おすすめポイント
三井寺は正式な名前は長等山園城寺といい、天台宗の総本山です。滋賀県大津市にあり、琵琶湖と合わせて有名な観光地です。
琵琶湖南西部に長等山があり、その中腹にあります。
琵琶湖を見下ろすように建てられていますので、琵琶湖をきれいに望めるビュースポットでもあります。
創立者は大友与多王で、のちに円珍により再興されました。
創立者の大友与太王のおじいさんにあたる天智天皇の時代に近江大津京があり、弥勒菩薩像を本尊とする寺を建てようとしていましたが、それもかなわず亡くなってしまいました。
そして天智天皇の息子である大友皇子も壬申の乱で若くして亡くなってしまい、大友皇子の息子である大友与太王は、父の菩提を弔うために、天智天皇がもっていた弥勒菩薩像を本尊とする寺の建立を願っていました。
当時の天皇である天武天皇は、大友皇子と壬申の乱で敵対していた間柄でしたが、この寺の建立を許可し、園城寺をいう名を与えられました。
平安時代に比叡山延暦寺の対立抗争で焼き討ちにあったり、また豊臣秀吉により寺領を没収され、なかば廃寺同然という状態にもなったことがあるのですが、こうした苦難を乗り越えてその度に再興されていることから、不死鳥の寺を呼ばれています。
グルメ情報
三井寺の有名なお土産といえば、三井寺力餅です。小さいお餅に青豆入りのきな粉がまぶしてあります。
由来は、武蔵坊弁慶という比叡山の僧侶がいて、大変な力持ちだったそうです。
比叡山と三井寺の僧侶はとても仲が悪く敵対していたのですが、ついに争いになり、多くの比叡山の僧侶が押し寄せて、寺の建物などを焼き尽くしてしまいました。
弁慶はその戦利品として晩鐘を比叡山まで持ち帰り、鐘をついたところ、いつもの美しい鐘の音とは違って、「イノー、イノー」(帰りたい)と言っているように聞こえたことから、後に弁慶は晩鐘を返還しました。
数百年後、この話に因んで餅を売る人が現れて、ここから三井寺力餅がはじまったとされています。
三井寺力餅は、浜大津駅前に本店がありますが、サービスエリアや三井寺風月堂売店や滋賀県内の一部のホテルなどでも買うことができます。
ただ賞味期限が2日間しかもたないので、発送などはできないそうです。
本店には喫茶コーナーがあり、そこで出来立てを食べるのが一番美味しい食べ方です。
あと三井寺駅前には、レストランやお寿司屋さん、喫茶店があり、あと以外とラーメン屋さんも多いです。
お寺に参拝したあとの食事にもいいかもしれません。
観光地の見どころランキング・1位
円満院は天台宗系の寺院で、円満院門跡を呼ばれることもあります。水子供養のお寺として知られており、全国から供養のためにたくさん人が訪れています。
円満院宸殿は重要文化財に指定されている建物です。
宸殿の南側には円満院門跡庭園があります。
円満院門跡庭園は、国の名勝にしていされており、室町時代の庭師・相阿弥によって作られた庭園です。
中央に細長い池が掘られており、空き地には白砂が敷き詰められていて、統一感の美しい庭園です。
池には、亀島と鶴島が浮かんでおり、巨大な石橋がかけられています。
円満院門跡庭園は、鶴と亀が配してあることから、慶祝を表しているといわれています。
境内にはそのほかに一日僧侶、尼僧体験や写経体験などが行われています。
敷地内には、大津絵美術館も併設されています。
観光地の見どころランキング・2位
弁慶の引摺鐘・三井の晩鐘は、近江八景・三井の晩鐘として親しまれています。弁慶の引摺鐘・三井の晩鐘は逸話があります。
昔、比叡山に弁慶という僧侶がいました。
大変な力持ちとして有名だったそうです。
以前から比叡山延暦寺の僧侶と三井寺の僧侶は仲が悪くお互いに敵対していました。
そしてついに争いが起こりました。
延暦寺の僧侶が大量に押し寄せ、寺の建物など大半を焼き尽くしてしまいました。
争いは延暦寺側が勝利し、弁慶はその戦利品として鐘の音が美しいといわれていた晩鐘を担いで持ち帰ってしまいました。
持ち帰った先で、晩鐘を鳴らしたところ、いつもとは違う音がして、まるで帰りたいと泣いているかのような音に聞こえたそうです。
そしてのちに弁慶は、晩鐘を三井寺に返したということです。
それ以来この鐘は「弁慶の引摺鐘・三井の晩鐘」と呼ばれ親しまれています。
観光地の見どころランキング・3位
近江大橋は、滋賀県大津市と、滋賀県草津市を結ぶ琵琶湖上の橋です。以前は有料道路でしたが、最近無料開放されました。
近くにはイオンモールができ、そのほかにショッピングモールも出来てきており便利になりました。
近江大橋を渡った先には膳所城跡公園があり、近江大橋の全貌を望むことができます。
遠くから見ると、曲線になっており、琵琶湖の青と公園内のけやきやクスノキなどの木々とのコントラストが美しい景色となっております。
近江大橋付近には、茶臼山公園があり、隣には茶臼山古墳があります。
壬申の乱で敗れた大友皇子とその子供たちの墓であると言われています。
また古墳のそばには、息子である大友与太王の墓もあります。
茶臼山古墳は高台にあるので、場所によっては琵琶湖が美しく見える場所もあります。
まとめ
近江大橋は、滋賀県大津市と、滋賀県草津市を結ぶ琵琶湖上の橋です。以前は有料道路でしたが、最近無料開放されました。
近くにはイオンモールができ、そのほかにショッピングモールも出来てきており便利になりました。
近江大橋を渡った先には膳所城跡公園があり、近江大橋の全貌を望むことができます。
遠くから見ると、曲線になっており、琵琶湖の青と公園内のけやきやクスノキなどの木々とのコントラストが美しい景色となっております。
近江大橋付近には、茶臼山公園があり、隣には茶臼山古墳があります。
壬申の乱で敗れた大友皇子とその子供たちの墓であると言われています。
また古墳のそばには、息子である大友与太王の墓もあります。
茶臼山古墳は高台にあるので、場所によっては琵琶湖が美しく見える場所もあります。