おすすめポイント
デリーはムガル帝国時代の古き都としての顔とイギリスの植民地時代の近代的な顔があります。そのどちらも見ることができるのがメリットです。
ムガル帝国時代のものとしてはジャマー・マスジット、チャンドニー・チョウク、ラール・キラーなどが代表的な観光スポットです。
チャンドニー・チョウクは日本でいう浅草のような場所でインドの人々の生の暮らしを垣間見ることができます。
いろんなお店も立ち並んでいますから、インドならではのものをおみやげにしたい方はのぞいてみるのもいいでしょう。
近代的なイギリス調の建物ではコンノート・プレイスはおすすめ地域の一つです。
両替やチケットの手配、買い物などを楽しみたい場合は今ノート・プレイスを一通りまわってみるのが良いでしょう。
しかも現代的な建物ばかりではなく、その中に遺跡が混ざっているのがこの辺りの面白いところです。
おみやげなどを見繕いつつ、インドの歴史を知ることができます。
インドの近代的なアートに興味がある方であれば国立近代美術館を訪れてみるのも良いです。
インドの伝統技法や神話、歴史のモチーフなど西洋美術との融合をはかったものやもっと斬新さを求めてつくられたものなど興味深い作品をいろいろと見ることができます。
グルメ情報
リーズナブルな価格でインド料理や中華料理を楽しみたい方にはタドカというお店がオススメです。こちらはスタイリッシュな感じのお店で、価格が安い割には満足できるおいしい料理を堪能することができます。
またちょっと一休みということであれば、インド各地に展開しているバリスタが良いでしょう。
ドリンクと軽食がセットになっていてもリーズナブルな価格なので気軽に入って楽しめます。
また日本でもおなじみのタンドリーチキンの発祥のお店もありますので行って本場の味を堪能するのも良いでしょう。
それがモーティー・マハルです。
１９４７年が創業のパンジャーブ料理レストランですが、日中は建物内、夜は中庭での食事を楽しめます。
中庭での食事中には音楽の生演奏を聴いてゆったりと過ごすことができます。
店内も広々としてくつろげるので一度寄ってみるのもいいかもしれません。
また同じくチキンが有名なお店がチキン・インです。
バターチキンが有名で、ツーリストにも非常に人気です。
女性には特にオススメなのがムガル料理、南インド料理のほか、中華料理が食べられるノンベジレストランのスワガートです。
地元ではスワガタムと呼ばれることもあります。
レストラン＆バーですが、スタッフの対応も良いので男女共に楽しむことができるでしょう。
観光地の見どころランキング・1位
クトゥブ ミナールと建築物群はデリー観光をするのならはずせないものの一つです。ニューデリーの南郊外にあり、平原に塔がそびえているのですぐにわかります。
７２．５ｍある塔は５層になっているのですが、下の３層までは赤砂岩でできており、４層目から上は大理石と砂岩でできています。
外壁にはコーランを図案化したものが彫刻されています。
スルタンだったクトゥブウッディーン・アイバクがヒンドゥー教徒に対する勝利を記念して建築したものです。
その横には破壊したヒンドゥー寺院の石材を利用して建てたインド初のモスクであるクワットゥル・イスラーム・マスジットです。
こちらのモスクの中には純度１００％に近い鉄の柱が建っているのですが、４世紀のグプタ朝時代に作られたものであると考えられており、純度のおかげなのか未だに錆びることなく美しい姿を保っています。
観光地の見どころランキング・2位
１５６５年にハージ・ベグムが夫であるムガル帝国第2代皇帝のフマユーンのために建てたのがフマユーン廟です。その形式は庭園を作ってその中に廟を置くというもので、インド・イスラーム建築の傑作とされています。
１９９３年には世界遺産になっています。
建物内の中央には白大理石の棺が置かれていますが、この中には何も入れられていません。
フマユーンの遺体はこのお棺の下に丁寧に安置されているのです。
ペルシャ出身の建築家であるサイード・ムハンマド・イブン・ミラーク・ギヤートゥッディーンとその父であるミラーク・ギヤートゥッディーンによって９年間かけて建築されました。
この庭園はインド亜大陸ではチャハルバーグ形式の最古の庭園だといわれており、天上の楽園を模したものであると考えられています。
観光地の見どころランキング・3位
レッド フォート（ラール キラー）はムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが新たに造った都城シャー・ジャハーナーバードの中心に位置している赤い砂岩で築かれた堂々たる城壁で、１６３９年から１６４８年に造られました。門をくぐってすぐにみやげ物店が並んでおり、その次には一般謁見の間だったディーワーネ・アームがあります。
この一番高い位置には玉座がありました。
その玉座にはルビーやサファイアなど様々な宝石が飾っていたのです。
その奥には貴賓謁見の間ディーワーネ・カース、彩りの間であるラング・マハル、皇帝の私室であるカース・マハルなどの宮殿が並んでいます。
真珠のモスクと呼ばれるモーティー・マスジットはアウラングゼーブ帝が信仰心が厚く、自分専用につくったモスクです。
ただしこちらは一般公開はほとんどされていません。
また宮廷女性の居住区画ムムタージ・マハルもあり、現在は博物館となっています。
まとめ
レッド フォート（ラール キラー）はムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが新たに造った都城シャー・ジャハーナーバードの中心に位置している赤い砂岩で築かれた堂々たる城壁で、１６３９年から１６４８年に造られました。門をくぐってすぐにみやげ物店が並んでおり、その次には一般謁見の間だったディーワーネ・アームがあります。
この一番高い位置には玉座がありました。
その玉座にはルビーやサファイアなど様々な宝石が飾っていたのです。
その奥には貴賓謁見の間ディーワーネ・カース、彩りの間であるラング・マハル、皇帝の私室であるカース・マハルなどの宮殿が並んでいます。
真珠のモスクと呼ばれるモーティー・マスジットはアウラングゼーブ帝が信仰心が厚く、自分専用につくったモスクです。
ただしこちらは一般公開はほとんどされていません。
また宮廷女性の居住区画ムムタージ・マハルもあり、現在は博物館となっています。
