おすすめポイント
パリといえばフランスの首都であると共に、政治、経済、文化の中心地。海外旅行の定番であり、その観光客数は世界一とも言われています。
また、昔から花の都、食の都、そして芸術の都などとの称号のもとで世界の人々の憧れとして定着してきた都市としても知られています。
歴史を紐解くと18世紀の終わりまでは長らく続いた絶対王政によって豪華絢爛たる王朝が栄え、1789年にフランス革命が巻き起こると今度はナポレオンの時代、そして民衆の時代へと移り変わり、パリ各地にはその時その時の文化の名残りや記憶、爪痕が色濃く残っています。
こういった簡単な知識を踏まえた上で観光に望むと美しいだけに留まらない、また別の街の姿が立ち現れてくることでしょう。
列車であればパリ駅、そして飛行機であればシャルル・ド・ゴール空港から足を踏み入れるこの都市は、まさに街全体が見どころとも言うべき観光都市となっており、セーヌ川沿いに広がったその土地もとても広大。
きちんと計画を立てて回らなければ全体をきちんと堪能することは不可能でしょう。
そのため、限られた日数や時間で見て回るためにはそれなりのテーマを決めたり、観光ルートを定めてから回るのが巧いやり方と言えるでしょう。
グルメ情報
パリはグルメの都と呼ばれるだけあって世界に名だたる高級レストランが軒を連ねることでも知られています。とりわけフランス料理というジャンルに関してはこの地が聖地ですから、味に厳しいパリ市民の舌を唸らせる名店が数多く存在します。
とりわけ人気と高品質を兼ね備えた名店はミシュランガイドにて三ツ星を与えられ、2014年はル・ブリストル、ル・プレ・カトラン、アストランス、ルドワイヤン、そして新規のラシエット・シャンプノワーズなど10店ほどがその称号を勝ち取っています。
もちろん、食の聖地ゆえに二つ星や一つ星などでもかなり満足できるクオリティであることは間違いなく、その中にはフランス料理のみならず、オクダやジンといった和食のお店もエントリーされているのも見どころ。
パリであえて日本食を楽しんでみるのも生涯忘れ得ぬ思い出となるのではないでしょうか。
さらに堅苦しいレストラン以外にもセプティムのようなネオビストロ系の名店も含まれており、旅の疲れをねぎらいつつ、美味しいお酒と気の利いた食事で満足感に浸りたい人にも打ってつけと言えるでしょう。
こういった人気店は公式サイトを経由してメールにて予約が入れられるお店も多く、残念ながら日本語対応のお店は限られているものの、英語であれば確実に連絡を取り合うことが可能です。
観光地の見どころランキング・1位
ルーヴル美術館といえばパリ観光のまさに顔と言える、世界最大の美術館として知られています。もともとは12世紀に建てられた要塞で、その後にフランス王の王宮として使用されるようになり、17世紀末にルイ14世がヴェルサイユ宮殿へ移り住んでからは、もっぱら王室所蔵の美術品を収蔵したり、展示したりする場所として使用されるようになり現在のルーヴル美術館の発端が出来上がりました。
ルーヴル美術館で最も有名な展示品としてはダ・ヴィンチの「モナ・リザ」があり、この展示室は常に多くの鑑賞者で溢れています。
他にもミケランジェロのダビデ像やサモトラケのニケ、ミロのヴィーナス、さらにドラクロワによる「民衆を導く自由の女神」はまさにフランスの象徴的な絵画としてもダイナミックにその魅力を現代に伝えています。
観光地の見どころランキング・2位
エッフェル塔はパリにおけるまさにモニュメントやトレードマークとも言える鉄製の塔です。シャン・ド・マルス公園の最もセーヌ河沿いの場所に立ちそびえており、もともとは1889年の万国博覧会の目玉となる建造物として、フランスの総力を結集させて2年2ヶ月という最短期間で建てられ、当時から現在までにおよそ2億人以上がエッフェル塔を訪れていると言われています。
その高さは324メートルに達します。
このエッフェル塔は博覧会終了後は取り壊される予定だったものの、その後は軍事用の無線発信に使われたりするなどして存続し、現代でもなおテレビやラジオを始めとする放送用としても使われています。
この展望台からは市内が一望できるほか、展望室にはレストランも備わっており、美しい景色を眺めながらグルメに舌鼓を打つことも可能です。
観光地の見どころランキング・3位
もともと凱旋門と言うと古代ローマ時代、闘いの勝利を記念して作られたもので、パリの代名詞とも言うべきこの凱旋門は、正式にはエトワール凱旋門と呼ばれ、様式としては新古典主義に属するもの。1805年にアウステルリッツの戦いに勝利したナポレオン・ボナパルトによって建造を命じられ、結局、彼の死後、1836年に遂に完成しました。
その周辺はシャルル・ド・ゴール広場としても知られています。
また、立地場所は市内の12本の放射状道路が集まる中心地であり、ルーヴル美術館からシャンゼリゼ通りを一直線に進んだ突き当たりでもあります。
観光ではこの道を散歩しながらパリの空気を満喫するのもひとつの楽しみと言えるでしょう。
入り口はシャンゼリゼ通りから続く地下道を通って進んだところにあり、身体の不自由な人以外は基本的に螺旋階段を使って屋上へとのぼります。
条例によって市内周辺には高い建物がないため、四方八方が広範囲にわたって見渡せるスポットとなっています。
まとめ
もともと凱旋門と言うと古代ローマ時代、闘いの勝利を記念して作られたもので、パリの代名詞とも言うべきこの凱旋門は、正式にはエトワール凱旋門と呼ばれ、様式としては新古典主義に属するもの。1805年にアウステルリッツの戦いに勝利したナポレオン・ボナパルトによって建造を命じられ、結局、彼の死後、1836年に遂に完成しました。
その周辺はシャルル・ド・ゴール広場としても知られています。
また、立地場所は市内の12本の放射状道路が集まる中心地であり、ルーヴル美術館からシャンゼリゼ通りを一直線に進んだ突き当たりでもあります。
観光ではこの道を散歩しながらパリの空気を満喫するのもひとつの楽しみと言えるでしょう。
入り口はシャンゼリゼ通りから続く地下道を通って進んだところにあり、身体の不自由な人以外は基本的に螺旋階段を使って屋上へとのぼります。
条例によって市内周辺には高い建物がないため、四方八方が広範囲にわたって見渡せるスポットとなっています。