おすすめポイント
春は桜に、そして秋にはモミジに彩られる嵐山は、その景色の美しさから平安時代から景勝地として人々を楽しませてきた場所です。そんな自然の美しさを縫うように、桂川が流れており、そこにかかる渡月橋はあまりにも有名な景色です。
この桂川は、近くのエリアでは大堰川という愛称でも親しまれています。
桂川沿いは、亀山地区、中の島地区、臨川寺地区と別れており、それぞれにアカマツを中心にカエデやツツジ、サクラが生えており美しい自然を拝むことができます。
それぞれの広場には休憩所をはじめ展望台もあるので、景色を楽しみながらゆっくり過ごすこともできます。
もちろん、伝統的なお寺や神社も立ち並んでいます。
京都五山の第一位にある天龍寺では、亀山を借景とする美しい庭園や、法党の天井にある9メートルにもわたる雲竜図は見逃せません。
また、野間神社は縁結びや学業にご利益があるとして有名です。
かの松尾芭蕉や与謝蕪村などの俳人にも好まれた風情のある境内が魅力的です。
そのほかにも、大河内伝次郎によってつくられた大河内山荘庭園もあり、庭園内にあるサクラやカエデのみならず、ここからは保津川や嵯峨のまちを見下ろすことのできる絶景ポイントといえます。
グルメ情報
嵐山に来たなら、大自然を楽しみながら食べられるグルメがおすすめです。名勝中之島公園の中には、食事ができるお店もあり、毎月変わるコース料理では、その季節ならではの食材を使用した京懐石料理がいただけます。
また、渡月橋の近くには、手打ちそばで有名なよしむらというお店もあります。
こちらでは、打ち立てのおそばを桂川にかかる渡月橋を眺めながら楽しむことができます。
こちらでは、京都のお野菜をふんだんに使用したメニューもあるので、女性の方にも人気があります。
西山艸堂では、お寺の書院を改装してつくられたお部屋で京都の精進料理をいただけます。
また、平野屋は、400年以上の歴史のある茅葺き屋根の茶店で、こちらの建物も歴史があります。
平野屋では、鮎を使用したコース料理が有名ですし、そのほかにお寿司などのメニューもそろいます。
一方で、バンボシュールなどのカフェも充実しています。
バンボシュールでは豪華にフルーツをあしらったケーキがならび、まるで宝石のように美しいです。
それに、こちらのお店ではシンデレラプリンが知られており、パリパリとしたカラメルソースが人気です。
ほかにも、よーじやカフェや銭湯をリフォームしてつくられたカフェなど、若いひとにも満足のいくお店が揃っています。
観光地の見どころランキング・1位
渡月橋は、名前は知らなくても、嵐山を紹介する写真では多く見かける橋なので、きっと見覚えがある人も多いでしょう。渡月橋は、桂川にかかっていて、中之島公園を結んでいます。
嵐山の代名詞ともいえる橋です。
最初にできたのは承和の時代で834年ごろですから、とても歴史の古い橋といえます。
最近では、2001年に渡月橋は工事によって新しくなっているので、とてもきれいです。
春には山の桜が、そして秋には紅葉が色づき、バックの景色も季節によって変わり、さまざまな表情をみせてくれるのが魅力的です。
12月と3月には、渡月橋のライトアップもおこなわれ、昼間とはちがった美しい表情をみせてくれます。
渡月橋に行くには、市バスや京福電車、阪急電車の嵐山駅が便利で、そこから徒歩で5分程度の距離です。
観光地の見どころランキング・2位
臨済宗大本山である天龍寺は、1994年に世界文化遺産に認定されているお寺です。京福嵐山線の嵐山駅や、市バスの京福嵐山駅前のすぐ目の前にあるので、交通アクセスにもとても優れています。
天龍寺は、1339年に足利尊氏が、亡くなった後醍醐天皇の冥福を祈り、もともと大覚寺統の離宮だった寺をもとに建立しました。
その後も、京都五山の名刹として栄えてきました。
大方丈の本尊の中には重要文化財である釈迦如来坐像を拝むことができます。
この像は、実は天龍寺の建立よりも歴史が古いものです。
また、天龍寺には池泉回遊式の庭園が広がっており、曹源池庭園は日本で最初の史跡・特別名勝に指定されという歴史があります。
そこに広がる嵐山や亀山を取り込んだ借景はとても見事です。
そして祥雲閣・甘雨亭といった茶室を見ながら奥に進むと、後醍醐天皇の尊像のある多宝殿があり、貴族邸の雰囲気を味わえます。
観光地の見どころランキング・3位
嵐山で歴史の古いお寺を堪能するのも良いですが、竹林街道で静かに自然を感じるのも一興です。竹林街道は、その名の通り竹が両側に生い茂り、野宮神社から大河内山荘庭園へ抜ける400mほどの小道です。
料金もかかりませんし、制限時間もありませんから、晴れた日は竹林の隙間からこぼれる日光を浴びながらゆっくりと散策することが可能です。
雨の日もまた違った静けさを楽しめるでしょう。
2005年からは嵐山花灯路といったライトアップイベントがはじまり、その期間中にはこの竹林街道も美しく照らし出されます。
竹林海道は天龍寺の北側に位置していて、天龍寺を訪れた際には竹林海道を通るのがおすすめです。
JRの嵯峨嵐山駅からは徒歩10分、阪急の嵐山駅からは徒歩15分ほどの距離にあります。
まとめ
嵐山で歴史の古いお寺を堪能するのも良いですが、竹林街道で静かに自然を感じるのも一興です。竹林街道は、その名の通り竹が両側に生い茂り、野宮神社から大河内山荘庭園へ抜ける400mほどの小道です。
料金もかかりませんし、制限時間もありませんから、晴れた日は竹林の隙間からこぼれる日光を浴びながらゆっくりと散策することが可能です。
雨の日もまた違った静けさを楽しめるでしょう。
2005年からは嵐山花灯路といったライトアップイベントがはじまり、その期間中にはこの竹林街道も美しく照らし出されます。
竹林海道は天龍寺の北側に位置していて、天龍寺を訪れた際には竹林海道を通るのがおすすめです。
JRの嵯峨嵐山駅からは徒歩10分、阪急の嵐山駅からは徒歩15分ほどの距離にあります。