北海道

層雲峡の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

層雲峡は北海道宗谷郡、大雪山国立公園の周辺に広がる温泉地帯です。

石狩川を挟んで24キロメートルにもわたって生まれた渓谷には数多くの温泉ホテルが立ち並び、日本全体を見ても有数の規模の温泉街が広がっています。

国道39号線に乗って旭川から1時間半という位置にあるため、市街地からそれほど遠いというわけではありません。

そのため層雲峡だけで観光をするということもできますし、昼間は旭川市街地を見て夕方から層雲峡の温泉でゆっくりと体を休めるというような旅行プランを組むこともできるというのが魅力でしょう。

また北海道内で大規模な温泉街というと層雲峡のほかに定山渓温泉や登別、洞爺湖温泉といったようなものがありますが、層雲峡最大の魅力はカナダのリゾート地をイメージしたキャニオンモールにあります。

辺りを山脈や温泉宿に囲まれて作られたリゾート地風の商店街は、日本国内にいながらにして海外の田舎町を歩いているような感覚を感じさせてくれること請け合いです。

地域全体がリゾート地となり、訪れた観光客の心と体を一度に癒してくれるというのがこのスポットの特徴となっています。

家族連れはもちろんのこと、カップルのデート先としてもぴったりのスポットです

グルメ情報

層雲峡は温泉街として成長してきた場所であるため、札幌や小樽、函館といったような「さまざまなお店が軒を連ねている」というような場所ではありません。

ですがだからと言って美味しいものが無いというわけではなく、むしろホテルが立ち並ぶからこそ、そのホテルのシェフたちが腕によりをかけたグルメを楽しむことができる地域となっているのです。

ホテルにとって食事はお客様をおもてなしするための最大のポイントの一つです。

どれだけ良い温泉があったとしても、出てきた料理が家庭で毎日食べているような質素なものではお客様は満足しません。

そのため層雲峡の各ホテルは主に北海道産の食材を活用してさまざまな料理を作っているのです。

バイキングや御膳などホテルによって用意している食事は様々ですが、ホテルに宿泊するのであればしっかりと食事までチェックしたいところです。

またもしも昼間は別の場所を観光したいというようであれば、少し足を伸ばして旭川まで行ってみるというのも選択肢に入ってきます。

新千歳空港から旭川までは高速道路で二時間程度、JRなどの公共交通機関でも二時間少々で行くことができますから、旭川で少し休憩して名物の醤油ラーメンに舌鼓を打つというのも魅力的なプランでしょう。

観光地の見どころランキング・1位

層雲峡観光の見所としてここ最近、急激に人気を集めるようになっているのが柳原百蓮歌碑です。

これは1885年から1967年の日本を生きた詩人である柳原白蓮ゆかりの歌碑となっており、NHKの朝のドラマ「花子とアン」の登場人物として描かれていたことから注目を集めるようになりました。

柳原百蓮歌碑には北海道の原住民であるアイヌ民族の少女の悲恋をテーマにした歌が刻みこまれており、空から降り注ぐ木漏れ日の中、過去の北海道に生きた少女の姿を想起させることができます。

柳原百蓮歌碑は日本全国に24か所見つかっていますが、北海道には現状、この層雲峡の柳原百蓮歌碑しか存在していません。

60年前に立てられた歌碑に刻まれた文字はだんだんと薄くなってきており、このまま風化が進めばいつかは読むことができなくなることもあり得るでしょう。

そうした諸行無常とも言える悲しさが見る人の心を打つ観光スポットです。

観光地の見どころランキング・2位

大雪森のガーデンは北海道有数の山、大雪山のふもとにある森の中に作られた庭園です。

総面積3.5ヘクタール、3万5千平方メートルという広大な土地の中に作られた庭園には各テーマごと合計12の庭があり、四季折々の姿で観光客を迎え入れてくれます。

触り心地と香りで楽しませてくれる「親しみの庭」、地面を這うようにして広がる植物を集めた「花の泉」、開花期を揃えて花を植えて作られた「四季のすみか」などさまざまな庭は、いつ訪れても違った姿を見せてくれることでしょう。

こういった庭園というと冬場は何もないだろうと思われることもあるのですが、冬の大雪森のガーデンではゆったりとした春から秋とはうってかわって、スノーモービルに引かれるゴムボートで雪上を駆け抜けるスノーラフティングをはじめとしたエキサイティングな雪遊びを楽しむことができます。

春から秋にかけては花を眺め、冬には積もった雪の上で笑うというのが大雪森のガーデンの楽しみ方なのです。

観光地の見どころランキング・3位

黒岳は層雲峡にそびえる山の中でも最も小さい山ですが、それと同時に最も親しまれている山でもあります。

小さいと言っても山頂は地上1984メートルの位置にあり、ロープウェイとペアリフトを使って七合目に至れば、普段は見ることができない雄大な大自然を一望することができます。

七合目まで行くのは少し疲れるという人であっても、ロープウェイだけで行くことができる五合目までは是非足を伸ばしてみることをお勧めします。

五合目には売店やレストハウスも完備されており、大雪山をより身近に感じられるように作られた資料館や少し高い位置から層雲峡の姿を一望できる高松台などが設置されており、子ども連れであっても十分に楽しめる空間が広がっています。

体力に自信がある、登山が趣味だという人は是非ペアリフトで七合目まで行き、そこから400メートルの登山道で山頂を目指してみましょう。

八月でも雪が残る山頂は黒岳独特の空気を感じさせてくれること間違いありません。

まとめ

黒岳は層雲峡にそびえる山の中でも最も小さい山ですが、それと同時に最も親しまれている山でもあります。

小さいと言っても山頂は地上1984メートルの位置にあり、ロープウェイとペアリフトを使って七合目に至れば、普段は見ることができない雄大な大自然を一望することができます。

七合目まで行くのは少し疲れるという人であっても、ロープウェイだけで行くことができる五合目までは是非足を伸ばしてみることをお勧めします。

五合目には売店やレストハウスも完備されており、大雪山をより身近に感じられるように作られた資料館や少し高い位置から層雲峡の姿を一望できる高松台などが設置されており、子ども連れであっても十分に楽しめる空間が広がっています。

体力に自信がある、登山が趣味だという人は是非ペアリフトで七合目まで行き、そこから400メートルの登山道で山頂を目指してみましょう。

八月でも雪が残る山頂は黒岳独特の空気を感じさせてくれること間違いありません。