おすすめポイント
湧永庭園は、東京ドーム3個分、約45,000坪の広大な敷地に2種類の庭園と3つのエリアを併設した庭園鑑賞施設です。メインとなる第一庭園はすみずみまで手入れの行き届いたこだわりの西洋風庭園、野趣あふれる第二庭園ではトレッキング気分で山道を散策できます。
バラ園、薬用植物園、モネの睡蓮池では、3つの異なるテーマに沿った庭園風景を表現しており、それぞれまったく違った趣きを感じられることでしょう。
春から夏にかけて、湧永庭園の植物は花の見頃を迎えます。
桜、椿は日本人が古来から大切にしてきた四季の風景を彩り、チューリップ、バンジー、ポピーをはじめとした地中海の明るい太陽を感じさせる色とりどりの花々が咲き競います。
白く可憐なリンゴの花の甘い香りにはストレスを和らげる癒しの効果があるとされ、「永久の幸せ」という花言葉のとおり、女性的なやさしさで心身を元気づけてくれるでしょう。
夏はフヨウ、ダリア、ハナショウブ、秋はリンドウ、センブリ、キンモクセイというように、多様な草木が季節ごとの見事な花をほころばせ、訪れた人々を楽しませています。
また、受付を兼ねた社員手作りのカナダ風ログハウスでは、湧永庭園のオリジナルグッズの販売を行っています。
グルメ情報
園内にレストランはなく、昼時には持ち込みのおにぎりや手作りのお弁当を片手にテラス席に向かう人が多くみられます。四季折々の花ときれいな空気に囲まれた青空の下、造詣の深い庭園を眺めながら食べるお弁当は格別です。
食事の用意がないときは、庭園外の軽食店を利用することもできます。
食後のドリンクを飲んで一息つき、甘酸っぱいフルーツを使用したコクたっぷりのソフトクリームをいただくのもいいでしょう。
湧永庭園近くのウエスタン風のレストランは、一風変わったテイストが人気です。
アメリカの開拓時代を彷彿とさせる店内は、国内にいることを忘れさせてくれる解放感にあふれています。
カウボーイ、犬、ロデオ…まるで西部劇の舞台に立ったかのような異国情緒豊かな空間は、遊び心と好奇心をもつ旅行者にピッタリです。
美味しいコーヒーとワッフルに舌鼓を打ったり、歩き疲れて渇いたのどをビールで潤したりしているうちに、気分はすっかりアメリカンです。
店内の石窯で焼いた特製ピザ、じっくり煮込んだビーフシチューをたっぷり注いだスープ付きライス、ピリリとほどよい刺激がクセになる辛口カレーは、カップルや家族連れにも大好評です。
少し移動すれば周辺に焼き肉店や和食店のほか、ラーメン、うどんを出す麺処、落ち着いた雰囲気のカフェもありますので、お好みの店で自由に食事を楽しみましょう。
観光地の見どころランキング・1位
・1位 バラ園 500種類、5,000株以上の世界中のバラを一堂に集めた湧永庭園のバラ園は、圧倒的な美しさとボリューム感をもって目前に迫ります。ガーデニング大国イギリスから仕入れた本場のイングリッシュローズや、まろやかな香り漂うオールドローズのコーナーでは、マーガレット・メリル、テキーラ、モーリスユトリロ、ストロベリー・アイス、マリー・アントワネットなど、多種多様なバラが咲き乱れる姿を存分に堪能できます。
開花全盛期の6月にはバラ園全体が濃厚な芳香に包まれ、花盛りのバラがなだれのように咲き誇って迫力満点です。
つる性のバラを日よけにした贅沢なベンチに腰かけ、上品な香りに包まれたゴージャスなひとときを過ごすもよし、優美なバラの名前に思いをはせるのもよし、国内有数の規模を誇るバラ園は必見の価値ありです。
観光地の見どころランキング・2位
・2位 薬用植物園 湧永庭園の自慢は、製薬会社がつくった庭園だからこそ可能な多品種の薬用植物園です。民間薬の原料として古くから珍重されてきたヤマシャクヤク、クサボケ、アジュガ、ヤマブキや、漢方薬のもとになるアミガサユリ、オキナグサ、ヤマシャクヤク、ユキモチソウ、アロマテラピーでおなじみのローズマリーなど、興味深い草木の宝庫です。
普段目にする機会の少ない海外の薬草や薬木はもちろん、身近にあってもそれと気付かず過ごしていた植物についても、コーナーごとに設置された丁寧な解説と分かりやすい展示方法で新たな発見が期待できます。
静謐な空気が流れる薬用植物園は、華やかなバラ園や第一庭園と比較すると、一見地味な印象をもつかもしれません。
薬用植物の多くは華美な花を咲かせるわけではありませんが、人間の営みに深くかかわってきた植物の生態を知ることは、人と生き物の関係性について広く理解するきっかけとなるでしょう。
観光地の見どころランキング・3位
・3位 モネの睡蓮池 湧永庭園のモネの睡蓮池で見られる睡蓮は、岡山県にある大原美術館の創立70周年を記念してクロード・モネがその半生を過ごしたフランス・ジヴェルニーのモネ邸より贈られた苗の子株にあたります。印象派の巨匠として後世の画家に大きな影響を与えたモネは、とくに晩年、同じテーマを季節や天候を変えて何十点も描くという連作を好みました。
睡蓮の連作もそのなかの一つで、様々な気象条件を駆使した絵画表現が万人の心を捉えて離しません。
モネの睡蓮池では、モネの描いた300点を越える睡蓮の世界が現実のものとなります。
初夏は花の影からカエルが顔を覗かせ、晩夏には水面すれすれにトンボが飛び交い、四季の移ろいとともに日々変化する庭と池は、モネが心から愛し、86歳で亡くなるまでつぶさに見つめ続けた風景と繋がっているかのようです。
まとめ
・3位 モネの睡蓮池 湧永庭園のモネの睡蓮池で見られる睡蓮は、岡山県にある大原美術館の創立70周年を記念してクロード・モネがその半生を過ごしたフランス・ジヴェルニーのモネ邸より贈られた苗の子株にあたります。印象派の巨匠として後世の画家に大きな影響を与えたモネは、とくに晩年、同じテーマを季節や天候を変えて何十点も描くという連作を好みました。
睡蓮の連作もそのなかの一つで、様々な気象条件を駆使した絵画表現が万人の心を捉えて離しません。
モネの睡蓮池では、モネの描いた300点を越える睡蓮の世界が現実のものとなります。
初夏は花の影からカエルが顔を覗かせ、晩夏には水面すれすれにトンボが飛び交い、四季の移ろいとともに日々変化する庭と池は、モネが心から愛し、86歳で亡くなるまでつぶさに見つめ続けた風景と繋がっているかのようです。
