千葉県

香取神宮の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

千葉県香取市香取にある香取神宮は、日本全国に約400社ある香取神社の総本社です。

出雲の国譲りの神話で大国主の国譲りの場面で重要な役割を果たす経津主神を祭神としていて、全国でも有数の古社として知られています。

茨城県鹿嶋市の鹿島神宮と並んで「鹿島・香取」と並んで称されることが多く、8世紀初頭にすでに成立していたと言われています。

朝廷、藤原氏や江戸幕府など時代ごとに支配者や土地の人々に深く崇敬されてきた神社です。

神宮境内には手つかずの自然が残っていて、多数のスギの巨木があり老令林は千葉県指定天然記念物に指定されています。

社殿は江戸時代に造営されたもので、本殿・楼門は国の重要文化財です。

香取神宮の本殿はこの建築様式のものでは日本最大級で、黒を基調とした特徴的な美しい外観は必見です。

毎年4月の第一週に行われる「御田植祭」は神宮の斎田で田植を行って五穀豊穣を祈願する大祭で、「日本三大御田植祭」にも数えられる有名なお祭りです。

4月14日と15日に行われる「例祭」と「神幸祭」では平安時代の衣装を着た神幸列を見物することができます。

12月7日に行われる豊穣感謝の祭「団碁祭」では祭典後に参拝者にお団子が配られるので参加してみる価値があります。

グルメ情報

香取神宮周辺は、参道にお土産店が並んでいてお団子やおまんじゅう、煎餅などを買うことができます。

中でも蒸したてをその場で売っている「蒸しだんご」や地元のよもぎを使った「草だんご」などは買って食べ歩きをするのがおすすめです。

参道入り口にある「亀甲堂」という店ではみたらし味やこしあん味など様々な種類の香取名物「厄落しだんご」のほかに手打ち蕎麦や穴子料理などを楽しむことができて参拝客で賑わっています。

蕎麦は香取神宮周辺の名物で、「梅乃家 本店」や「野の花庵」「栄亀庵」など手打ち蕎麦を出すお店がたくさんあります。

お団子や和風スイーツをおいしいお茶と一緒に楽しめるカフェも点在していて、ちょっとした休憩に最適です。

夏場にはかき氷やあんみつ、冬場にはお汁粉など季節のデザートを味わえます。

香取は知る人ぞ知るラーメン屋も多く、つけ麺や千葉県の海の幸を活かしたダシのスープが美味しいお店がたくさんあります。

周辺の道の駅では地元の野菜や果物、落花生、魚介などを買うことができます。

ちょっとしたお食事処もあるので和定食や焼きそばなども食べられます。

香取神宮に行ったら名物のお団子が欠かせないので、どの店でもデザートメニューに必ず載っています。

観光地の見どころランキング・1位

香取神宮宝物館には国宝、重要文化財、県指定文化財などが少なく数えても200点以上収蔵されています。

神宮伝世の貴重な神宝や奉献品などの中から各種代表的なものが常設展示されていて、参拝客に公開されています。

中でも特に見ておきたいのは中国唐時代の作品であり国宝の「海獣葡萄鏡」、室町時代の作品で重要文化財の「古瀬戸黄釉狛犬」、同じく重要文化財の「双龍文鏡」です。

海獣葡萄鏡は日本三銘鏡の一つで、正倉院御物及び四国大山祇神社の神鏡と並ぶ価値のあるものです。

授与所ではこの鏡を象った文鎮をお土産に購入することができます。

古瀬戸黄釉狛犬は250円切手のデザインにも使われているので姿を見たことがある人も多いものです。

香取神宮宝物館の入口には12年に一度の大祭「式年神幸祭」で使用される御座船の装飾が展示されています。

観光地の見どころランキング・2位

「小江戸さわら 舟めぐり」は小野川沿いの江戸時代の情緒が残る歴史的な町並みを見ながら水上散歩が体験できるアトラクションです。

佐原駅から徒歩で船着き場に行き、その場でチケットを買えるので予約などの必要がなく手軽に利用できます。

小江戸さわら 舟めぐりの所要時間は2時間弱で、ゆっくりと川沿いの景色を楽しみながら写真を撮ったりして江戸時代にタイムスリップしたような気分になることができます。

一人でも、カップルや家族連れなどグループでも参加できて徒歩とは違う楽しみを発見できます。

小江戸さわら 舟めぐりで巡る小野川沿岸は関東で初めて重要伝統的建造物群保存地区に指定された地区でもあり、貴重な美しい町並みを見学して歴史的な体験ができます。

季節ごとに川沿いに咲く花も美しく、四季の移り変わりを満喫できます。

観光地の見どころランキング・3位

飯篠長威斎墓は香取神宮楼門から西へ旧参道を進んで雨乞塚を左に曲がったところにあります。

飯篠長威は香取郡飯篠村(現多古町)の生まれで、天真正伝香取神道流の始祖として知られています。

香取神宮の神威を感じた飯篠長威は、神宮門前近くの梅木山不断所で千日籠ごもりの修行をして剣術の奥儀を極めたと伝えられています。

家直の子孫は代々この場所で修業に励み、現在もここに神道流の道場があります。

飯篠長威斎墓は、高さ2mほどの塚状になっている墓所の中央に高さ90cmほどの板碑様の石碑が立っています。

石碑の上部は上部が斜めに欠損していて碑面には「飯篠伊賀守長威大覚位」という刻印があります。

文政11年(1828)に久保木清淵が著した「香取参詣記」の中でも飯篠長威斎墓の存在が示されています。

まとめ

飯篠長威斎墓は香取神宮楼門から西へ旧参道を進んで雨乞塚を左に曲がったところにあります。

飯篠長威は香取郡飯篠村(現多古町)の生まれで、天真正伝香取神道流の始祖として知られています。

香取神宮の神威を感じた飯篠長威は、神宮門前近くの梅木山不断所で千日籠ごもりの修行をして剣術の奥儀を極めたと伝えられています。

家直の子孫は代々この場所で修業に励み、現在もここに神道流の道場があります。

飯篠長威斎墓は、高さ2mほどの塚状になっている墓所の中央に高さ90cmほどの板碑様の石碑が立っています。

石碑の上部は上部が斜めに欠損していて碑面には「飯篠伊賀守長威大覚位」という刻印があります。

文政11年(1828)に久保木清淵が著した「香取参詣記」の中でも飯篠長威斎墓の存在が示されています。