわ温泉」は男女別の屋根付き露天風呂となっています。