青森県

青森県名所の旅行ランキングやオススメ観光スポット案内や地図・見どころや名所紹介

おすすめポイント

青森県は本州最北端に位置し、三方を日本海や太平洋、津軽海峡に囲まれているほか、山岳地帯や湖など、自然の多い東北地方にあっても、ひときわ自然の魅力があふれている地域です。

歴史や文化の異なる二つの地域である、津軽地方と南部地方の融合によって生まれたこともあり、青森県名所には個性的な側面を合わせ持つ観光地が多いのも特長です。

青森県のほぼ中心部には、津軽地方と南部地方を分けるように、八甲田と呼ばれる火山群があります。

豪雪地帯としても有名で、その厳しい自然によって明治期には有名な遭難事件が引き起こされましたが、現在は観光地として整備され、冬期はスキーやスノボー、夏期は登山など毎年多くの観光客が訪れています。

八甲田の南部には、南部地方最大の観光地、特別名勝と天然記念物に指定されている青森県名所、十和田湖と奥入瀬渓流があります。

2地点を合わせた観光客数は、毎年300万人を超えるほどの人気で、その風情は訪れる人々に安らぎを与えてくれます。

県南西部にある南津軽郡大鰐町には、重要文化財の木造阿弥陀如来坐像が保存されている大円寺や茶臼山公園、鎌倉時代には発見されていたとされる大鰐温泉など、多くの青森県名所があります。

特に茶臼山公園は、ツツジの名所として全国的にも有名な観光地で、その華麗な風景に多くの人が酔いしれます。

グルメ情報

八甲田では、特産品として八甲田牛が有名です。

脂質を控えめに赤身重視で生産された肉質が魅力で、八甲田周辺や青森市内など、多くの場所で八甲田牛によるバーベキューやサーロインステーキを堪能することができます。

奥入瀬周辺では、ヒメマスやニジマスなど多くの淡水魚が生息しているため、新鮮さを活かしたヒメマスのお刺し身や塩焼き、ニジマスのフライなどが人気です。

十和田や奥入瀬周辺が馬産地としても有名なこともあり、馬肉鍋や馬刺しも有名で観光客からも評判です。

醤油ベースのタレを使い、大量の玉ねぎと十和田牛バラ肉を、鉄板の上で豪快に焼いた「十和田バラ焼き」は、B級グルメとして地元でも非常に人気のあるメニューです。

また、新しいグルメの創作も行われており、奥入瀬渓流館ではバニラソフトクリームにコケに似せた抹茶パウダーをまぶした「奥入瀬苔ソフト」が人気になっています。

青森県名所の茶臼山公園のある大鰐町では、特産品として「つがる」や「サンふじ」といったリンゴが有名です。

周辺には多くのリンゴ農園が点在し、一般用や贈呈用のリンゴはもちろんのこと、各農園や果樹園では、新鮮なリンゴを使って独自に製造したリンゴジュースを販売し、観光客を喜ばせています。

観光地の見どころランキング・1位

八甲田は青森市と十和田湖のちょうど中間に位置する、代表的な青森県名所です。

複数の火山から形成され、田代平湿原や睡蓮沼など、高地湿原群が存在していることも大きな特長です。

田茂萢岳山頂付近まではロープウェイによる移動が可能なほか、景観の良さから毛無岱の登山ルートも人気です。

雪解けが進む春から夏にかけては山歩き、秋には紅葉、冬期間はスキーなどのウインタースポーツを存分に楽しむことができるほか、アオモリトドマツの樹氷も壮大です。

明治期に起きた雪中行軍遭難事件を慰める目的で建立された雪中行軍遭難記念像もあり、周辺では青森市街など素晴らしい景色が広がります。

高地湿原群では、植物ではカタシャジクモ等の絶滅危惧種指定種が見られるほか、キイロマツモムシやサワダマメゲンゴロウなど貴重な昆虫が生息するなど、足を運ぶ価値のある重要な湿原群となっています。

麓には八甲田に由来する火山性の酸ヶ湯温泉があり、観光客の疲れを癒やします。

観光地の見どころランキング・2位

茶臼山公園は大鰐町北部、JR大鰐温泉駅から車で10分程の場所にある、ツツジの名所として知られる公園です。

毎年5月頃には、4.5ヘクタールの面積に40種類以上、約1万5000本ものツツジが所狭しと咲き、観光客の目を虜にしています。

元々は桜の名所として知られていた茶臼山公園ですが、大鰐中学校の生徒達によって、昭和41年にツツジが植樹されて以来、ツツジの名所として知られるようになり、植樹は現在も引き継がれています。

咲いているツツジの種類は、久留米ツツジや琉球ツツジ、紅霧島やサツキなど多岐にわたり、ツツジ以外も含めると全300種もの植物が生息しています。

園内にある遊歩道「俳句の小径」には、俳句が刻まれている69の石が置かれ、来園者を楽しませてくれます。

公園山頂部にある茶臼館展望台からは、大鰐町の景色を一望することができます。

観光地の見どころランキング・3位

奥入瀬渓流とは、奥入瀬川が十和田湖に注ぎ込む子ノ口に始まり、銚子大滝や雲井の滝を経由し、焼山までの約14キロにおよぶ渓流の範囲を指します。

焼山に近い紫明渓は、大自然の面持ちが残る地域で、秋の紅葉の美しさや、川の両岸に立つ枯れ木に積もる雪景色が魅力のポイントです。

紫明渓からやや下流方面にある、3つの川が合流するポイント「三乱(さみだれ)の流れ」では、流れが急な場所と緩やかな場所が入り混じり、多くの顔を見せてくれます。

三乱の流れからやや十和田湖方面にある、「石々戸」も魅力的なポイントの一つです。

石々戸には鬼神のお松という美しい盗賊が隠れ住んでいたと言われる、伝説の大きな岩屋があります。

このほか、奥入瀬渓流には全15にものぼる滝があり、その美しい光景は観光客に癒やしを与えてくれます。

まとめ

奥入瀬渓流とは、奥入瀬川が十和田湖に注ぎ込む子ノ口に始まり、銚子大滝や雲井の滝を経由し、焼山までの約14キロにおよぶ渓流の範囲を指します。

焼山に近い紫明渓は、大自然の面持ちが残る地域で、秋の紅葉の美しさや、川の両岸に立つ枯れ木に積もる雪景色が魅力のポイントです。

紫明渓からやや下流方面にある、3つの川が合流するポイント「三乱(さみだれ)の流れ」では、流れが急な場所と緩やかな場所が入り混じり、多くの顔を見せてくれます。

三乱の流れからやや十和田湖方面にある、「石々戸」も魅力的なポイントの一つです。

石々戸には鬼神のお松という美しい盗賊が隠れ住んでいたと言われる、伝説の大きな岩屋があります。

このほか、奥入瀬渓流には全15にものぼる滝があり、その美しい光景は観光客に癒やしを与えてくれます。