おすすめポイント
生月島は、長崎県平戸市に属する島で平戸島の北西に位置しています。以前は北松浦郡生月町でしたが、平成の大合併の時に平戸市生月町となりました。
1991年には、平戸島と生月島を隔てる辰ノ瀬戸に生月大橋が架けられました。
このことによって、平戸大橋経由で九州本土と陸路でつながることになり、町民の生活も大きく様変わりしました。
それまでは、平戸島や田平町からのフェリーのみが、九州本土へのアクセス方法でした。
この付近の海域は波が荒く特に冬場は、海があれることが多く、町民の通学や通勤の妨げとなっていました。
また、四方を海に囲まれたこの島は漁業が主な産業となっています。
それだけに、豊かな海の幸をふんだんに堪能することができます。
特に地元ではアゴと呼ばれるトビウオ漁が盛んに行われていて、干しアゴや、焼きアゴは、この地方の名産となっています。
また、約9000人ほどの人口のこの島はキリスト教殉教の島としても有名です。
16世紀ごろに領主であった籠手田氏がキリスト教に入信したことにより当時の島民も殆どキリスト教信者であったと言われています。
その後の厳しい弾圧に耐え、隠れキリシタンとなって信仰を伝えました。
そのため、当時をうかがわせる史跡も多く残っており歴史とロマンを感じることのできる島です。
グルメ情報
周囲を海に囲まれた生月島では海の幸が豊富です。特にこの地方では、アゴと呼ばれるトビウオ漁が盛んに行われています。
トビウオは、そのまま食べるより干物にしたほうが旨味が出ると言われています。
そのため、アゴの干物や焼きアゴが特産品となっています。
焼いて食べても良いのですが、この干物や焼きアゴでたいへん上品な出汁が取れるため、様々な料理に使われています。
例えば、島では、この出汁で作ったアゴ出汁ラーメンを食べることができます。
透き通ったスープのさっぱりした和風のラーメンで、さわやかな味わいが、観光客に人気です。
また、古くからこの島ではクジラ漁が盛んに行われてきました。
今では、漁そのものは行われていませんが、クジラを使った伝統料理は残っています。
今では、貴重な食材となったクジラを使った料理である「いさな料理」を堪能することができます。
この料理の中の「いさな鍋」は、アゴのだし汁を使った鍋で、赤身のクジラをスライスしたものをさっとくぐらせて食べる珍しい料理です。
また、この地方独特のクジラの食べ方で、赤身肉をルイベといって凍らせたままスライスしてわさび醤油で食べる方法があります。
サクサクとした歯ざわりの肉が口の中で溶けていくと独特のうまみが広がります。
観光地の見どころランキング・1位
石原橋展望所 は、生月島の西側を走る一本道で通称サンセットウェイといわれる道路の途中にある小さな休憩所ともいえる展望台です。サンセットウェイという道路の正式名称は、生月農免農道といいます。
しかし、この風光明美な景色の中を通るワインディングロードを単なる農道というのはそぐわない感じがします。
それほど美しい風景が続く海岸線沿いの道路なのです。
サンセットウェイの名の由来は、道沿いから眺める東シナ海に沈む夕日が美しいことから来ています。
その道沿いにあるこの石原橋展望所からの眺めは絶景でここで一度休憩して、記念撮影は欠かせないでしょう。
バイクのツーリングやドライブにはおすすめのコースになっています。
切り立った断崖になっている荒々しい花崗岩の海岸線を曲がりくねった道がどこまでも続いているかのようです。
この日本離れをした道のドライブの休憩場所が石原橋展望所 です。
観光地の見どころランキング・2位
長瀬灯台は、生月島の南にある長瀬鼻に建っているデザイン灯台です。長瀬灯台は、比較的新しく作られたもので、ロケットをモチーフにしてデザインされたと言われています。
その姿は、断崖絶壁の突端から今まさに飛び立とうとしているロケットのようでもあります。
ここから見える海と断崖の風景もすばらしく、一度訪ねてみて記念写真を撮るのもよいのではないでしょうか。
この場所は、まだ知る人も少ないようで隠れた観光スポットともいえます。
サンセットウェイとともに、ここに沈む夕日も素晴らしい景観です。
ドライブに訪れた時には必ず立ち寄りたい場所です。
玄界灘の荒波に削られたこの断崖絶壁に打ち付ける白波と青い海と空底に沈む夕日は長瀬灯台の白い壁に赤く映えて何とも言えない空間を作り出しています。
被写体としてはこれほど適した場所はないでしょう。
観光地の見どころランキング・3位
生月大橋 は、平戸と生月島を隔てる辰ノ瀬戸をつなぐ橋です。1991年に完成したこの橋は、全長960mあり、トラス僑としては、世界でも最大規模です。
橋は、スカイブルーに塗られており、さわやかな印象を受けます。
平戸大橋を経てこの橋へ差し掛かると道幅が狭いためか大変高い印象があります。
また、平戸大橋と違って、周りの風景が荒々しい岩であるためにこのスカイブルーの色が際立つ美しい橋です。
この橋のたもとには「生月大橋公園」があり、そこには、「道の駅生月大橋」があります。
散策のための遊歩道や多目的広場を備えたこの公園では地元の特産品が売られています。
地元特産の蒲鉾やアゴの干物はここで購入することができます。
なお、平戸大橋と同様に生月大橋も現在は無料で通行できるようになっています。
まとめ
生月大橋 は、平戸と生月島を隔てる辰ノ瀬戸をつなぐ橋です。1991年に完成したこの橋は、全長960mあり、トラス僑としては、世界でも最大規模です。
橋は、スカイブルーに塗られており、さわやかな印象を受けます。
平戸大橋を経てこの橋へ差し掛かると道幅が狭いためか大変高い印象があります。
また、平戸大橋と違って、周りの風景が荒々しい岩であるためにこのスカイブルーの色が際立つ美しい橋です。
この橋のたもとには「生月大橋公園」があり、そこには、「道の駅生月大橋」があります。
散策のための遊歩道や多目的広場を備えたこの公園では地元の特産品が売られています。
地元特産の蒲鉾やアゴの干物はここで購入することができます。
なお、平戸大橋と同様に生月大橋も現在は無料で通行できるようになっています。