おすすめポイント
グラナダはかつてはイベリア半島で最後のイスラム王朝であるナスル朝グラナダ王国の都でした。現在はスペインの南部にあるアンダルシア州グラナダ県の県都です。
グラナダではアルハンブラ宮殿や離宮のヘネラリーフェ庭園、イスラム時代の名残を残す地区アルバイシンなどがあり、他にもモスクの跡に建設された大聖堂カテドラルや16世紀から建設が始まった修道院であるカルトゥーハ修道院もあります。
このカルトゥーハ修道院は世界的に有名なのにも関わらず、日本人の観光客はまだ多くない穴場です。
またグラナダといえばフラメンコを楽しむのも良いでしょう。
居酒屋のことをバルといい、フラメンコを踊るための板を張ってある舞台があるレストランや居酒屋のことをタブラオといいます。
アルバイシンへ行った際にはちょっと寄り道して東側にあるサクロモンテの丘にあるタブラオでフラメンコを見てみるといいでしょう。
サクロモンテの丘では現在も少数民族であるジプシーのロマ達がクエバと呼ばれる洞窟住居に住んでいます。
ロマの生活について説明をしている博物館もありますので、そこへ寄ってみるのもいいのではないでしょうか。
ロマの住む洞窟では夏の日差しを避けるために内部が白く塗られています。
グルメ情報
アルハンブラ神殿を見に行った時には敷地内にあるカフェで一休みするのも良いでしょう。アウトドアのテーブルではビールやサングリアでゆったりと過ごすこともできますし、どちらかというとカジュアルなレストランでもあるのですが、リーズナブルな価格で食べることができます。
同じくアルハンブラ神殿のすぐそばにあるバルではボケロンと呼ばれるカタクチイワシの酢漬けはおいしいと評判です。
ヌエバ広場のすぐそばにはソパ・デ・マリスコスという魚介のスープが絶品だと評判の高いお店があります。
そのお店では海鮮パエリアなどもあります。
またグラナダでは典型的な料理があります。
パン粉料理であるミーガス、オレンジと鱈のサラダであるレモホン、羊の脳みそ入りオムレツであるサクロモンテ風トルティーリャや野菜のコールドスープであるガスパチョなどです。
バルでは飲み物を注文するともれなく1品だけ無料で食べ物を出してくれます。
この地域にはタパスバーと呼ばれる軽食が食べられるレストランが多いです。
お酒を注文した時に出してくれるタパスはそのお店によって違ったりします。
ですから、タパスバー巡りをするのも楽しいでしょう。
お水はとてもおいしいことで有名です。
水道水はもちろん飲むことができますが、多くの人がミネラルウォーターを飲んでいます。
観光地の見どころランキング・1位
アルハンブラ宮殿はグラナダ市の南東の丘の上にある城塞であり、宮殿です。この宮殿が建っている丘は夏場が暑いといわれるこの地方の中ではとても涼しい場所になっています。
アルハンブラ宮殿内には住宅、官庁、軍隊、厩舎、モスク、学校、浴場、墓地、庭園など様々な設備が整えられていました。
この宮殿のほとんどの部分はムスリム政権・ナスル朝時代に建設されたといわれています。
アルハンブラとはアラビア語で赤い城塞という意味がありますが、建物自体は白色をしています。
ではなぜ赤い城塞と呼ばれているのかということですが、これには諸説あり、城塞周辺の土地の土壌が赤いから、建築に使われた煉瓦の色などいわれています。
しかし有力な説としてアルハンブラ宮殿増築の際、夜通しでかがり火を燃やして工事していたのでグラナダ平野から宮殿を見上げると赤く染まって見えたことというものがあります。
観光地の見どころランキング・2位
ヘネラリーフェ庭園はムハンマド3世の時代に建設されたナスル朝時代の夏の別荘でした。アルハンブラ宮殿の北側に位置しており、アセキアの中庭と呼ばれる庭は細長い池を囲むようにして花壇や噴水、柱廊がつくられています。
アンダルシア地方のイスラム建築の中でも最も保存状態が良い一つです。
アルハンブラ宮殿とこのヘネラリーフェ庭園はかつて両者を分ける峡谷をまたぐ歩道によってつながれていたのではないかといわれています。
1931年頃から1951年にかけて補修作業がされて現在のような姿になりました。
歩道は伝統的なグラナダの様式のモザイク歩道です。
白色の石はダーロ川から集められ、黒色の石はグアダルキビール川の上流の支流であるGenil川から集められたものです。
観光地の見どころランキング・3位
アルバイシンは旧市街にあたり、中世ムーア人の統治時代の建築様式を残す場所です。ダーロ川を挟んで宮殿の西側にあります。
白壁の家と石畳で作られています。
ここにはイスラム教徒の住居があったので、今でも建物にはその名残があります。
この地区からはどの方角からでもアルハンブラ宮殿を見ることができるのがメリットです。
この地区の特徴には曲がりくねった道や階段の多さです。
城塞都市といわれるだけあり、簡単には攻められないようにと工夫をされていました。
またこの地区では陶器を使われている確率がとても高いです。
グラナダではザクロがトレードマークのように使われています。
陶器や道、モザイクなど至る所でザクロを見かけることができます。
歩いてまわってる時にチェックしてみるのも良いでしょう。
まとめ
アルバイシンは旧市街にあたり、中世ムーア人の統治時代の建築様式を残す場所です。ダーロ川を挟んで宮殿の西側にあります。
白壁の家と石畳で作られています。
ここにはイスラム教徒の住居があったので、今でも建物にはその名残があります。
この地区からはどの方角からでもアルハンブラ宮殿を見ることができるのがメリットです。
この地区の特徴には曲がりくねった道や階段の多さです。
城塞都市といわれるだけあり、簡単には攻められないようにと工夫をされていました。
またこの地区では陶器を使われている確率がとても高いです。
グラナダではザクロがトレードマークのように使われています。
陶器や道、モザイクなど至る所でザクロを見かけることができます。
歩いてまわってる時にチェックしてみるのも良いでしょう。