おすすめポイント
川越は小江戸と呼ばれている蔵造りの町です。新宿から特急に乗ればわずか45分程度で行くことができます。
そしてそんな川越のシンボルといえば時の鐘があります。
最初のものは400年ほど前に川越酒井家の二代目当主である酒井忠勝によって建てられました。
しかし大火などによって焼失したりなどがあり、現在残っているものは明治26年に再建された4つめの時の鐘です。
昔は鐘つき守によって鳴らされていましたが、現在のものは機械仕掛けになっています。
しかし400年前と同じように午前6時、正午、午後3時、午後6時に正確に鐘を鳴らし続けています。
また1500年ほど前に創建されたという川越氷川神社には夫婦神の両親と夫婦神、そして夫婦神の子供の神が祀られており、昔から縁結びのご利益が有名です。
良縁祈願としてあい鯛みくじがありますが、このみくじが他とは少し違っていて鯛の形をしているみくじを自分で釣り上げるというものです。
これは良縁を自分で釣って持ち帰るという縁起をかついだみくじなのです。
大正から昭和初期にかけて建てられた建物が並ぶ大正浪漫夢通りも蔵造りの街とはまた違ったノスタルジックな雰囲気を出していて面白いです。
江戸時代から続く老舗から新しいお店までいろんなタイプがあり、ドラマなどにもよく使われています。
グルメ情報
本川越駅のすぐ近くにあるのが餃子屋です。ここの餃子は肉まんのようなふっくらとした餃子の皮が特徴の餃子をパリパリに揚げてあります。
おなかが本格的にすいている場合は作りたての鰹節をたっぷりと乗せた焼きおにぎりを食べるというのがオススメです。
焼きおにぎりは目の前で網で焼いてくれます。
作りたての鰹節の香りと香ばしいしょうゆのついた焼きおにぎりは外がパリッとしていて中はふんわりと懐かしい味です。
昔ながらのおやつを食べたい方は大学いも専門店や焼き団子専門店などに立ち寄ってみるのもオススメです。
昔ながらの味を感じることができますし、小腹がすいた時に満たせるのが高ポイントです。
川越ではさつまいもを使ったスイーツや料理を扱っているお店が多いです。
食べ歩きをするのにぴったりだと人気が高いのが大きくカットしたさつまいもとあんこが入っている作りたてのおまんじゅうやエビせんべいのようなソフトタイプのせんべいに明石焼きをはさんで食べるおやつなどがあります。
購入時にはまだ何もかかっていないので食べる時にソースやマヨネーズなどをかけて食べます。
そして食べやすいように明石焼きをつぶすようにしてせんべいで挟んで食べましょう。
観光地の見どころランキング・1位
蔵の街は駅から大正浪漫夢通りを抜けた場所にあります。川越へ来たならば蔵の街は絶対に外せない区域だといわれています。
この蔵の街にある土蔵は明治時代に起きた川越大火の時にも無事で、それからさらに耐火性についても見直されて重厚な開き扉や堅牢な瓦屋根を店蔵に取り入れました。
そしてこのエリアにある川越のシンボルが時の鐘です。
そして菓子屋横丁もぜひ訪れてみたいものです。
この菓子屋横丁には22軒のお菓子屋や駄菓子屋が軒を連ねており、昔懐かしのお菓子を見つけることもできます。
この横丁は明治のはじめに鈴木藤左衛門という人物が江戸っ子が好むような気取らないお菓子を作ったことがきっかけだったといわれていますが、大正12年に関東大震災によって被害を受けていた東京の代わりに製造供給を賄っていました。
昭和初期は70軒近くお店があったといわれています。
現在は横丁を含めた蔵の街全体が重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
観光地の見どころランキング・2位
本丸御殿は1848年にその当時の藩主である松平斉典によって造営されました。本丸御殿は江戸時代頃に17万石を誇った川越城のただ一つの遺構です。
明治維新後に川越城は解体されましたが、嘉永元年に再建されており、現在残っているのはその一部である玄関や大広間、移築復元された家老詰所です。
玄関に入ると廊下がぐるりと部屋を取り囲んでいます。
また部屋の装飾は御殿と名付けられてはいるものの質素で装飾などは最低限に止められていますが、扉に描かれている杉戸絵や車寄せの構えはとても豪華です。
大広間には今でも松の絵板戸があり、家老詰所には家老の人形を設置して当時の家老たちのやりとりが想像しやすくなっています。
歴史を好きな方にはこの本丸御殿はマストスポットといっても過言ではありません。
観光地の見どころランキング・3位
830年に慈覚大師が創建した喜多院はかつての天台宗関東総本山です。川越だけではなく埼玉県を代表する寺院として有名です。
江戸時代初期には有名な僧侶である天海僧正が住職を勤めるようになったことがきっかけで親しかった徳川家康から幕府からも厚い庇護を受けるようになりました。
そして江戸城から現在重要文化財になっているいくつかのものが移築されてきたのです。
例えば三代将軍である家光が誕生したといわれる豪華な壁画や墨絵で装飾された客殿や家光の乳母として有名な春日局の書院と呼ばれる化粧の間、山門、鐘楼門、慈眼堂などです。
そして喜多院で観光客にも人気が高いのが日本三大羅漢の一つに数えられる五百羅漢も安置されています。
人間の喜怒哀楽をよくとらえいるいろんな表情をした石仏群が約540体ほど境内に並んでいます。
まとめ
830年に慈覚大師が創建した喜多院はかつての天台宗関東総本山です。川越だけではなく埼玉県を代表する寺院として有名です。
江戸時代初期には有名な僧侶である天海僧正が住職を勤めるようになったことがきっかけで親しかった徳川家康から幕府からも厚い庇護を受けるようになりました。
そして江戸城から現在重要文化財になっているいくつかのものが移築されてきたのです。
例えば三代将軍である家光が誕生したといわれる豪華な壁画や墨絵で装飾された客殿や家光の乳母として有名な春日局の書院と呼ばれる化粧の間、山門、鐘楼門、慈眼堂などです。
そして喜多院で観光客にも人気が高いのが日本三大羅漢の一つに数えられる五百羅漢も安置されています。
人間の喜怒哀楽をよくとらえいるいろんな表情をした石仏群が約540体ほど境内に並んでいます。