群馬県

沼田市の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

沼田市は群馬県の北東部の山間にある、利根沼田地域の中となる市です。

数々の山はもちろん、沼田盆地、利根川や片品川の河岸段丘など多種多様な地形に富み、それらを生かした農作物も豊富な所です。

沼田市はその場所上、尾瀬や谷川、水上への通過点と見られがちですが、実は沼田市にも多くの名所があります。

沼田市は日本三大天狗の里といわれ、巨大な天狗の面と天狗神輿でも有名で、奇岩や紅葉の美しい迦葉山に天狗寺と呼ばれる弥勒寺があります。

さらに奥には自然を満喫できる玉原(たんばら)高原があり、春から夏にはラベンダーパークとなるスキー場や、小尾瀬とも呼ばれる玉原湿原湿原にブナ林、コンクリートではなく丸石を積み上げて作られたダムサイト、秋には黄金色に輝くカラマツ林を見ることができます。

更に沼田市は県内でも多くの果樹園が存在する場所で、とくにリンゴで有名です。

特に利根沼田望郷ラインと呼ばれる道路沿いの発知地区や佐山地区には数多くのリンゴ園があり、リンゴ狩りを楽しむことができます。

また沼田インターチェンジから川場村方面へ向かう奥利根湯煙街道付近にもさくらんぼやブルーベリーなどの観光農園があり、多くのファミリー客でにぎわっています。

グルメ情報

沼田市の誇るグルメはなんといっても多種多様な果物で、中でもリンゴは古くから県内随一の産地として知られてきました。

特に最近は幻のリンゴとも呼ばれる群馬名月が全国でも知られるようになり、地元でしか入手できないとあって旬の時期には各地から群馬名月を求める方で賑います。

群馬名月は赤城とフジの交配種で、果汁が多く、黄色いリンゴです。

またこの地方ではブドウやサクランボも以前から栽培していましたが、ここ数年はブルーベリーが大人気で、大粒で甘い新品種が幾つも誕生しています。

果物以外では昔からキノコも人気で、迦葉山のふもとで昔は池田村と呼ばれた付近ではナメコやマイタケの産地として知られており、迦葉山への参道近くの池田なめこセンターではナメコと地元の味噌を使った味噌汁が無料で飲めるほか、季節になると地元の山菜やアユの塩焼きが販売されます。

また沼田市には利根川と片品川が流れており、綾戸付近の利根川では季節になると簗が開かれるなど、川魚もおいしい所です。

群馬県の郷土食である焼き饅頭の店も多く、県内で大人気の味噌パンで有名なフリアンも沼田市内に店舗を構えています。

沼田の独特な料理としてはすいとんやお切込みに近いだんご汁があり、暖かい鍋物が恋しい季節にはぜひ食べてみたい料理です。

観光地の見どころランキング・1位

玉原湿原湿原は迦葉山よりさらに奥にある玉原高原にある高層湿原です。

丸石を積み上げたロックフィル式のダムである玉原ダムの奥に位置し、水源林である広大なブナ林に囲まれ、その植生から小尾瀬とも呼ばれている、隠れスポット的な湿原です。

玉原湿原湿原には水芭蕉やミズギクをはじめとした湿生植物はもちろん、高山地帯を好む植物も多く生えており、小さな湿原ながら多様な植物の宝庫となっています。

一部は茂みのようになっていますがブナ林を抜けると遊歩道や木道、ところどころにはテラスも整備され、ちょっとした散策を楽しむことができます。

尾瀬や覚満淵といった県内の湿原はハードルが高いという方は玉原湿原から始めるのも良いでしょう。

また玉原高原には広大なラベンダーパークもあり、花の季節には美しい紫色の景色を楽しむことができます。

観光地の見どころランキング・2位

吹割の滝は片品川の上流にある、東洋のナイアガラとも呼ばれる豪快な滝です。

名前の通り、水量が多い季節には滝底から飛沫が吹き上げてくるため、周辺の景色が霧がかかったように煙って見えることもあります。

吹割の滝は頭の上から落ちてくる落差の大きい滝ではなく、地面の割れ目に大量の水が吸い込まれていくという変わった姿の滝です。

水量によって全く違う姿を見せることでも知られ、水の少ない季節には滑らかな岩肌を白糸のような水の流れが幾つも滴り、水量が多い季節には遊歩道すら水流にのみ込み、轟音を挙げながら大地の中へ落ち込んでいきます。

この滝は大河ドラマのオープニング画面でも使われたことがあります。

吹割の滝の本体は地面の裂け目の中のために人が近づくことはできず、割れ目の中をカメラを付けた無線小型機で撮影した模様で、とても貴重な映像といえます。

観光地の見どころランキング・3位

沼田公園は真田氏の居城、沼田城の跡地を整備した公園で、群馬県内では桜の名所として知られています。

数多くの桜の木がありますが、そのうちの数本は御殿桜と呼ばれて親しまれています。

城の面影はあまり残っていませんが、公園内には櫓台と石垣、堀の一部が残り、かすかにその名残を感じ取ることができます。

また、城の浮沈に巻き込まれて数奇な運命をたどった鐘が残されており、現在は公園内に鐘楼となって移築され、桜の季節には周囲と調和して美しい鐘楼の姿を拝むことができます。

沼田公園は高台の崖の上にあり、端まで行くと沼田盆地と市街を眼下に眺めることができます。

桜以外にも花壇に季節の花が植えられ、木立の中にはレンゲつつじの姿も見られます。

また敷地内には国の重要文化財である旧生方家住宅棟も移築されており、資料としても貴重な歴史公園となっています。

まとめ

沼田公園は真田氏の居城、沼田城の跡地を整備した公園で、群馬県内では桜の名所として知られています。

数多くの桜の木がありますが、そのうちの数本は御殿桜と呼ばれて親しまれています。

城の面影はあまり残っていませんが、公園内には櫓台と石垣、堀の一部が残り、かすかにその名残を感じ取ることができます。

また、城の浮沈に巻き込まれて数奇な運命をたどった鐘が残されており、現在は公園内に鐘楼となって移築され、桜の季節には周囲と調和して美しい鐘楼の姿を拝むことができます。

沼田公園は高台の崖の上にあり、端まで行くと沼田盆地と市街を眼下に眺めることができます。

桜以外にも花壇に季節の花が植えられ、木立の中にはレンゲつつじの姿も見られます。

また敷地内には国の重要文化財である旧生方家住宅棟も移築されており、資料としても貴重な歴史公園となっています。