おすすめポイント
かつて城下町として栄えた岐阜県高山市は、飛騨の小京都といわれ、「さんまち通り」などの古い町並みは、外国人などの観光客に人気のスポットになっています。みたらしだんごや飛騨牛コロッケ、飛騨牛のにぎり寿司など散策しながら食べられるグルメも充実しています。
また、歴史ある高山には、国指定史跡の全国で唯一現存する郡代・代官所「高山陣屋」や国指定重要文化財である明治時代に建築された造り酒屋「吉島家住宅」、幕府の御用商人として栄えた商家で、明治時代に飛騨の匠を集め、江戸時代の建築様式をそのまま再現させた日下部家の住宅「日下部民藝館」などの歴史遺産もあります。
雪深い飛騨の昔の暮らしを村ごと再現した「飛騨の里」には、飛騨を代表する合掌造りの民家のほか、全国では見られなくなった約300年前の榑(くれ）葺き屋根の民家も見ることができます。
気軽に標高2,000mを超える絶景を楽しむことができる「新穂高ロープウェイ」も人気の観光スポットです。
しらかば平駅のベーカリーショップ「アルプスのパン屋さん」のお勧めは、焼きたてサクサク のクロワッサンで、高原牛乳との相性抜群です。
旅行には欠かせない温泉は、「平湯温泉」、「新穂高温泉」、「福地温泉」、「栃尾温泉」などがあり、旅の疲れを豊かな自然とともに癒してくれます。
グルメ情報
飛騨高山で唯一のハンバーガー専門店「センターフォーハンバーガーズ」。外国人観光客が選ぶ日本のグルメランキングで2位を獲得したことで一躍有名になりました。
ぜひ食べて欲しいのがスペシャルメニュー「飛騨牛バーガー」。
日本を代表する地元のブランド牛「飛騨牛」を使用したパテは、きめ細やかでやわらかく、豊潤な味わいが特長です。
フレンフライ付きで2,300円。
旅の思い出になること間違いなしです。
飛騨そばの老舗「恵比寿」。
明治31年の創業から100年以上、飛騨で栽培したそばの実と飛騨の清らかな名水でつくった極上のそばの味を守り続けています。
定番メニューのほか、季節限定の鴨南蛮そば、松茸そばなどもあります。
「弱尊（じゃくそん）カレー」は、やみつきになると評判のカレー店です。
大量のタマネギに28種類の香辛料を合わせ、約９日間かけてつくるカレーです。
一番人気の飛騨豚カツカレーのほか、飛騨牛スジカレーやハヤシライスもあります。
中華そばの「ちとせ」は、もちろん中華そばもおいしいですが、それ以上に焼きそばが人気のお店です。
ちとせの焼きそばは地元民たちのソウルフードで、ちとせ特製ソースが味の決め手です。
半熟目玉焼きがのった肉玉子焼そばは間違いないおいしさです。
観光地の見どころランキング・1位
「飛騨の里」は、昔の飛騨の暮らしを村ごと再現した集落博物館です。雪深い気候風土の中で育まれてきた飛騨の人々の暮らしぶりを民家や民具などから肌で感じることができます。
飛騨の里では、移築された合掌造りの茅葺き屋根の民家や現在、全国で姿を消してしまった約300年前の榑(くれ）葺き屋根の民家も見ることができます。
江戸時代、飛騨中南部でみられた榑葺き屋根は、榑と呼ばれる板を葺き、石を置いたものです。
榑にするのは、カラマツ、ナラなどありますが、飛騨地方では、水に強く腐りにくいクリを榑にしています。
水車の回る「わらび粉小屋」や山仕事用の住居「杣小屋」や「炭焼き小屋」もあり、各民家の中には、農山作業の用具や当時使っていた日用品なども展示してあります。
さらに、村をまるごと再現した飛騨の里には、道端の各所に江戸時代に実際に拝まれていた小さな祠や石仏が置かれていて、当時の人たちの日常に思いを馳せることができます。
入場料は、大人700円です。
観光地の見どころランキング・2位
「新穂高ロープウェイ」は、「新穂高温泉駅」から「鍋平高原駅」までの第1ロープウェイと「しらかば平駅」から標高約2,100mの「西穂高口駅」を結ぶ第2ロープウェイがあります。第2ロープェイは、日本唯一の２階建てのゴンドラで子どもたちに大人気です。
花々が咲き乱れる春、青空と新緑のコントラストの夏、赤や黄色に彩られる秋、真っ白な冬と、アルプス山脈に囲まれた四季折々の大自然が目の前に広がります。
観光客の目当ては、標高2,156ｍの西穂高口駅屋上にある展望台。
西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの北アルプスの山々の 360度パノラマビューが圧巻です。
この新穂高ロープウェイの展望台は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星に認定された折り紙付きです。
また、標高1,305ｍの「鍋平高原駅」で降りると、大人600円で入浴できるかけながしの天然温泉露天風呂があります。
「新穂高温泉駅」にある無料で入れる温泉足湯もお勧めです。
観光地の見どころランキング・3位
高山の定番スポットといえば、食べ歩きが楽しい「さんまち通り」です。城下町の中心で商人町として栄えた高山の上三之町・上二之町・上一之町のあたりが「さんまち通り」と呼ばれています。
杉の葉を玉にした「酒ばやし」を軒先に吊るす造り酒屋や町家が軒をつらね、小京都と呼ばれるとおり、趣ある町並みです。
見所としてお勧めなのは、国史跡「高山陣屋」です。
陣屋とは、江戸時代に郡代・代官が政治を行った場所の総称です。
飛騨代官は江戸時代、関東・西国・美濃の郡代役所と並ぶ幕府の重要な直轄領でした。
幕末には全国に60数ヵ所あった陣屋ですが、現在も当時の建物が残っているのはこの高山陣屋のみ。
全国唯一の「高山陣屋」は、旅行者にお勧めのスポットとして、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で、二つ星を獲得しています。
まとめ
高山の定番スポットといえば、食べ歩きが楽しい「さんまち通り」です。城下町の中心で商人町として栄えた高山の上三之町・上二之町・上一之町のあたりが「さんまち通り」と呼ばれています。
杉の葉を玉にした「酒ばやし」を軒先に吊るす造り酒屋や町家が軒をつらね、小京都と呼ばれるとおり、趣ある町並みです。
見所としてお勧めなのは、国史跡「高山陣屋」です。
陣屋とは、江戸時代に郡代・代官が政治を行った場所の総称です。
飛騨代官は江戸時代、関東・西国・美濃の郡代役所と並ぶ幕府の重要な直轄領でした。
幕末には全国に60数ヵ所あった陣屋ですが、現在も当時の建物が残っているのはこの高山陣屋のみ。
全国唯一の「高山陣屋」は、旅行者にお勧めのスポットとして、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で、二つ星を獲得しています。
