おすすめポイント
蓼科高原は八ヶ岳の西麓一帯に広がる高原にあるリゾート地です。八ヶ岳連峰の最北端にある、「諏訪富士」の別名を持つ蓼科山の南西山麓に位置しています。
八ヶ岳の景観はもちろん、他の信州の山岳地帯の景観が楽しめるのに加え、標高2000メートルを超える高所にまで道路やロープウェイが整備されているので、高山のハイキングが気軽に楽しめるのも魅力です。
リゾート地としての開発は戦後から始まりました。
昭和27年に人口湖が完成すると、周辺の開発が一気に進み、高原リゾートとして多くの観光客が訪れるようになりました。
比較的古い山岳リゾートであるため高度なリゾート文化が醸成されており、上質なリゾートホテルなどの宿泊施設やゴルフ場、個性的なレストランなどが数多く立地しています。
また古くから温泉保養地としても知られており、湯治のために多くの人々が訪れていました。
最も古い温泉は室町時代から続く渋の湯で、他に戦国時代からの歴史を持つ滝の湯、江戸時代開湯の親湯といった古い歴史をもつ温泉地があります。
いずれも山深い渓谷沿いにある、秘湯感満点の温泉地です。
その後も現在に至るまで温泉の開発が行われ、今でも周辺には多くの良質な温泉が湧きでています。
グルメ情報
蓼科のある信州といえば、豊かな農産物などおいしいものがたくさん楽しめる場所として有名です。代表的なものは信州そばでしょう。
ここ蓼科にもこだわりの信州蕎麦のお店が多く立ち並んでいます。
その中でも別荘地の中にある「しもさか」は人気のお店です。
国産の、それも無農薬のそば粉にこだわった十割蕎麦は、新そばの時期でなくとも十分にそばの香りを堪能できます。
諏訪インターに近く、行き帰りの途中に立ち寄るのに便利なのが、同じビーナスラインでも麓の茅野市街地にある蕎麦の里です。
信州産のそばを気軽に楽しめる店として人気があります。
なかでも特殊な製法のどうづきそばは絶品です。
またリゾート地らしく、おしゃれな洋風のレストランがたくさんあります。
その中でも最高のレストランといえるのが、オーベルジュエスポワールです。
地産池消にこだわり、食材の持ち味を十分に引き出した、藤木シェフによる本格的なフレンチが楽しめます。
特にジビエ料理は高い評価を得ています。
ひときわ目立つ会員制リゾートのエクシブ蓼科では、会員以外でも施設内のカフェやレストランを利用することが可能で、高級リゾートの雰囲気を手軽に楽しめるのでおすすめです。
北部の女神湖を越えた先にある長門牧場のソフトクリームは蓼科観光のマストアイテム。
ぜひ立ち寄りたいものです。
観光地の見どころランキング・1位
富士見高原は蓼科と同じ八ヶ岳山麓にある観光エリアです。中央自動車道の諏訪南ICもしくは小淵沢ICからアクセスできます。
なだらかな八ヶ岳の裾野はダイナミックな景色で、カラマツの森に囲まれた高原の景観や、北部原村から茅野市にかけての一帯では、広大な農場の向こうに望む北アルプスの景観を楽しむことができます。
多くの別荘が立ち並ぶ富士見高原の南西部分には、リゾート施設が整備された、富士見高原リゾートがあります。
ゴルフ場や宿泊施設があり、トレッキングコースも整備されています。
中でももっとも有名なのが、夏季の花の里です。
冬季はゲレンデでとして使われている広い敷地いっぱいに花壇が整備されており、見渡す限りのお花畑の中、散策を楽しむことができます。
富士見高原は冬季はスキー場としてにぎわいます。
小規模なスキー場ですが、初心者には最適な規模なため、家族連れには人気があります。
子供用にキッズスノーランドも整備され、遊園地感覚で楽しむことができます。
観光地の見どころランキング・2位
入笠山高原は蓼科のある八ヶ岳の南にそびえる入笠山中腹にある高原です。標高は1800mちかくありますが、車道が通じているため、マイカーでのアクセスが可能です。
最寄りのインターチェンジは中央自動車道の諏訪南インターチェンジです。
入笠山高原から麓にかけては冬季はスキー場となっていますが、ゴンドラは夏季でも営業しています。
このゴンドラを使ってのアクセスもできます。
夏にゴンドラで入笠山高原にたどり着くと、もうその時点から眼下に雲海を望む素晴らしい展望のお花畑が広がっています。
入笠山高原は花の百名山としても知られており、特にすずらんが有名です。
高原ではお花畑が広がる入笠山湿原の散策以外にも、ゴンドラ山頂駅でレンタサイクルを借りてのサイクリング、パラグライダー、といった多彩な楽しみ方ができます。
花の百名山にもなっている入笠山山頂までは徒歩でおよそ1時間の道のりです。
観光地の見どころランキング・3位
諏訪湖の湖畔には岡谷市、下諏訪町、諏訪市と3つの自治体があり、このうち諏訪市と下諏訪町が観光地の中心地として賑わっています。下諏訪町には諏訪大社下社の春宮・秋宮があります。
諏訪湖一帯は「日本のスイス」と呼ばれるほどの時計をはじめとした精密機械工業が盛んで、下諏訪町の諏訪大社下社秋宮前には、時計の博物館である「諏訪湖時の科学館 儀象堂」があります。
ここでは展示のほかに、時計作りを体験することができる工房もあります。
諏訪市には諏訪湖畔に大規模な温泉街があり、高層のホテルやリゾートマンションが湖畔に立ち並ぶ華やかな雰囲気があります。
その一角にある日帰り入浴施設「片倉館」は、昭和初期に建設された大理石を使ったローマ式の浴場で、立って歩けるほどの深い浴槽が特徴です。
また上諏訪駅の南の国道20号線沿いには、諏訪地区の酒蔵のうち五蔵が集中して立ち並んでおり、クーポンを購入すれば飲み歩きを楽しむことができます。
まとめ
諏訪湖の湖畔には岡谷市、下諏訪町、諏訪市と3つの自治体があり、このうち諏訪市と下諏訪町が観光地の中心地として賑わっています。下諏訪町には諏訪大社下社の春宮・秋宮があります。
諏訪湖一帯は「日本のスイス」と呼ばれるほどの時計をはじめとした精密機械工業が盛んで、下諏訪町の諏訪大社下社秋宮前には、時計の博物館である「諏訪湖時の科学館 儀象堂」があります。
ここでは展示のほかに、時計作りを体験することができる工房もあります。
諏訪市には諏訪湖畔に大規模な温泉街があり、高層のホテルやリゾートマンションが湖畔に立ち並ぶ華やかな雰囲気があります。
その一角にある日帰り入浴施設「片倉館」は、昭和初期に建設された大理石を使ったローマ式の浴場で、立って歩けるほどの深い浴槽が特徴です。
また上諏訪駅の南の国道20号線沿いには、諏訪地区の酒蔵のうち五蔵が集中して立ち並んでおり、クーポンを購入すれば飲み歩きを楽しむことができます。