おすすめポイント
霧島市には、日本で初めて国立公園に指定された霧島連山があります。霧島市は、神々がこの世を治めていたといわれる頃から存在し、「霧に浮かぶ島」が霧島という名前の由来です。
古くから伝説や神話があり、天照大神の神勅を手伝った9人の神が天孫降臨の第一歩として高千穗峰に降り立ったと言われています。
それらの伝説ができるもとになった霧島市の景色は雄大で、火山活動をしている霧島連山からは躍動感が感じられます。
季節が変わるごとに自然が表情を変える様子は、観光客に自然への畏敬の念を抱かせます。
霧島市は長い歴史の中で自然と共存してきました。
平成22年には、日本ジオパークに加盟しさらに自然との関わりを深めています。
霧島市には、有名な霧島神宮や鹿児島神宮のような神社だけでなく、霧島市国分運動公園や上野原縄文の森といった緑豊かな公園もたくさんあります。
全国的に名高い温泉や、今なお伝統の製法を守り続ける福山黒酢は多くの人に知られています。
また火山活動で形成されるシラス台地で育ったさつまいもで作った焼酎も全国各地にファンがいてお土産に好まれています。
霧島は、坂本龍馬がその妻お龍とハネムーンで訪れた場所としても有名です。
グルメ情報
霧島市福山の黒酢は地域ブランドです。坂本の黒酢「壺畑」では黒酢の製法や歴史について学ぶことができます。
また、レストランでは黒酢を贅沢に使った中華料理を提供しています。
季節限定や時間限定のメニューも用意されていて、雄大な鹿児島のシンボル桜島や整然と並んだ黒酢の壺畑を一望しながら、料理を楽しむことができます。
地鶏炭火焼き店「古里庵」では、自家栽培の野菜を使った料理で霧島市の食の豊かさを味わいます。
霧島山麓のパン屋さん「ラ・スール」では、食品添加物を一切使わないその日のうちに作ったパンが売られています。
特に好評なのがフランスパンで、小麦の香りと旨みを閉じ込めるために、じっくりと発酵されています。
ここには、オープンテラスも設置されており、マンゴーやクランベリーなどのフルーツから、コーヒーや地元で作られた野菜を使ったスープを注文できます。
霧島連山の美しい景色を見ながらの食事が楽しめます。
焼肉厨房「わきもと」では、霧島市の黒豚・黒牛のしゃぶしゃぶを黒酢ダレで食べます。
出される焼酎は黒麹で作られたものです。
食後のデザートは黒砂糖がメインのもので、霧島黒づくしの発祥の地といわれ、多くの観光客が訪れています。
観光地の見どころランキング・1位
霧島神宮は、三種の神器と稲穂とともに高千穂峰に天降ったニニギノミコトを主に奉斎しています。鹿児島県藩主の島津吉貴の寄進で171年に建立されました。
豊かな自然の中に、格調高い趣の社殿がそびえ立っています。
本殿は豪華に装飾されており、柱などは鮮やかな朱色で塗られています。
要所には彩色文様や鍍金の飾り金具が施され、壁は色鮮やかな浮き彫りがある羽目板があります。
最初は高千穂峰と火常峰の間に建てられていましたが、霧島山の繰り返される噴火で、およそ500年前に現在の場所に移されました。
霧島神宮では、年間で100以上の祭儀が行われています。
毎年元旦と2月11日に本殿で奉納される九面太鼓が代表的で、この郷土芸能を見るために県内外から多くの人々が集まります。
霧島七不思議の伝説も残っており、パワースポットとしても有名です。
観光地の見どころランキング・2位
鹿児島神宮 は、ヒコホホデミノミコトとその妻である豊玉姫を主に祭っています。現在の神殿は漆塗で、これは1756年に島津重年によって再建されたものです。
鹿児島県内最大規模の木造建築物で、天井には草花が描かれています。
鹿児島神宮六月灯では、舞台で神楽が披露され厳かな雰囲気の中、神社の参道では鹿児島県の企業や子どもたちが作って奉納した燈籠が灯され幻想的な空間になります。
また3月に行われる初午祭では、首に鈴をつけ、背中をかざった「鈴かけ馬」が踊り、人々は太鼓や三味線に合わせて踊ります。
これは、五穀豊穣、家内安全、畜産奨励、厄払いを祈願しており、460年以上続く鹿児島県の伝統的な祭りです。
鹿児島神宮 は鹿児島県の登録有形文化財に指定されています。
観光地の見どころランキング・3位
嘉例川駅は、霧島山系の山間部に位置する無人駅です。凛とする佇まいが人気を呼んでいます。
もともと鉄道マニアの間では有名な駅でしたが、九州新幹線がきっかけで多くの人が知るようになりました。
この木造駅舎は1903年に建てられました。
待合室の天井は低く、古くから木製の長椅子が設置されています。
嘉例川駅では「かれい川弁当」という駅弁が売られています。
この駅弁はJR九州が毎年開催している「九州の駅弁ランキング」で何度もい1位を獲っています。
中には、竹の子の炊き込みご飯に春巻きやなます、そして鹿児島でよく食べられる、がねという天ぷらなどが入っています。
春になると嘉例川駅にも桜が咲き、駅を通る特急「はやとの風」をカメラに収めようと多くの観光客で賑わいます。
まとめ
嘉例川駅は、霧島山系の山間部に位置する無人駅です。凛とする佇まいが人気を呼んでいます。
もともと鉄道マニアの間では有名な駅でしたが、九州新幹線がきっかけで多くの人が知るようになりました。
この木造駅舎は1903年に建てられました。
待合室の天井は低く、古くから木製の長椅子が設置されています。
嘉例川駅では「かれい川弁当」という駅弁が売られています。
この駅弁はJR九州が毎年開催している「九州の駅弁ランキング」で何度もい1位を獲っています。
中には、竹の子の炊き込みご飯に春巻きやなます、そして鹿児島でよく食べられる、がねという天ぷらなどが入っています。
春になると嘉例川駅にも桜が咲き、駅を通る特急「はやとの風」をカメラに収めようと多くの観光客で賑わいます。