おすすめポイント
国内観光で北海道に次ぐ人気のツアーが盛りだくさんの沖縄ですが、日本列島の様に南北に細長い島のうち、実はマリンスポーツの中心は北部地区になります。観光の拠点も北部地区になりがちですが、実は歴史的な建造物や世界遺産などの史跡は沖縄南部に多く点在しています。
第二次世界大戦の地上戦の地となった沖縄において、平和を願う平和記念公園や戦火に巻き込まれたひめゆり学徒隊の史跡を見ることができるひめゆりの塔などの歴史記念館は、長崎や広島同様に沖縄にいらした方に1度は訪れてほしい観光地です。
また、琉球国としての歴史建造物の多くが貴重な世界遺産として登録がされています。
中でも沖縄南部で昔から観光地のランキングトップに君臨しているのが首里城公園になります。
大河ドラマなどの舞台となったりと、何かと注目される首里城ですが、本堂以外にも周辺地域には昔をしのばせる史跡があり、ガイドとともに沖縄の歴史にふれながら回る首里城は、沖縄の別の一面を知ることができる貴重な体験ができます。
また、世界遺産に登録されている琉球国時代の城跡などが中南部にあります。
中国との交流もあり、沖縄ならではの石垣づくりなどをみると悠久の歴史ロマンを感じることができます。
グルメ情報
周囲を海に囲まれた沖縄では南国ならではのカラフルで変わった魚料理などが味わえます。沖縄南部の糸満市では毎日新鮮な魚介類が東京や大阪の市に出荷されています。
漁港を訪れるとマグロ料理が味わえる食堂の「マグロ基地」などもあり、島国沖縄を堪能することができます。
那覇市の公設市場でも、市場で買った魚介類をそのまま2階の食堂で調理をお願いできますので、市場観光の際にはその場で食してみましょう。
同じく公設市場で観光客の目を引くのが豚の顔の皮をそのままあぶった「ちらがー」と呼ばれる部位が並んでいる光景です。
沖縄では牛よりも豚肉の文化が浸透しており、沖縄料理の多くが豚肉を使用しています。
豚は捨てるところがないといわれる食材で、耳の皮を使った「みみがー」や足などの部位を使った「あしてぃびち(豚足)」など、耳慣れない響きを持つ料理が数多くありますので、沖縄にいらした際には豚料理を頼んでみましょう。
一方で、健康ブームが到来し、長寿県沖縄の食材に多くの関心が寄せられています。
苦みが独特のゴーヤーや、本土ではほとんど食用とはしない野菜であるへちま等を炒めた「チャンプルー」料理なども種類が豊富にそろっています。
素朴で身体によい沖縄料理は本土でも調理可能なものばかりです。
観光で食べた料理をレパートリーに取り入れるのも良いでしょう。
観光地の見どころランキング・1位
首里城は琉球王朝最大の城として歴史的役割を担った重要な建造物です。首里城自体は、一度飼いたいされたものを再建したものです。
2000年に世界遺産として登録がされていますが、登録の内容は首里城跡で、再建された現在の建物とはなっていません。
首里城公園は正殿のほかに、中国などの来賓を歓迎した守礼の門や、王家をまつった沖縄様式の玉遼(たまうどぅん)、第二尚家の菩提寺の円覚寺跡、舟遊びに使われた龍譚池などの文化財も含んでいます。
その多くが中国様式を取り入れた異国文化の漂う独特の雰囲気を持っており、日本にいながら中国などのアジア文化を楽しむこともできます。
首里城公園では記念撮影や文化財観光に地域ガイドを頼むこともできます。
自由に見て回るもガイドを頼むのもどちらも有意義な時間が過ごせます。
観光地の見どころランキング・2位
沖縄南部にあるひめゆりの塔は、第二次世界大戦時に戦火に巻き込まれた女学生で結成されたひめゆり学徒隊の慰霊碑です。現在でも毎日多くの献花がひめゆりの塔に捧げられ、静寂とした雰囲気を持つ場所になっています。
敷地内にはひめゆり学徒隊にまつわるひめゆり平和祈念資料館があり、施設規模は小さいながらも、戦争の悲惨さや当時の女学生一人一人の顔写真と手記が展示されているなど、控えめの中に感じる戦争の悲痛さがひしひしと伝わる場所になっています。
施設は女学生らが看護要員で参加をしていた沖縄軍病院第三外科の使用した壕の跡に建設されており、今でも壕を見学することができます。
ひめゆり学徒隊の生存者によるボランティアガイドもあり、生の歴史を感じることができます。
近隣には、平和記念公園もあり、本土からの観光客や修学旅行の研修などで多くの人々が訪れています。
観光地の見どころランキング・3位
全国各地にあるパワースポットの中でも、沖縄南部の知念村にある斎場御嶽(せーふぁうたき)に訪れてみましょう。「最高位」の意味を持つ「せーふぁ」の名を持つ斎場御嶽は、文字通り王国時代の御嶽として大切にされています。
御嶽(うたき)とは、沖縄で神に祈りを捧げる拝所を指しています。
斎場御嶽からは、神の島ニライカナイに通じているといわれる久高島が見える場所にあり、現在でも御嶽として重要な役割を果たしています。
神に祈りを捧げるのは女性に限られるため、御嶽は女性のみが立ち入ることができる神聖なものとなっております。
入り口より奥には原則男性は禁止になり、どうしても入る場合には袖を女性合わせに直していたようです。
御嶽内では、殺生が禁止されており、虫一匹であっても殺してはだめなどのルールもありますので、訪れる際はガイドブックなどを参考に事前に確認をしておきましょう。
まとめ
全国各地にあるパワースポットの中でも、沖縄南部の知念村にある斎場御嶽(せーふぁうたき)に訪れてみましょう。「最高位」の意味を持つ「せーふぁ」の名を持つ斎場御嶽は、文字通り王国時代の御嶽として大切にされています。
御嶽(うたき)とは、沖縄で神に祈りを捧げる拝所を指しています。
斎場御嶽からは、神の島ニライカナイに通じているといわれる久高島が見える場所にあり、現在でも御嶽として重要な役割を果たしています。
神に祈りを捧げるのは女性に限られるため、御嶽は女性のみが立ち入ることができる神聖なものとなっております。
入り口より奥には原則男性は禁止になり、どうしても入る場合には袖を女性合わせに直していたようです。
御嶽内では、殺生が禁止されており、虫一匹であっても殺してはだめなどのルールもありますので、訪れる際はガイドブックなどを参考に事前に確認をしておきましょう。