おすすめポイント
稚内は、北海道の北の端に位置する、我が国最北端の街でもあります。ここのオススメポイントとしては、カラフト犬の訓練をしたと言われる稚内公園や、全長二十キロメートルにも渡って、ハマナスの華が咲き乱れる稚内西海岸、そして、唯一ロシアからの国際定期船が入港してくる稚内港など、海を隔てているとはいえ、国境の街としても機能していることから、様々なオススメスポットがあります。
また、ロシア船が多数入港してくる稚内市は、ロシアの物産なども取り扱っている店があるなど、我が国の地方都市の中にあって、随分と国際色豊かな街となっています。
国際色豊かな街と言えば、沖縄などが上げられますが、実は、沖縄の方々は米軍は勿論、軍隊そのものに対しても、余り良い目でみることはないようで、海上自衛隊の艦隊が入港した時でも、入港歓迎式典などは全く無く、代わりに、入港反対のデモ行進が行われる程だと言われています。
唯一、この街に近いのは、青森県三沢市くらいではないでしょうか。
米軍とそれなりに上手に付き合ている三沢は、米国の文化も取り入れた面白い街ですが、稚内も、ロシアの文化を取り入れた面白い街になってきているのではないかと想定されます。
グルメ情報
稚内のグルメ情報としては、やはり海の幸となるのではないでしょうか。地元のグルメとしては、ウニや魚などの料理が有名で、水揚げされる場所もそう遠くないためか、価格も気になる程高価だという訳ではありません。
また、それらに加えて近年では、ロシアからのビジネス客や観光客が多いらしく、この方々がもたらす情報などを元に、日本人がロシア料理店をオープンするケースや、ロシア人が来日するロシア人のための店をオープンする例というのも垣間見られるなど、様々な形で国際化が進展していると言えるのではないでしょうか。
このロシア料理というのも、まともに日本で食べようと思うと、東京とここくらいしか本格的な専門店などはないのではないでしょうか。
ボルシチなどをはじめとしたロシア料理は、体を温める食べ物として有名であり、北国である稚内にとって、最もふさわしい食べ物であると言えるのではないかと想定されます。
海の幸にめぐまれ、ロシアと国境を接しているなど、この街のグルメは、国際情勢に左右されているとはいうものの、それを上手く取り入れて消化し、地場産のグルメとして、再び新たな息吹を吹き込むといった、そういった名物が多いのかも知れません。
観光地の見どころランキング・1位
稚内公園は、第一次南極観測隊のためのカラフト犬の訓練がされた場所にちなんで、毎年、国家のために殉死した犬達の慰霊祭を行っています。この第一次南極観測隊に、日本が参加すると表明した所、諸外国から当然の如く反対されました。
その理由は、まだ戦後すぐの時代で、敗戦国にその様な技術などあろう筈が無く、資本もある筈もない、そのため、参加は大反対といった感じだったそうです。
しかし、戦争に参加し、米国を向こうに回して対峙するなど、当時の他国にできる筈も無く、この反対理由は、やっかみからきたものだと言われています。
また、この公園内には、スキー場も併設されていたらしいのですが、リフトの老朽化などに伴い、閉鎖されて久しいとのことでした。
この広い公園内から市内の素晴らしい景観を一望できます。
観光地の見どころランキング・2位
稚内港は、礼文島などへの国内離島航路に加え、季節航路ではありますが、ロシアのサハリン島、コルサコフにも航路を持つ、珍しい港と言えるでしょう。地方の港湾で、他国との国際航路があるという事例は、なかなかなく、例えば、福岡と韓国のプサンの間に、九州旅客鉄道㈱が水中翼船の航路を持っている他、山口県下関市から、韓国のプサンまでの間に、カメリアラインという大型船の航路がある程度で、船の国際航路を持っているというのは、全国的に見ても珍しい港と言えるでしょう。
稚内港からコルサコフ港までは、片道五時間半で、料金は二等で二万円とやや割高な印象を受けます。
人だけで二万円な訳ですから、これでしたら航空機を使用した方が良いのではといった論が聞こえてきそうです。
しかしながら、船で国境をまたぐのも面白いものでしょう。
観光地の見どころランキング・3位
稚内西海岸は、稚内市の西端に位置する日本海沿岸の南北二十キロメートルに及ぶ風向明媚な海岸線です。ここには時期になると、綺麗なハマナスの花が咲き乱れ、ドライブコースとしても、最高のコースとして親しまれています。
日本海側ということで、確かに冬場は波が荒いには荒いのですが、利尻島を間近に眺めることができ、この利尻島の利尻富士を間近に眺めることが可能であるなど、眺望といった観点から考えれば、ここは抜群の場所と言えるのではないでしょうか。
また、沿道には、利尻富士が最も良く見ることができる、坂の下と称される場所もあり、無料の休憩施設も完備されているなど、ドライバーのことを最大限に考えてくれている感じを受けます。
稚内と言えば、宗谷岬というのがいの一番に思い出されますが、それだけではない観光名所でもあります。
まとめ
稚内西海岸は、稚内市の西端に位置する日本海沿岸の南北二十キロメートルに及ぶ風向明媚な海岸線です。ここには時期になると、綺麗なハマナスの花が咲き乱れ、ドライブコースとしても、最高のコースとして親しまれています。
日本海側ということで、確かに冬場は波が荒いには荒いのですが、利尻島を間近に眺めることができ、この利尻島の利尻富士を間近に眺めることが可能であるなど、眺望といった観点から考えれば、ここは抜群の場所と言えるのではないでしょうか。
また、沿道には、利尻富士が最も良く見ることができる、坂の下と称される場所もあり、無料の休憩施設も完備されているなど、ドライバーのことを最大限に考えてくれている感じを受けます。
稚内と言えば、宗谷岬というのがいの一番に思い出されますが、それだけではない観光名所でもあります。