おすすめポイント
ローマは永遠の都と呼ばれます。ただの観光地ではありません。
ただのヨーロッパの一都市ではありません。
そこには、われわれ日本人が明治維新以来目標にし追い求めていた西欧文明の核心部分があります。
町の中にはユリウス・カエサルの歩いた宮殿やアウグストゥスが見た劇場、パウロが伝道した広場やペテロが開いた教会が、形こそ変え存在します。
オードリー・ヘプバーンの見た町並みや、ジュリアーノ・ジェンマが行きつけたカフェがあります。
目に見えるもの、町のにおい、口にする食べ物の全てがオススメ観光スポットです。
イタリアは、古代ローマから2500年続く永遠の都です。
長い歴史の中で古代から帝政ローマ時代は、ローマ帝国の首都として繁栄しました。
中世から近世まで教皇領として栄えて、ルネサンス時代後期は文化の中心となりました。
イタリアが統一された後、統一イタリアの首都となりました。
現在はイタリアの政治、文化の中心地となり、欧米人の心のふるさとです。
世界各国からの旅行者が集まる観光都市でもあり、レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港が海外との玄関口です。
列車での玄関口はテルミニ駅で、ヨーロッパ最大級の駅です。
ローマは世界でもっとも見どころが多い町の一つです。
サンピエトロ寺院とバチカン博物館、映画で有名なトレビの泉やスペイン階段、歴史に名高いコロッセオや古代ローマを偲ぶフォロロマーノ、パンテオンがあります。
グルメ情報
ローマは、日本人的な味覚の感じ方では、美味しいレストランは少ないのかもしれません。しかし、ここでは、おいしさは舌ではなく胃袋で感じる物です。
会話をしながら、耳で味わう物です。
その視点で見ると、おいしいものがたくさん見えてきます。
日本人に評判の良い店は一応あります。
ジェラテリア・ジョリッティは、ナボーナ広場から細い道を歩くと見つかる大きな店です。
味が濃厚ですが甘くクリームも多めです。
ジェラートだけでなくお菓子も販売しています。
アンティコ カフェ グレコは、ル・グレコはスペイン広場近くのコンドッティ通りにありカフェもカプチーノもおいしいお店です。
ラ カルボナーラ ダルはカルボナーラとアマトリチャーナ、アーティチョークのサラダがおいしいお店です。
人気店はそれほどでなくても、テルミニ駅前のテイクアウトのお店は、出来ている料理が並んでいる中から自分でチョイスできて旅行者には便利です。
列車で食べる駅弁は、フライドチキンにワインとデザ-トの小さいりんごまで付いてきます。
町の中でぶらりと入るレストランは、ベテランのウェイターがいて、お水いかがですかと聞いてくれます。
イタリアのウェイターは世界一のサービスをすると言われています。
本当にそうなのか自分の目で確かめてください。
観光地の見どころランキング・1位
コロッセオは、帝政期に造られた円形闘技場で都市を代表する観光地です。平面の形は楕円形で、高さは48mあり、当時約5万人を収容できました。
現在は天井部分は開放されていますが、懸命にも日除け用に布を張る設備もありました。
皇帝席は直接日光が当たらないように設計されていて、一般の観客席についてもなるべく日光が当たらないように工夫されていました。
当初は競技場に水道から引いた水を張り、模擬海戦を上演することさえ可能でしたが、後には複雑な舞台装置を設置したため大規模演出は不可能となりました。
また人力エレベーターも存在し、剣闘士の入場に用意されていて、巻き上げを行った柱の跡が残っています。
コロッセオの横には噴水が作られ、闘いを終えた剣闘士もここで体を洗ったと伝えられてます。
観光客は内部を見学でき、時代を二千年さかのぼった、当時の市民が競技の観戦に熱狂する様子を感じ取ることが出来ます。
観光地の見どころランキング・2位
トレヴィの泉は、ローマにある最も巨大なバロック時代の人工の泉です。何のことは無いちょっとした広場に造られた装置なのですが、市内で有数の観光名所として賑わっています。
ポーリ宮殿の裏側で壁と一体となったデザインがされ、中央に水を司るポセイドーンが立ち、左に豊饒の女神ケレ、右に健康の女神サルースが配置されています。
これら池全体の造作はニコラ・サルヴィ の原案で、ピエトロ・ブラッチ が制作しました。
トレヴィの泉は、クイリナーレ宮殿の西側、スタンペリア通り沿いのトレヴィ広場にあり、地下鉄バルベリーニ駅から徒歩圏内に位置します。
現在は日常的に野菜などを売る市が立っています。
トレヴィの泉は元々皇帝アウグストゥスが作らせたもので、ヴィルゴ水道の終端施設としての人工の泉が、今の位置に移設になりました。
観光地の見どころランキング・3位
フォロ ロマーノは、今見ると工事途中の建設現場と見間違うような光景ですが、古代ローマの中心部だったところです。現在、敷地の北東にはフォーリ・インペリアーリ通りがありますが、古代には諸皇帝のフォルムのうち、フォルム・ユリウム、フォルム・ネルウァエ、フォルム・ウェスパシアヌムが隣接していました。
現在は、フォルム・ユリウム、フォルム・ネルウァエの遺構の一部が発掘され、公開されています。
南側にはパラティーノの丘があり、頂きに皇帝宮殿があります。
フォロ ロマーノが現在の輪郭になったのは、ユリウス・カエサルによる大改装の結果です。
その計画は彼の暗殺によって、甥である初代ローマ皇帝アウグストゥスへと引き継がれます。
フォロ ロマーノの現在の姿から帝国の繁栄を偲ぶことができます。
まとめ
フォロ ロマーノは、今見ると工事途中の建設現場と見間違うような光景ですが、古代ローマの中心部だったところです。現在、敷地の北東にはフォーリ・インペリアーリ通りがありますが、古代には諸皇帝のフォルムのうち、フォルム・ユリウム、フォルム・ネルウァエ、フォルム・ウェスパシアヌムが隣接していました。
現在は、フォルム・ユリウム、フォルム・ネルウァエの遺構の一部が発掘され、公開されています。
南側にはパラティーノの丘があり、頂きに皇帝宮殿があります。
フォロ ロマーノが現在の輪郭になったのは、ユリウス・カエサルによる大改装の結果です。
その計画は彼の暗殺によって、甥である初代ローマ皇帝アウグストゥスへと引き継がれます。
フォロ ロマーノの現在の姿から帝国の繁栄を偲ぶことができます。