おすすめポイント
富士五湖は富士山の付近にあることから、年間を通して多くの観光客が訪れる地域です。しかし、実際には富士五湖は富士山の付属物という扱いではなく、このエリアだけで様々な観光スポットがあり、十分楽しめる場所となっています。
富士五湖は本栖湖、精進湖、西湖、河口湖、山中湖の五つの湖からなり、いずれも富士山の噴火によって生じた堰止湖で、富士箱根伊豆国立公園に指定されています。
また、2011年には国の名勝に指定され、2013年には世界文化遺産に登録されるなど、近年ますます注目を集めています。
いずれの湖からも富士山を近くで眺めることができ、美しく雄大な富士山と、澄んだ水がたたえられた湖との色合いのコントラストは時間帯や季節に応じて様々な表情を見せてくれます。
また、それぞれの湖のほとりには桜やつつじ、チューリップなどの花々が植栽されており、見ごろを迎えるころには明るく華やかな色合いの花々が、富士山や湖に彩りを添えてまた異なる美しさを見せてくれます。
登山が苦手な人でも湖めぐりをすることで、様々な角度からの富士山を眺めることができ、近年では外国人観光客も、湖で行われるイベントや体験ツアーなどに参加しています。
グルメ情報
富士五湖は観光地ということもあり、グルメ関係も充実しています。特に観光客の出入りの多い日中にランチなどを提供しているレストランは非常に多く、洋食、和食、中華、カフェ、お総菜など様々なジャンルの店舗がありますので、食事で不自由な思いをすることはありません。
中には、地元の郷土料理を提供している店舗もありますが、ほうとう料理やニジマスの蒲焼きやイノシシ、シカといった山肉の料理、山菜料理、湖で獲れるヒメマスやワカサギの料理など、バラエティに富んでいます。
一般的に、観光地の食事処というのは価格が割高で冷凍食品などの手間のかからないメニューが多いといった印象を受けがちですが、この地域は山の幸もふんだんにありますし、湖から獲れる魚もいるなど新鮮な食材が入手しやすいこともあって、満足のいく料理を堪能することができます。
料理やスイーツには富士山をかたどったものも多く、本物の富士山を眺めながら、この地域でしか食べることのできない新鮮な食材の料理に舌鼓を打つといった観光客も多いです。
お土産でもお菓子や小物類など、富士山をモチーフにしたものがたくさんありますので、時間がある人はいろいろ見て回るとよいでしょう。
観光地の見どころランキング・1位
富士急ハイランドは河口湖町船津にあり、ボウリング場や宿泊施設、美術館、温浴施設などのほか、多くの絶叫マシンを含めた様々なアトラクションが設置されたアミューズメントスポットです。近年では絶叫マシンが多いといわれていた富士急ハイランドにも、小さい子供が楽しめるアトラクションが増えてきたため、観光客が子供を連れてやってくるというケースも増えています。
また、富士急ハイランドでは冬季限定でアイススケートリンクも営業しており、首都圏では最も開業が早いため、オープン当初は大勢の利用者でにぎわっています。
絶叫系が多いこともあってバラエティー番組のロケ地となることも多く、芸能人が場内を歩いていたり、アトラクションに乗っているのを見かけることも珍しくありません。
観光地の見どころランキング・2位
河口湖は富士五湖の中でも最も長い湖岸線を持ち、最も低い標高地点にあります。5つの湖の中では2番目の大きさで、湖の中央には小さな島があります。
河口湖は富士五湖の中では最も早く観光開発されており、温泉街やオルゴールの森、ロープウェイ、遊覧船、猿まわし劇場、キャンプ場など観光客が河口湖周辺だけでもゆっくり過ごすことができるように様々な施設が整えられているほか、旅館や飲食店、物産展なども充実していますので、周辺を刊行するときの拠点として利用する人も多いです。
ブラックバスやマスが放流されており、貸ボートや釣具屋も多いため、バスフィッシングのために全国から多くの人が訪れます。
谷崎純一郎の細雪にも河口湖が登場しており、湖畔には文学碑が建てられています。
観光地の見どころランキング・3位
鳴沢氷穴は山梨県南都留郡鳴沢村にある溶岩洞で、国の天然記念物に指定されています。平安時代初期に富士山の北西山麓で発生した大規模な噴火活動により作られたといわれており、内部は非常に低温で、年間の平均温度は3度ていどしかありません。
そのため、江戸時代には氷の貯蔵庫として使用されたり、大正時代には冷蔵庫として用いられるなど様々な利用がなされていました。
地下21mの木の池では、氷柱や玄武岩質の溶岩群を見ることができ、地上とは全く異なる風景を体験できます。
富士五湖からは少し離れた立地になりますが、富士山に絡んでめったに見ることのできない景色がたくさんある場所ですので、ぜひ訪ねてみましょう。
鳴沢氷穴へは河口湖からが最も近いですが、車で15~25分程度かかります。
まとめ
鳴沢氷穴は山梨県南都留郡鳴沢村にある溶岩洞で、国の天然記念物に指定されています。平安時代初期に富士山の北西山麓で発生した大規模な噴火活動により作られたといわれており、内部は非常に低温で、年間の平均温度は3度ていどしかありません。
そのため、江戸時代には氷の貯蔵庫として使用されたり、大正時代には冷蔵庫として用いられるなど様々な利用がなされていました。
地下21mの木の池では、氷柱や玄武岩質の溶岩群を見ることができ、地上とは全く異なる風景を体験できます。
富士五湖からは少し離れた立地になりますが、富士山に絡んでめったに見ることのできない景色がたくさんある場所ですので、ぜひ訪ねてみましょう。
鳴沢氷穴へは河口湖からが最も近いですが、車で15~25分程度かかります。