おすすめポイント
川越市は子どもの頃の記憶が甦るような、ノスタルジーを感じる街並みやスポットが多く存在しています。菓子屋横丁では、懐かしい駄菓子や昔ながらのお煎餅、和菓子などが味わえます。
ドラマのセットのような大正浪漫夢通りは、実際に映画やドラマの撮影に利用されている所になり、レトロな佇まいの商店街です。
東日本ではここでしか見られない川越本丸御殿は、城主の生活と政治の場になり、江戸時代の貴重な建築を見学できます。
川越歴史博物館は、川越城と城主にゆかりのある品々が展示されていて、他にも平安末期の豪族の刀、室町時代の兜、川越城に残されていた忍者が使用していた道具などを見学できます。
一番街は江戸の風情が残る蔵の街であり、中でも一番古い大沢家住宅は1792年(寛政4年)に建てられ、国の重要文化財に指定されています。
一番街の中央には、1894年(明治27年)に再建された時の鐘があり、現在でも午前6時と正午、午後3時と6時の1日4回、時を告げています。
時の鐘からほど近い場所には旧八十五銀行本店本館があります。
1918年(大正7年)に建てられたコンクリート造の建物で、ドーム型の屋根が特徴です。
このように、川越市には江戸から昭和初期にかけての雰囲気がある、懐かしい佇まいの建物がたくさん残っています。
グルメ情報
川越市は食べ歩きが楽しいスポットで、菓子屋横丁や一番街などでは美味しそうなスイーツなどを店頭販売しています。一番街にある「中市本店」は、かつお節や昆布、煮干しなどを取り扱っているお店になり、ここではねこまんま焼きおにぎりを味わえます。
種類はかつお節といわし節の2種類で、座って食べられるイートインスペースが設けられています。
「Mio Casalo」はソーセージと川越市の地ビールCOEDOビールが楽しめるお店です。
1階が店舗、2階がレストランになっていて、観光で疲れた時にひと休みできます。
紫芋や栗を使ったスイーツも人気があり、時の鐘近くの「菓匠右門」では、輪切りにしたさつま芋とオーガニックのつぶあんを、山芋ともち米をブレンドした生地で包んだ和菓子のいも恋や、紫芋ソフトクリームなどがあります。
菓子屋横丁にある「浜ちゃん」には、ざっくりとカットしたさつま芋に塩を振りかけた芋スティックがあり、味噌おでん、焼きそば、ところ天などのメニューがあります。
「楽楽」は地元の方にも利用されているパン屋さんで、お味噌のパンは甘みと味噌の風味がマッチした、この店で1番人気のパンです。
うなぎ専門店の「うなっ子」は、店先に錦鯉が泳ぐ水路がある風流な外観のお店です。
うな重やうな丼、きも焼きなどがあり、ご飯に角切りのさつま芋を混ぜたいもうな重が人気です。
観光地の見どころランキング・1位
どこか懐かしい雰囲気のする菓子屋横丁は、1796年(寛政8年)に1件の江戸菓子を製造するお店ができたことから始まりました。その後お店の数は増えていき、1923年(大正12年)に発生した関東大震災の影響で東京へお菓子を供給するようになり、昭和初期になると菓子屋横丁にはたくさんのお店が軒を連ね最盛期を迎えます。
現在でも、麩菓子やラムネ、アイスキャンディー、お煎餅や和菓子などから、子どもの頃に食べた思い出の駄菓子まで、郷愁を誘う懐かしいお菓子が揃っています。
石畳の通りには赤い丸ポストや茶色に塗られた電柱があり昭和時代に戻ったような雰囲気が味わえます。
お菓子の匂いが漂うことから、2001年(平成13年)には、かおり風景100選に選ばれているスポットです。
最寄駅は東武東上線の川越駅または西武新宿線の本川越駅になり、駅から少し離れているためバスの利用が便利です。
観光地の見どころランキング・2位
本丸御殿は1848年(嘉永元年)に建てられた川越城の一部であり、埼玉県の指定文化財になっています。川口城は1457年(長禄元年)に築城された平山城で、江戸時代に入ると川越藩主となった松平信綱が川越城の整備を始め、本丸や二の丸、八幡郭などの曲輪、4つの櫓、13の門を持つ、総面積およそ9万8千坪の近代城郭が完成しました。
本丸御殿には、城主の住居や政務が行われる部屋、家臣が寝泊まりする部屋など、本丸御殿だけでも16棟の建物があり、広さは1025坪もありました。
しかし、明治に入ると廃城令で建物の大半が解体されてしまいます。
その内現存している本丸御殿は、玄関と36畳の大広間と廊下、川越藩の家老が常駐していた家老詰所になります。
建物内には当時の調度品や人形などが展示されていて、江戸時代の本丸御殿の様子を垣間見ることができます。
観光地の見どころランキング・3位
大正浪漫夢通りはノスタルジックな建物が建ち並ぶ商店街のため、映画やドラマの撮影でよく利用されています。重厚感のあるコンクリート造りの川越商工会議所は昭和2年に完成した建物で、当時は前武州銀行があったのですが、1970年以降は川越商工会議所が使用しています。
入口の金文字や木製の看板、赤い丸ポストなどがレトロな雰囲気を一層高めています。
大正浪漫夢通りは200mほど続く商店街で、モダンな洋風建築や町屋造りなどの和風建築が混在しているため、大正から昭和にかけての街角の面影を強く残している場所です。
昭和30年代にはアーケードが取り付けられ現代的な雰囲気になり、銀座商店街と呼ばれていましたが、このアーケードは1995年(平成7年)には撤去されています。
大正浪漫夢通りのお店の種類はさまざまで、文具店や人形店、精肉店、メガネ店などが営業しています。
まとめ
大正浪漫夢通りはノスタルジックな建物が建ち並ぶ商店街のため、映画やドラマの撮影でよく利用されています。重厚感のあるコンクリート造りの川越商工会議所は昭和2年に完成した建物で、当時は前武州銀行があったのですが、1970年以降は川越商工会議所が使用しています。
入口の金文字や木製の看板、赤い丸ポストなどがレトロな雰囲気を一層高めています。
大正浪漫夢通りは200mほど続く商店街で、モダンな洋風建築や町屋造りなどの和風建築が混在しているため、大正から昭和にかけての街角の面影を強く残している場所です。
昭和30年代にはアーケードが取り付けられ現代的な雰囲気になり、銀座商店街と呼ばれていましたが、このアーケードは1995年(平成7年)には撤去されています。
大正浪漫夢通りのお店の種類はさまざまで、文具店や人形店、精肉店、メガネ店などが営業しています。